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市況解説 2021年4月14日(水)

2021年4月14日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,620.99(-130.62)
TOPIX 1952.18(-6.37)
東証一部売買高 103628万株

大引け・反落―半導体や巣ごもり関連への買いで下値の堅さ維持

14日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比130.62円安の29620.99円で取引を終えた。米国のワクチン接種を巡る懸念材料が浮上し、国内外の経済正常化の遅れを警戒した売りが膨らむ展開となった。今晩発表される米主要金融機関の決算を見極めたいとのムードや、米長期金利の低下を受けた円高・ドル安進行も重荷となった模様だが、半導体関連・巣ごもり関連などへの買いやアジア主要株式の上昇を支えに、下値の堅さは維持された。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算2兆2534億円、同売買高は概算10億3628万株で、値下がり銘柄数は1376、値上がり739、変わらず76だった。業種別TOPIXでは「海運」「繊維」「非鉄」をはじめとする28業種が下落、「鉄鋼」「精密」「ゴム製品」など5業種は上昇。大引け後に決算発表を予定するエービーシー・マート(2670)が売りに押され、前21.2期業績見通しを引き下げたクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)も厳しい。6-2月期大幅営業増益のSansan(4443)は通期予想の据え置きが失望売りを誘い、大幅増益決算を発表したメディアドゥ(3678)は出尽くしの反応を示した。FOOD & LIFE COMPANIES(3563)には利食い売りが継続。反面、レーザーテック(6920)は終日堅調に推移、ビットコインの上昇を受けてマネックスグループ(8698)やセレス(3696)が賑わった。神戸物産(3038)は大幅反発、ゴールドマンサックス証券の強気レポートが観測された日本電子(6951)には買いが殺到した。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。巣ごもり関連や値動きの良い銘柄への買いが支えとなった。イメージワン(2667)、メルカリ(4385)、フリー(4478)が高く、Shinwa Wise Holdings(2437)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、アンジェス(4563)は安い。


2021年4月14日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,649.85(-101.76)
TOPIX 1952.59(-5.96)
東証一部売買高 52893万株

前引け・反落―米国のワクチン接種への懸念で景気敏感株に売り

14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて101.76円安い29649.85円で引けた。国内の感染拡大への警戒が広がるなか、「米当局がJ&J製ワクチンの接種中断を勧告」との報道が伝わり、景気敏感株などへの売りを誘う格好となった。米金利低下を背景とする円高・ドル安進行も重荷となった模様だが、半導体関連などへの買いを支えに、引き続き節目の29500円を意識した展開が継続した。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆1153億円、同売買高は概算5億2893万株で、値下がり銘柄数は全体の7割近い1497、値上がり592、変わらずが97。業種別TOPIXでは「繊維」「非鉄」「パルプ・紙」をはじめとする29業種が下落、上昇は「精密」「鉄鋼」「電気機器」「陸運」の4業種に留まった。メガバンクをはじめとする金融株が軒並み売られ、今期見通しが市場予想に達しなかったJ.フロントリテイリング(3086)は8%超下落。今期4割営業増益見通しを示した東宝(9602)には出尽くし感が台頭、ファナック(6954)は寄り前に発表された2月機械受注の不調が響いた。代表取締役会長の逝去が報じられたグレイステクノロジー(6541)には思惑売りが膨らんだ。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が高く、SMBC日興証券の強気レポートが観測された富士フイルム(4901)もしっかり。「複数の海外投資会社が新たな買収計画の提示を検討」と一部が報じた東芝(6502)は大幅に3日続伸、3月月次好調のスノーピーク(7816)も強い。上期見通しの引き上げと自社株買いの実施を発表したフィル・カンパニー(3267)は12%超上昇。

新興市場では、巣ごもり関連への買いを支えに、主要2指数がそろって反発。BASE(4477)、マネーフォワード(3994)、オキサイド(6521)が買われ、ベビーカレンダー(7363)、シキノハイテック(6614)、ウエストホールディングス(1407)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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