• 検索

市況解説 2021年3月30日(火)

2021年3月30日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,432.70(+48.18)
TOPIX 1977.86(-15.48)
東証一部売買高 134076万株

大引け・4日続伸―米景気安心感の広がりなどが支えに

30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続伸、前日比48.18円高の29432.70円で取引を終えた。米投資会社との取引に絡んで金融機関が巨額損失を被る可能性への警戒が漂うなか、米景気安心感の広がりを背景とする景気敏感株の一角や半導体関連への買いが全体相場を支える展開となった。日銀による上場投資信託(ETF)購入観測や円相場が1ドル=110円近辺に弱含んだこと、さらにはアジア主要株式の堅調推移も好感された模様で、配当落ち分(約178円)を完全に埋める格好となった。東証株価指数(TOPIX)は後場に入り下げ渋るも、4日ぶりに反落。東証一部売買代金は概算2兆7235億円、同売買高は概算13億4076万株で、値上がり銘柄数は541、値下がり1564、変わらず55だった。業種別TOPIXでは「海運」「空運」「ゴム製品」など7業種が上昇、「保険」「電気・ガス」「パルプ・紙」をはじめとする26業種は下落。ANA(9202)や川崎汽船(9107)が大幅反発、マネックスグループ(8698)、セレス(3696)などは米カード決済大手ビザの暗号資産決済開始が買い材料となった。2月月次好調の神戸物産(3038)が続伸、昼休み中に今21.11期業績予想レンジを引き上げたサムティ(3244)は後場上昇に転じた。「ファイザー製ワクチン向け注射器を開発」と報じられたJMS(7702)が買われ、大和証券が投資判断を2段階引き上げたダイセキ(9793)も強い。反面、銀行や証券など金融が総じて冴えず、KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)には手じまい売りが膨らんだ。村田製作所(6981)など値嵩ハイテク株は時間外取引における米長期金利上昇が嫌気され、上方修正した今21.3期見通しが市場予想に届かなかったサンフロンティア不動産(8934)には失望売りが嵩んだ。3月月次が低調だったクスリのアオキホールディングス(3549)も安い。

新興市場では、主要2指数が小幅に高安まちまち。投資家の関心は大型株に向かっている模様で、様子見ムードの強い展開に終始した。東洋合成(4970)、大阪油化工業(4124)、ウェルスナビ(7342)が買われ、シンバイオ製薬(4582)、シキノハイテック(6614)、ベビーカレンダー(7363)は売られた。


2021年3月30日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,369.16(-15.36)
TOPIX 1972.21(-21.13)
東証一部売買高 62770万株

前引け・小反落―金融株への警戒尾を引き、配当落ち分を埋め切れず

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日終値に比べて15.36円安い29369.16円で引けた。バイデン大統領の発言などを受けて米国経済正常化への期待が一段と高まったことを背景に、景気敏感株の一角や半導体関連が買われ上昇に転じる場面もあったが、米投資会社に関連する巨額の相対取引を巡る不透明感が尾を引き、配当落ち分(約178円)を埋め切れなかった。「火災で停止中のルネサスエレクトロニクス(6723)那珂工場の1ヵ月以内の再開に暗雲」との報道が自動車関連銘柄への重荷となったことも響いた模様。東証株価指数(TOPIX)は1%超下落。東証一部売買代金は概算1兆2005億円、同売買高は概算6億2770万株で、値下がり銘柄数は8割近い1708に達し、値上がり404、変わらず48。業種別TOPIXでは「保険」「パルプ・紙」「電気・ガス」をはじめとする30業種が下落、上昇は「空運」「海運」「ゴム製品」の3業種に留まった。野村ホールディングス(8604)が続落、銀行も軒並み売られるなど金融全般が冴えない。「米IBMが特許侵害で提訴」と伝わった楽天(4755)は大幅安、特別利益計上による大幅増配の権利が落ち、今後利回り妙味が後退するエイベックス(7860)には売りが殺到した。海外市場における新株式発行を決めたダブル・スコープ(6619)は希薄化懸念が重荷となった。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)は高く、ファーストリテイリング(9983)も指数を支えた。米資産運用会社アーク社が本日から運用を開始する上場投資信託(ETF)に組み入れられていることが判明したコマツ(6301)は大幅に4日続伸、米ワーナー社との独占契約締結が報じられたUSEN-NEXTHOLDINGS(9418)も強い。グレイステクノロジー(6541)にはJPモルガン証の強気レポートが観測された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続落した一方、東証マザーズ指数は小幅ながら反発。プレミアアンチエイジング(4934)、INCLUSIVE(7078)、交換できるくん(7695)が買われ、BASE(4477)、QDレーザ(6613)、ブロードマインド(7343)は売られた。新規上場のスパイダープラス(4192)は公開価格1160円に対し1722円、AppierGroup(4180)は同1600円に対し2030円のぞれぞれ初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
市況解説は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とするもので、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の責任と判断でなさいますようお願い申し上げます。

市況解説 バックナンバー

金融商品の取引にかかる手数料およびリスクについて

当社が取扱う商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をお読みください。

手数料等・リスク重要事項

ご留意事項

  • 当サイトに掲載されている情報は、当社のご案内やその他の情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。情報のご利用にあたっては、お客様ご自身で判断なさいますようお願いいたします。
  • 当サイトに掲載されている情報に関しては万全を期してはおりますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。また、掲載されている情報等は最新の情報ではない可能性があり、予告なく変更・廃止されることもありますので、あらかじめご了承ください。
  • 万一、当サイトに掲載されている情報を用いたことにより、何らかの損害を被った場合でも、当社および当社に情報を提供している第三者は一切責任を負うものではありません。
  • 当サイトからバナー・テキストリンク等でアクセスできる第三者が運営するサイトは各々の責任で運営されているものであり、こうした第三者サイトの利用により生じたいかなる損害に関しても、当社は一切責任を負うものではありません。
  • 証券投資に関する最終決定は、お客様ご自身で判断いただきますようお願いいたします。