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市況解説 2021年4月27日(火)

2021年4月27日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,991.89(-134.34)
TOPIX 1903.55(-14.60)
東証一部売買高 115937万株

大引け・反落―大引けにかけて持ち高調整の売り膨らむ

27日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比134.34円安の28991.89円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大や決算発表へのネガティブな反応が目立つことなどが重荷となり、高寄り後、冴えない展開に終始した。円相場の下落や日銀が強力緩和の継続を決めたことなどを支えに下げ渋る場面もあったが、主要企業の決算発表本格化を前に、大引けにかけて持ち高調整の売りが膨らみ、節目の29000円を割り込んだ。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算2兆4409億円、同売買高は概算11億5937万株で、値下がり銘柄数は1338、値上がり749、変わらずが103。業種別TOPIXでは「医薬品」「精密」「化学」をはじめとする25業種が下落、「海運」「証券」「銀行」など7業種は上昇。「鉱業」は変わらずだった。大引け後に決算を控えたファナック(6954)やアドバンテスト(6857)に警戒売りが膨らみ、今期の大幅増益見通しを示した積水化学工業(4204)には出尽くし感が台頭。コーエーテクモホールディングス(3635)は今期の増益率鈍化見通しが嫌気され、不冴えな1-3月期決算を発表したヒューリック(3003)の下げもきつい。今1-6月期予想を引き上げた正興電機製作所(6653)は、通期見通しの据え置きが警戒された模様。反面、バルチック海運指数の上昇を背景に川崎汽船(9107)など大手海運株が強く、住友金属鉱山(5713)は銅市況の高騰が支えとなった。チェンジ(3962)は「ワクチン接種支援でエムスリー(2413)と連携」との報道が材料視され、前期に続き今期も大幅増益となる見通しを示した山洋電気(6516)はストップ高まで買い進まれた。

新興市場では、主要2指数が小幅に高安まちまち。テクノロジー関連への買いが支えとなったものの、上値は重かった。メドレー(4480)、AIinside(4488)、サイバートラスト(4498)が買われ、エヌ・ピー・シー(6255)、フェローテックホールディングス(6890)、スマレジ(4431)は売られた。


2021年4月27日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,047.00(-79.23)
TOPIX 1909.31(-8.84)
東証一部売買高 55568万株

前引け・反落―感染拡大や決算へのネガティブ反応が重荷

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値に比べて79.23円安い29047.00円で引けた。26日の米国市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が2ヵ月半ぶりに最高値を更新した流れを受け、買いが先行したものの、新型コロナウイルスの感染拡大が短期的には国内景気の重荷になるとの見方は根強く、冴えない展開となった。好決算を発表した後に売られる銘柄が目立つことも、積極的な買いを手控える要因となっている模様だが、円相場の弱含み推移などを支えに節目の29000円台は維持した。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆1411億円、同売買高は概算5億5568万株で、値下がり銘柄数は977、値上がり1051、変わらずが151。業種別TOPIXでは「精密」「不動産」「化学」をはじめとする21業種が下落、「海運」「鉄鋼」「非鉄」など12業種は上昇。住友不動産(8830)など大手不動産が軒並み売られ、今期12%営業増益見通しの日東電工(6988)は出尽くしの反応を示した。ソニーグループ(6758)には自動車向け半導体不足による業績懸念が台頭、減損損失の計上などにより21.3期業績予想を引き下げた日本触媒(4114)は大幅に3日続落。今期大幅減益見通しのカワチ薬品(2664)も厳しい。反面、日経新聞の好業績観測報道も追い風に東京エレクトロン(8035)は一時5万円台を回復、SCREENホールディングス(7735)も堅調に推移。日本電産(6594)は3日ぶりに反発。前期利益予想を引き上げたIHI(7013)が強く、「高性能蓄電池の開発に着手」と伝わった日本製紙(3863)は一時10%超上昇。新規上場のテスホールディングス(5074)は公開価格1700円に対し、2010円の初値を付けた。

新興市場では、主要2指数が小幅に高安まちまち。材料が出た銘柄に買いが膨らみ、下値を支える展開となった。プレミアアンチエイジング(4934)、弁護士ドットコム(6027)、ニッポン高度紙工業(3891)が高く、オキサイド(6521)、イメージワン(2667)、ビジョナル(4194)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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