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市況解説 2021年4月28日(水)

2021年4月28日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,053.97(+62.08)
TOPIX 1909.06(+5.51)
東証一部売買高 123708万株

大引け・反発-決算買い広がるが、指数は膠着症状脱せず

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比62.08円高の29053.97円で取引を終えた。明日からの大型連休を控えて見送りムードが広がるなか、後場は小幅レンジの取引に終始し、決算発表に対する個別売買が中心となった。トヨタ系自動車部品各社の株高反応を受けて、業績警戒ムードが和らぐ格好となったが、このところ賑わった素材株など景気敏感株の一角に利益確定売りが継続し、上値は重かった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で2兆7025億円、売買高は同12億3708万株、値上がり銘柄数は628、値下がり1481、変わらず79だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「鉱業」「輸送用機器」など19業種が上昇し、下落は「海運」「陸運」「鉄鋼」など14業種。本日お昼前後に今3月期の大幅増益を発表したデンソー(6902)、アイシン(7259)が大幅高、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)、関西電力(9503)も決算内容を好感する買いが入った。引け後に決算発表を控える村田製作所(6981)、ソニーグループ(6758)も上昇したほか、23日の決算後に下押ししていたエムスリー(2413)が4日ぶりに反発。富士興産(5009)は同社株主のアスリード・キャピタルが株式公開買い付けを発表し急伸した。半面、今3月期営業減益見通しを示したトクヤマ(4043)、合同製鐵(5410)が急落、このところ買われていた日本郵船(9101)、日本製鉄(5401)は利益確定売りに押された。きのう上場のテスホールディングス(5074)は小高く始まったものの手仕舞い売りに押され下落に転じた。

新興市場は主要2指数がともに下落。ニッポン高度紙工業(3891)、サイバートラスト(4498)、出前館(2484)が売られ、ロングライフホールディング(4355)、不二硝子(5212)、マネーフォワード(3994)が買われた。


2021年4月28日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,102.34(+110.45)
TOPIX 1911.91(+8.36)
東証一部売買高 55441万株

前引け・反発-徐々に決算評価の動き広がる

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ110.45円高い29102.34円で引けた。27日の米株市場でのハイテク株安に加え、個別決算発表に対するネガティブな反応が優勢で寄り安で始まったが、29000円割れ水準では押し目買い姿勢が強く徐々に持ち直す展開となった。円相場の弱含み推移も手伝って、朝安で始まったアドバンテスト(6857)、ファナック(6954)などが早々に切り返して買い安心感を誘い、心理的節目とされる29000円台を回復した。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆1446億円、売買高は同5億5441万株、値上がり銘柄数は900、値下がり1147、変わらず130だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「その他製品」「電気機器」など22業種が上昇し、下落は「海運」「鉄鋼」「陸運」など11業種。今3月期の大幅増益予想を発表した富士電機(6504)、新光電気工業(6967)が10%超え急伸、前期業績を上方修正したフジクラ(5803)や、米ファンド・アルケゴス関連の巨額損失を計上した野村ホールディングス(8604)も買われた。東京エレクトロン(8035)をはじめとした半導体関連や、トヨタ自動車(7203)など輸出関連の主力株も上昇し指数を支えた。川崎重工業(7012)は「コロナウイルス向けPCR検査を1日最大12万件可能な検査サービスを開発した」との報道が材料視された。半面、今期予想が市場コンセンサスに届かなかったとしてアンリツ(6754)、京セラ(6971)、JR東海(9022)が大幅安、大幅減益予想を発表したさくらインターネット(3778)が11%超え急落した。高PER(株価収益率)のアイ・アールジャパンホールディングス(6035)、足元急伸したテモナ(3985)は利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数がともに下落、ゴールデンウィークを控えて直近賑わった銘柄などに手仕舞い売りが広がった。メドレー(4480)、QDレーザ(6613)、ステラファーマ(4888)が売られ、AIinside(4488)、BASE(4477)、シンバイオ製薬(4582)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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