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市況解説 2021年3月23日(火)

2021年3月23日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,995.92(-178.23)
TOPIX 1971.48(-18.70)
東証一部売買高 137129万株

大引け・3日続落―景気敏感株への売り膨らみ、29000円を割り込む

23日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落、前日比178.23円安の28995.92円と安値引けし、8日以来2週間ぶりに29000円の節目を割り込んで取引を終えた。22日の米国市場で長期金利の上昇が一服しハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、29500円に接近したが、その後は売りに押される展開となった。欧米諸国と中国との対立激化懸念やドイツにおけるロックダウン(都市封鎖)延長などを受けて、景気敏感株への売りが膨らんだことが背景で、米株先物の軟調も重荷となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算2兆8900億円、同売買高は概算13億7129万株で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1748に達し、値上がり391、変わらず55だった。業種別TOPIXでは「その他製品」を除く32業種が下落、「空運」「海運」「陸運」「銀行」が下落率上位に並んだ。海運や空運、鉄鋼が下げ幅を拡大、東京都の時短要請継続観測を嫌気してコロワイド(7616)など飲食関連も厳しい。サンデンホールディングス(6444)の事業再生に伴う予防的引き当てを行うと発表した群馬銀行(8334)など、金融も軒並み冴えず、昨日まで5日連続ストップ高のわかもと製薬(4512)には利食い売りが殺到した。反面、「ポケモンGO」を手掛けた米ナイアンテック社とアプリを共同開発していることを発表した任天堂(7974)は終日堅調に推移、三洋化成工業(4471)との資本業務提携が好感されたファーマフーズ(2929)は上場来高値を更新した。ポピンズホールディングス(7358)は大幅に3日続伸し連日の高値更新、SMBC日興証券が格上げした大和工業(5444)も強い。ミクシィ(2121)が増資を引き受けたハブ(3030)はストップ高比例配分された。

新興市場でも、地合い悪化に伴い売りに押される銘柄が増え、主要2指数がそろって下落。日経ジャスダック平均は13日ぶりに反落、東証マザーズ指数は3日続落。アンジェス(4563)、QDレーザ(6613)、i-plug(4177)が売られ、シンバイオ製薬(4582)、バルミューダ(6612)、ナガオカ(6239)は買われた。


2021年3月23日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,243.44(+69.29)
TOPIX 1993.70(+3.52)
東証一部売買高 63537万株

前引け・小幅反発―米ハイテク株高を好感も伸び悩み

23日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日終値に比べて69.29円高い29243.44円で引けた。22日の米国市場で長期金利の上昇が一服し、ハイテク株に買いが入った流れを引き継いだ。直近の2日間で1000円以上下げた反動で、自律反発狙いの買いも入り300円超上昇する場面もあったが、欧米諸国と中国との対立激化懸念などが重荷となり、その後は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も伸び悩み。東証一部売買代金は概算1兆3093億円、同売買高は概算6億3537万株で、値上がり銘柄数は939、値下がり1171、変わらずが83。業種別TOPIXでは「電気・ガス」「その他製品」「ゴム製品」をはじめとする22業種が上昇、「空運」「海運」「銀行」など11業種は下落。米半導体株の上昇を映じて東京エレクトロン(8035)が指数を牽引、日本電産(6594)や安川電機(6506)も反発した。自社開発の新型コロナウイルスワクチンの治験を開始した第一三共(4568)が買われ、「経済産業省が復旧を支援する方針」と伝わったルネサスエレクトロニクス(6723)も強い。「バイデン米政権の財政出動第2弾が3兆ドル規模」との一部報道を受けて、レノバ(9519)など再生エネルギー関連が賑わった。反面、高値圏にあった川崎汽船(9107)や日本製鉄(5401)が利食い売りに押され、JR東海(9022)など電鉄株が総じて冴えない。ダイキン工業(6367)にはSMBC日興証券の格下げが観測され、楽天(4755)は「中国テンセントの出資受入れで、米国の規制対象になる可能性」との一部報道が嫌気された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。デジタル化関連などへの買いが相場を支えた一方、高値圏銘柄への利食いも膨らんだ。BASE(4477)、サンバイオ(4592)、プレミアアンチエイジング(4934)が買われ、フリー(4478)、ココナラ(4176)、ShinwaWiseHoldings(2437)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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