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市況解説 2021年5月12日(水)

2021年5月12日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,147.51(-461.08)
TOPIX 1877.95(-27.97)
東証一部売買高 152939万株

大引け・大幅続落―台湾株急落も嫌気され、一時28000円を割り込む

12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比461.08円安の28147.51円で取引を終えた。11日の米ハイテク株の下げ渋りを受けて自律反発狙いの買いが先行したものの、米金利上昇への警戒は根強く残存、次第に売り圧力が高まる展開となった。今晩発表予定の4月米消費者物価(CPI)を見極めたいとのムードが強まるなか、後場に入ると台湾株の急落がハイテク株の一段安を誘い、節目の28000円を割り込む場面があったが、このレベルでは押し目買いも膨らみ、大引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続落。東証一部売買代金は概算3兆4014億円、同売買高は概算15億2939万株で、値下がり銘柄数は全体の8割超の1795、値上がり349、変わらずが48。業種別TOPIXでは「保険」「ゴム製品」を除く31業種が下落、「海運」「石油・石炭製品」「鉄鋼」「卸売」が値下がり率上位に並んだ。台湾TSMC株につれ安するかたちでSCREENホールディングス(7735)や東京エレクトロン(8035)などに売りが嵩み、3期連続の連結最終赤字見通しが嫌気された日産自動車(7201)は一時13%超下げた。本日予定の決算発表を延期した明治ホールディングス(2269)は後場急落、今期黒字見通しを示した三井E&Sホールディングス(7003)は出尽くしの反応に見舞われた。今期営業減益見通しの古河電池(6937)も厳しい。反面、今期の大幅増収・増益見通しや自社株買い、1:5の株式分割の実施などを発表したトヨタ自動車(7203)が上昇、今期52%営業増益見通しのトプコン(7732)も強い。インターネットイニシアティブ(3774)も昼休み中に発表した決算が好感され、1‐3月期大幅営業増益のミルボン(4919)も買われた。昨日の決算内容が評価されたジェイリース(7187)はストップ高まで買い進まれた。

新興市場でも、主要2指数がそろって下げ幅を拡大。ジーエヌアイグループ(2160)、ホロン(7748)、JIG-SAW(3914)が売られ、キャリア(6198)、テセック(6337)、テクノホライゾン(6629)は買われた。


2021年5月12日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,439.52(-169.07)
TOPIX 1888.72(-17.20)
東証一部売買高 70188万株

前引け・続落-景気敏感株へ売り波及も踏ん張る

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ169.07円安い28439.52円で引けた。インフレ警戒を引きずるなか11日の米株市場でこれまで堅調だった景気敏感株に手仕舞い売りが波及、東京市場でも海運、鉄鋼、商社株などの下げが重荷となった。朝方の222円高から急失速して300円近く下押すなど荒い値動きが前場中続いたものの、中国・上海総合指数の堅調などを支えに前引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆5261円、売買高は同7億188万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1407、値上がり687、変わらず94だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「卸売」「鉄鋼」など28業種が下落、上昇は「サービス」「ゴム製品」「精密」などの5業種にとどまった。日本郵船(9101)、日本製鉄(5401)、丸紅(8002)が大幅安、三井金属(5706)は今期営業利益が3割減予想と発表し10%近く急落した。ダイフク(6383)は増益予想ながら今期見通しが市場コンセンサスに届かなかったとして大幅安で年初来安値を更新、システナ(2317)は外資系証券の投資判断引き下げ観測が嫌気された。機関投資家の多くがベンチマークとするMSCIインデックスで、構成銘柄から除外されるとされたしまむら(8227)、アマダ(6113)なども下落した。半面、ファーストリテイリング(9983)、エムスリー(2413)が買われて指数を支えたほか、市場コンセンサスを上回る今期増益見通しを発表したシャープ(6753)が急伸。前期増配を発表した日本曹達(4041)が大幅高、セレス(3696)は第1四半期(1-3月)営業利益が通期予想の8割超えの進捗となり、ストップ高まで買われた。

新興市場は主要2指数がともに下落。Kudan(4425)、フルヤ金属(7826)、santec(6777)が売られ、AIinside(4488)、BASE(4477)、ブロードマインド(7343)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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