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市況解説 2021年4月9日(金)

2021年4月9日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,768.06(+59.08)
TOPIX 1959.47(+7.61)
東証一部売買高 112338万株

大引け・反発-期初リバランス一巡も中国株安響く

9日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比59.08円高の29768.06円で取引を終えた。朝方には8日の米株市場と同様にハイテク株への見直し買いが入り、大幅高で心理的節目の3万円台を回復したものの、週末に伴う手仕舞い売りに加え、中国・上海総合指数の下落が響き伸び悩んだ。後場中ごろには業績期待の買いを支えに持ち直す場面も見られたが、終盤に再失速して安値引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で2兆7555億円、売買高は同11億2338万株、値上がり銘柄数は全体の6割弱の1293、値下がり792、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「海運」「その他金融」など24業種が上昇し、下落は「鉱業」「鉄鋼」「非鉄金属」など9業種。業績期待を支えに日本郵船(9101)、東京製鉄(5423)が上げ幅を拡大、オリンパス(7733)やアドバンテスト(6857)などハイテク株も堅調を保った。今2月期営業利益を16%増予想と発表したクリーク・アンド・リバー社(4763)が11%超え急伸、Sansan(4443)、ラクス(3923)といったDX関連企業への見直し買いも目に付いた。半面、きのう決算発表のファーストリテイリング(9983)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が後場も冴えず、住友金属鉱山(5713)、大阪有機化学工業(4187)など高値圏の素材株への利益確定売りも重荷だった。米金利低下を嫌気してT&Dホールディングス(8795)など金融株も売られ、東芝(6502)は取締役会議長の永山治氏が英ファンドからの買収提案に対し「検討には相応の時間を要し、複雑性を伴う」と発言したことを受けて急落した。

新興市場は主要2指数がともに反発、米市場でのグロース株見直しの流れを好感した買いが継続した。ベビーカレンダー(7363)、ウェルスナビ(7342)、JTOWER(4485)が買われ、メディカネット(3645)、Kudan(4425)、北川精機(6327)が売られた。


2021年4月9日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,819.66(+110.68)
TOPIX 1963.56(+11.70)
東証一部売買高 59435万株

前引け・反発―一時3万円台を回復もその後は伸び悩み

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べて110.68円高い29819.66円で引けた。長期金利の低下を受けて成長(グロース)株が買われた8日の米国市場の流れを引き継ぎ、値嵩ハイテク株などが相場上昇を牽引した。期初の益出しを目的とした売りが一巡したとの観測を背景に景気敏感株にも買いが広がり、節目の3万円を超える場面もあったが、この水準では利食い目的の売りが改めて嵩んだうえ、中国株の軟調推移も重荷となり、前引けにかけては伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も伸び悩み。株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出に伴う商いも重なり、東証一部売買代金は概算1兆4846億円、同売買高は概算5億9435万株で、値上がり銘柄数は全体の2/3の1457、値下がり618、変わらず113だった。業種別TOPIXでは「精密」「海運」「その他金融」をはじめとする26業種が上昇、「鉱業」「鉄鋼」「小売」など7業種は下落。「傘下企業がネットフリックスと米国で独占配信契約を締結」と伝わったソニーグループ(6758)が反発、富士電機(6504)は3日続伸し連日で年初来高値を更新した。上期業績が会社計画を上回ったSHIFT(3697)が急伸、コジマ(7513)は自己株取得枠の設定も好感された。反面、今21.8期見通しを上方修正したファーストリテイリング(9983)は買い一巡後に急失速、ローソン(2651)は決算を失望した売りを浴びた。東芝(6502)には利益確定目的の売りが膨らみ、保守的な今22.2期見通しを示した久光製薬(4530)は3日続落。12-2月期大幅営業減益の北興化学工業(4992)は厳しい下げに見舞われた。

新興市場でも、主力の高PER(株価収益率)銘柄が買われ、主要2指数がそろって反発。AIinside(4488)、BASE(4477)、サン電子(6736)が買われ、QDレーザ(6613)、テクノホライゾン(6629)、JMDC(4483)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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