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市況解説 2021年3月18日(木)

2021年3月18日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 30,216.75(+302.42)
TOPIX 2008.51(+24.48)
東証一部売買高 159934万株

大引け・反発-日銀巡る報道を一時警戒も、好地合い崩れず

18日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比302.42円高の30216.75円と、2月25日以来3週間ぶりに3万円台を回復して取引を終えた。昼休み中に「日銀が明日までの金融政策決定会合で、これまでのゼロ%を中心に上下0.2%程度としている長期金利の変動幅を上下0.25%程度に拡大する方向」との日経報道が伝わり、金利上昇・円高進行とともに大きく上げ幅を縮小する場面があった。午前中には570円超えの上昇も見せながら後場入り直後には127円高の水準まで伸び悩む格好となったが、メガバンクをはじめとする景気敏感株の一段高を支えに再度持ち直した。東証株価指数(TOPIX)は8日続伸で昨年来高値を更新、29年10ヵ月ぶりに2000ポイント台を回復した。東証1部の売買代金は概算で3兆3544億円、売買高は同15億9934万株、値上がり銘柄数は全体の3分の2近い1444、値下がり654、変わらず97だった。業種別TOPIXは全33業種中、「銀行」「証券」「ゴム製品」など29業種が上昇し、下落は「陸運」「不動産」「その他製造」「情報・通信」の4業種。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、第一生命ホールディングス(8750)など金融株が上げ幅を拡大、日本製鉄(5401)、三井化学(4183)、デンソー(6902)の強さも目立った。三井海洋開発(6269)は日経朝刊の「水素の原料となるメタンを海底から採掘する技術を開発する」との報道を受け急伸、わかもと製薬(4512)は眼内レンズの開発に向けたドイツ社との合意を材料に3日連続のストップ高で終えた。半面、ソフトバンクグループ(9984)が下げ幅を拡大、金利上昇を警戒して住友不動産(8830)は後場下落に転じた。任天堂(7974)、コナミホールディングス(9766)などゲーム株は緊急事態宣言の解除が意識され、直近急伸した鎌倉新書(6184)は朝高のあと下げに転じた。日本アジアグループ(3751)は投資ファンドのシティインデックスイレブンズがあらためて株式公開買い付け(TOB)の実施を発表、現値水準を下回る水準に買い付け価格を引き下げたことが嫌気された。

新興市場は主要2指数がともに続伸。フーバーブレイン(3927)、メルカリ(4385)、ガーラ(4777)が買われ、マクアケ(4479)、coly(4175)、ビジョナリーホールディングス(9263)が売られた。新規公開のi-plug(4177)は買い気配のまま寄り付かなかった。


2021年3月18日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 30,402.46(+488.13)
TOPIX 2006.83(+22.80)
東証一部売買高 71850万株

前引け・大幅反発-米FOMC無難通過で安心感

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べ488.13円高い30402.46円で引けた。寄り付きから心理的節目の3万円を回復、先物等の買い戻しを巻き込みながら上げ幅を大きく広げて、2月16日に付けた終値ベースの昨年来高値を上回る場面もあった。17日に米連邦準備理事会(FRB)が経済見通しを上方修正する一方で、2023年末までゼロ金利政策を維持する方針を示したことから米10年債利回りの上昇に歯止めがかかり、内外で株式市場への資金流入に繋がった。これまで金利上昇への警戒からもたついていたグロース株(成長株)が幅広く見直されたものの、高値圏の景気敏感株には利益確定売りに押される銘柄も散見され、前引けにかけてやや伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、1991年5月以来となる2000ポイント台を回復。東証1部の売買代金は概算で1兆5614億円、売買高は同7億1850万株、値上がり銘柄数は1187、値下がり902、変わらず106だった。業種別TOPIXは全33業種中、「証券」「サービス」「その他金融」など30業種が上昇、下落は「陸運」「電気・ガス」「倉庫・運輸関連」の3業種にとどまった。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連が軒並み高く、コマツ(6301)、三菱ケミカルホールディングス(4188)が昨年来高値を更新するなど景気敏感株の一角への買い姿勢も継続した。メガバンクはじめ金融大手も強く、通販のエニグモ(3665)は良好な決算見通しを支えに一時19%高と急伸した。証券会社の投資判断引き上げが観測されたイビデン(4062)も大幅高。半面、ソフトバンクグループ(9984)が朝高のあと下げに転じ、直近賑わった明治海運(9115)や今5月期業績予想を据え置いたコーセル(6905)が利益確定売りに押された。巣ごもり需要を支えに昨日上場来高値を付けたスシローグローバルホールディングス(3563)、エフピコ(7947)も反落した。

新興市場は主要2指数がともに続伸。JTOWER(4485)、メドレー(4480)、バルミューダ(6612)が買われ、識学(7049)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、SKIYAKI(3995)が売られた。新規上場のi-plug(4177)は買い気配を継続中。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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