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市況解説 2021年5月17日(月)

2021年5月17日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,824.83(-259.64)
TOPIX 1878.86(-4.56)
東証一部売買高 116498万株

大引け・反落―一時400円超下落も割安感に着目した買いで下げ渋る

17日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比259.64円安の27824.83円で取引を終えた。14日の欧米株高を受けて買いが先行したものの、ワクチン接種の遅れに伴う国内経済活動の正常化の遅れが意識され、次第に売りが優勢となった。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から台湾株が再び下げ足を速めたことも投資家心理を冷え込ませ、一時450円超下げる場面もあったが、その後は日本株の割安感に着目した押し目買いが入り、下げ渋る展開となった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆4591億円、同売買高は概算11億6498万株で、値下がり銘柄数は1211、値上がり908、変わらず73。業種別TOPIXでは「非鉄」「海運」「サービス」をはじめとする19業種が下落、「不動産」「その他製品」「空運」など14業種は上昇。東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)など半導体関連が軒並み売られ、米社買収に伴い当局との対立が報じられたセブン&アイ・ホールディングス(3382)も冴えない。今期黒字転換見通しを発表したコニカミノルタ(4902)は出尽くしの反応を示し、今期減配見通しが嫌気されたゆうちょ銀行(7182)の下げもきつい。ピジョン(7956)には大和証の格下げが観測された。反面、1‐3月期増収増益のアサヒグループホールディングス(2502)は一時12%超上昇、電通グループ(4324)も1‐3月期決算が評価された。住友不動産(8830)など大手不動産も指数を支え、上期(10-3月)営業黒字のエアトリ(6191)は急伸。AOITYOHD(3975)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せするかたちでストップ高比例配分された。

新興市場でも、主要2指数がそろって反落。個人投資家心理は冷え込んでいる模様で、高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られ、東証マザーズ指数の下げは4%近くに達した。rakumo(4060)、オキサイド(6521)、オークファン(3674)が売られ、QDレーザ(6613)、FastFitnessJapan(7092)、フルッタフルッタ(2586)は買われた。


2021年5月17日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,753.83(-330.64)
TOPIX 1876.62(-6.80)
東証一部売買高 59591万株

前引け・大幅反落-ハイテク株中心に手仕舞い売り嵩む

17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べ330.64円高い27753.83円で引けた。14日の欧米株高を支えに買い先行で始まったものの、半導体関連株など指数寄与度の高い値嵩株や、発表した決算内容が冴えなかった銘柄に手仕舞い売りが広がり、徐々に値を崩す展開となった。台湾株の不安定な値動きも継続しており、買い手不足のなか、損失確定の投げ売り(ロスカット)などが響いているようだ。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆2552億円、売買高は同5億9591万株、値下がり銘柄数は1156、値上がり956、変わらず78だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「機械」「建設」など22業種が下落、上昇は「空運」「その他製品」「倉庫・運輸関連」など11業種。高く始まった東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)が早々に下げに転じ、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)も日経平均を押し下げた。今3月期見通しが市場予想に届かなかった三菱マテリアル(5711)や、営業減益見通しのフジクラ(5803)が急落、グレイステクノロジー(6541)は当期利益見通しを25%減としたことが嫌気され20%超えの大幅安で終えた。半面、今12月期の業績予想を上方修正したヤマハ発動機(7272)、荏原(6361)が大幅高、15日にストップ高したアシックス(7936)は業績期待を支えに、今日も10%超え上昇した。メガバンクなど金融は全般しっかりだったほか、大規模な自社株取得枠を設定したかんぽ生命保険(7181)が買われた。トヨタ自動車(7203)、任天堂(7974)など時価総額の大きい優良株にも一部買いが入った。

新興市場は主要2指数がともに反落、主力銘柄で決算が嫌気されるケースが目に付き東証マザーズ指数は3%超え下落した。JTOWER(4485)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、Kudan(4425)が売られ、バルミューダ(6612)、I-ne(4933)、フルッタフルッタ(2586)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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