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市況解説 2021年3月19日(金)

2021年3月19日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,792.05(-424.70)
TOPIX 2012.21(+3.70)
東証一部売買高 210187万株

大引け・大幅反落-日銀ETF買い入れ変更に過剰反応

19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比424.70円安の29792.05円で取引を終えた。18日の米ハイテク株安を嫌気して大幅下落で始まったあと、金融株の上昇を支えに持ち直しつつあったものの、日銀が午後に金融政策決定会合の結果を発表すると一時急落する場面を見せた。「上場投資信託(ETF)の買い入れ対象を東証株価指数(TOPIX)に連動するものに限る」としたことで日経平均寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が大きく下押しし、下げ幅は一時600円近くに達した。東証株価指数は小幅ながら9日続伸し、昨年来高値を更新。東証1部の売買代金は概算で4兆4456億円、売買高は同21億187万株とともに1月28日以来の大商い、値下がり銘柄数は623と値上がり1491を大きく下回り、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「情報・通信」「ゴム製品」など12業種が下落、上昇は「海運」「鉄鋼」「銀行」など21業種。エムスリー(2413)、リクルートホールディングス(6098)など高PER(株価収益率)の値嵩株が売られ、半導体関連の東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)も終日冴えなかった。証券会社の投資判断引き下げが観測されたNIPPO(1881)、パーク24(4666)も売られた。半面、メガバンク中心に金融が上げ幅を拡大、日本製鉄(5401)、ホンダ(7267)など景気敏感株が買いを集めた。ナイロン原料の需給ひっ迫で宇部興産(4208)が昨年来高値を更新、ニコン(7731)は「360度追尾可能なトラッキング光無線通信技術の実証実験に世界で初めて成功」と発表、オプトラン(6235)には証券会社の強気判断が伝わった。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。室町ケミカル(4885)、ウェルスナビ(7342)、アンジェス(4563)が買われ、フリー(4478)、メドレー(4480)、フーバーブレイン(3927)が売られた。新規公開のT.S.I(7362)は公開価格2000円に対し4000円で寄り付き、ココナラ(4176)は同1200円に対し2300円で寄り付いた。


2021年3月19日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,954.80(-261.95)
TOPIX 2000.99(-7.52)
東証一部売買高 76398万株

前引け・大幅反落-米ハイテク株急落を嫌気も底堅さ

19日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ261.95円安い29954.80円で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)通過後に一旦落ち着いた米長期金利が再度上昇を加速、18日の米市場でハイテク株の急落に繋がったことで、半導体関連や電子部品株の手仕舞い売りが膨らんだ。寄り付きで300円超え下押して節目の3万円を割り込んだものの、金融セクターなど景気敏感株への買いが支えとなり、やや持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆4477億円、売買高は同7億6398万株、値下がり銘柄数1114、値上がり1001、変わらず79だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「その他製品」「石油・石炭製品」など22業種が下落、上昇は「銀行」「海運」「保険」の11業種。東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)が日経平均を押し下げ、原油安を嫌気して三井物産(8031)、国際石油開発帝石(1605)も軟調に推移した。活動再開期待で買われていたエイチ・アイ・エス(9603)、松屋(8237)は利益確定売りに押される一方、巣ごもり関連の任天堂(7974)、コナミホールディングス(9766)も冴えなかった。ワタベウェディング(4696)は「裁判外紛争解決手続き(事業再生ADR)を使った私的整理で経営再建を目指す」との報道を受け急落、NIPPO(1881)には大手証券による投資判断引き下げが伝わった。半面、東証1部上場の銀行株が全社上昇するなど金融株が全面高、日本郵船(9101)、日本製鉄(5401)などの景気敏感株にも買いが入った。今5月期の第3四半期決算が好感されクスリのアオキホールディングス(3549)が買われ、イノテック(9880)は今3月期業績予想の上方修正が好感された。くら寿司(2695)は1:2の株式分割が材料視された。

新興市場は主要2指数がともに下落。BASE(4477)、JTOWER(4485)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が売られ、アピリッツ(4174)、メディアリンクス(6659)、プレミアアンチエイジング(4934)が買われた。きのう上場のi-plug(4177)は公開価格2620円に対し6000円で寄り付き、本日上場のT.S.I(7362)、ココナラ(4176)は買い気配のまま寄り付いていない。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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