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市況解説 2021年4月7日(水)

2021年4月7日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,730.79(+34.16)
TOPIX 1967.43(+13.09)
東証一部売買高 108380万株

大引け・小反発―IMFの世界経済見通し上方修正が支えに

7日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日比34.16円高の29730.79円で取引を終えた。国際通貨基金(IMF)が今年の世界経済見通しを上方修正したことを受けて、企業業績が上向くとの期待が景気敏感株などへの買いを誘う一方、国内での新型コロナウイルスの感染拡大や中国株の軟調推移が嫌気され、上値の重い展開を辿った。「期初の売り」への警戒が漂ううえ、今週末の株価指数オプション取引等の特別清算値(SQ)算出に絡む思惑も台頭している模様で、やや不安定な地合いに傾く格好となった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算2兆5516億円、同売買高は概算10億8380万株で、値上がり銘柄数は全体の8割超の1839に達し、値下がり310、変わらずが41。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「海運」「金属製品」をはじめとする29業種が上昇、下落は「医薬品」「陸運」「証券」「保険」の4業種に留まった。TDK(6762)やNEC(6701)、日本電産(6594)が買われ、レーザーテック(6920)は上場来高値を連日で更新した。「英投資ファンドが買収提案へ」と報じられた東芝(6502)はストップ高比例配分、「ワクチン接種支援でエムスリー(2413)と連携」と伝わったチェンジ(3962)は後場一段高となった。反面、中間決算の発表を明日に控えるファーストリテイリング(9983)が続落、東京エレクトロン(8035)も指数を押し下げた。ファナック(6954)やキーエンス(6861)などには米中対立激化を懸念した売りが広がり、ポピンズホールディングス(7358)やサイバーリンクス(3683)など直近賑わった材料株には手じまい売りが膨らんだ。

新興市場では、主要2指数がそろって小反発。全般気迷いムードながら、値動きの良い銘柄への買いが相場を支えた。プレシジョン・システム・サイエンス(7707)、リプロセル(4978)、放電精密加工研究所(6469)が高く、JTOWER(4485)、ウェスルナビ(7342)、フリー(4478)は安い。


2021年4月7日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,685.77(-10.86)
TOPIX 1959.83(+5.49)
東証一部売買高 53016万株

前引け・小幅続落-押し目買いが入るも、中国株安受け一時失速

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ10.86円安い29685.77円で引けた。世界景気の根強い回復期待が意識されるなか、きのうの400円近い急落の反動から朝方は幅広く押し目買いが入ったが、中国・上海総合指数が下げ幅を広げたことが嫌気されマイナス圏に転じた。一時170円超えの下落場面もあったが、海運・鉄鋼などの景気敏感株や半導体関連の一角に業績期待の買いが入り、前引け間際に再上昇する動きも見せた。東証株価指数(TOPIX)は反発。東証1部の売買代金は概算で1兆1957億円、売買高は同5億3016万株、値下がり銘柄数は496と値上がり1590を大きく下回り、変わらず100だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「証券」「陸運」など7業種が下落、上昇は「金属製品」「鉄鋼」「海運」など26業種。米金利低下を受けて第一生命(8750)など金融大手が売られ、武田薬品工業(4502)、JR東海(9022)などのディフェンシブ株が軟調だった。前3月期当期利益が赤字となるとしたアルプスアルパイン(6770)が売られ、ファンケル(4921)には証券会社の投資判断引き下げが観測された。半面、前期業績を上方修正した日本郵船(9101)や、日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)などの素材株が上昇、半導体関連のレーザーテック(6920)、アドバンテスト(6857)は朝安のあと切り返した。NEC(6701)は大手証券の格上げを好感して昨年来高値を更新、東芝(6502)への英ファンドによる買収提案報道を受けて、傘下の東芝テック(6588)にも思惑が発生した。2部に新規上場した表示灯(7368)は公開価格2000円に対し2672円で寄り付いた。

新興市場は主要2指数がともに上昇した。直近上場銘柄などへの手仕舞い売りが見られたが、値動きの良好な主力銘柄に物色資金が入った。AppierGroup(4180)、BASE(4477)、Kudan(4425)が買われ、ベビーカレンダー(7363)、幼児活動研究会(2152)、ベクター(2656)が売られた。新規上場のファブリカコミュニケーションズ(4193)は公開価格6000円に対し6900円で寄った。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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