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市況解説 2021年4月1日(木)

2021年4月1日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,388.87(+210.07)
TOPIX 1957.64(+3.64)
東証一部売買高 124597万株

大引け・反発-景気敏感株売りが重荷もハイテク株が支えに

1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比210.07円高の29388.87円で取引を終えた。米株高や新年度相場入りに伴う資金流入期待などを支えに朝方には400円超えの上昇場面もあったが、高値圏の景気敏感株に利益確定売りが膨らみ、後場は上値の重さを感じさせた。政府が今夕にも、大阪府などでコロナ感染再拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の適用を決定する方針と伝わり、先行き景気への警戒感も意識された。東証株価指数(TOPIX)は一時下げに転じるも反発。東証1部の売買代金は概算で2兆7186億円、売買高は同12億4597万株、値上がり銘柄数は861と値下がり1261を下回り、変わらず64だった。業種別TOPIXは全33業種中、上昇は「精密」「保険」「電気機器」など11業種、下落は「鉄鋼」「空運」「電気・ガス」など22業種。台湾TSMCの巨額投資計画発表が好感され東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)などの半導体関連が一段高、電子部品の日本電産(6594)、村田製作所(6981)も終日強く、エムスリー(2413)などの高PER(株価収益率)銘柄も指数を支えた。好決算と自社株買いを発表したスター・マイカ・ホールディングス(2975)が急伸し、経済番組で著名投資家が紹介したフィル・カンパニー(3267)も大幅高。半面、日本製鉄(5401)など景気敏感株への手仕舞い売りが継続し、日本郵船(9101)が下落に転じたほか、三菱商事(8058)も下げ幅を広げた。H2Oリテイル(8242)はコロナ警戒が直撃する格好となった。米企業買収に伴い格付投資情報センター(R&I)が格下げ方向に指定した日立製作所(6501)も一段安、日本エンタープライズ(4829)は昨日発表の好決算を受け昨年来高値を更新して始まるも、急失速した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。年初から調整色を強めていたDX関連など成長期待銘柄が幅広く見直され、東証マザーズは大幅続伸した。サイジニア(6031)、弁護士ドットコム(6027)、JTOWER(4485)が買われ、ベビーカレンダー(7363)、アエリア(3758)、エヌ・ピー・シー(6255)が売られた。


2021年4月1日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,513.59(+334.79)
TOPIX 1966.09(+12.09)
東証一部売買高 60550万株

前引け・大幅反発-米経済対策や良好な日銀短観を好感

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べ334.79円高い29513.359円で引けた。バイデン米大統領が発表したインフラ投資計画を好感して、31日の米株市場で半導体関連をはじめハイテク株が幅広く見直された流れを引き継ぎ、東京エレクトロン(8035)やソフトバンクグループ(9984)など主力株に買いが先行した。寄り付き前に日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス5と予想を上回ったことが安心感を誘ったうえ、新年度相場入りに伴う需給改善期待も膨らんだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆2955億円、売買高は6億550万株、値上がり銘柄数は1176、値下がり909、変わらず98だった。業種別TOPIXは全33業種中、「保険」「精密」「電気機器」など17業種が上昇、下落は「鉄鋼」「空運」「電気・ガス」など16業種。半導体関連が軒並み大幅高、ファナック(6954)、エムスリー(2413)も日経平均を押し上げた。第一生命ホールディングス(8750)は発行済株式数の15%相当の大規模自社株買いが好感され急伸、取引先の米ヘッジファンド絡みの損失を吸収して前3月期業績見通しを上方修正した三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)も反発した。東芝(6502)は「出資先の半導体大手キオクシアに対し米企業が買収を検討」と伝わり一時9%超え上昇、近畿車両(7122)は「米ロサンゼルス群の都市交通局から車両改造工事を受注」との発表が材料視された。半面、日本製鉄(5401)、三菱商事(8058)など高値圏の景気敏感株には利益確定売りが優勢で、前3月期業績予想を上方修正した川崎重工業(7012)も材料出尽しの反応となった。今2月期営業利益が7%増と発表したニトリホールディングス(9843)が伸び率鈍化として大幅安、サンマルクホールディングス(3395)は月次売上の不調が嫌気された。エイチ・アイ・エス(9603)、ラウンドワン(4680)などレジャー関連も総じて冴えない。

新興市場は主要2指数がともに上昇。BASE(4477)、AppierGroup(4180)、プレイド(4165)が買われ、オンキヨーホームエンターテイメント(6628)、シキノハイテック(6614)、シンバイオ製薬(4582)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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