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市況解説 2021年3月16日(火)

2021年3月16日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,921.09(+154.12)
TOPIX 1981.50(+12.77)
東証一部売買高 141937万株

大引け・6日続伸―後場は膠着感を強める展開に

16日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸、前日比154.12円高の29921.09円で取引を終えた。米景気安心感や米長期金利の上昇一服を好感し、幅広い銘柄に買いが優勢となった。約3週間ぶりに3万円の大台を回復する場面もあったが、後場に入ると日米の金融イベントを見極めたいとのムードが広がり、高値圏を維持しつつも膠着感を強める展開となった。東証株価指数(TOPIX)も6日続伸。東証一部売買代金は概算2兆9091億円、同売買高は概算14億1937万株で、値上がり銘柄数は1529、値下がり592、変わらず74だった。業種別TOPIXでは「海運」「空運」「その他製品」をはじめとする24業種が上昇、「鉄鋼」「銀行」「石油・石炭製品」など9業種は下落。SUMCO(3436)や村田製作所(6981)、日本電産(6594)が上げ幅を広げ、SMBC日興証券が格上げした荏原(6361)も強い。ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス(3657)は今期の増益見通しが安心感につながり、今21.9期利益予想を引き上げたエアトリ(6191)も終日堅調だった。反面、メガバンクがそろって下落するなど金融が総じて弱く、トヨタ自動車(7203)も利食い売りに押された。LinK-U(4446)は引き続き業績下振れが嫌気され、ユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債の発行を決めたセイノーホールディングス(9076)の下げもきつい。塩野義製薬(4507)などディフェンシブ関連の一角も冴えなかった。

新興市場でも、主要2指数がそろって上昇。日経ジャスダック平均は8日続伸、東証マザーズ指数は大幅に反発した。BASE(4477)、coly(4175)、プレミアアンチエイジング(4934)が買われ、CAICA(2315)、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)、アクシージア(4936)は売られた。


2021年3月16日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,956.82(+189.85)
TOPIX 1978.20(+9.47)
東証一部売買高 73257万株

前引け・続伸―米金利低下で値嵩ハイテク株に買い

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べて189.85円高い29956.82円で引けた。米景気回復期待のさらなる高まりを背景に、15日の米主要株価がそろって上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが膨らんだ。日米の金融政策会合の結果を見極めたいとして買い手控えムードも漂ったが、時間外取引における米長期金利の低下で値嵩ハイテク株に買いが入り騰勢を増し、2月25日以来約3週間ぶりに3万円の大台を回復する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆3841億円、同売買高は概算7億3257万株で、値上がり銘柄数は1204、値下がり867、変わらずが124。業種別TOPIXでは「空運」「海運」「その他製品」をはじめとする21業種が上昇、「石油・石炭製品」「証券」「鉄鋼」など12業種は下落。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)が指数を押し上げ、日本郵船(9101)やJAL(9201)への買いも継続した。ミドリムシ由来のバイオジェット燃料が完成したと発表したユーグレナ(2931)が急騰、決算がポジティブ・サプライズを呼んだ三井ハイテック(6966)も強い。前21.2期業績予想を引き上げたしまむら(8227)が買われ、11-1月期営業赤字のエイチ・アイ・エス(9603)はアク抜けの反応を示した。反面、楽天(4755)や鎌倉新書(6184)が利食い売りに押され、マネックスグループ(8698)やマネーパートナーズグループ(8732)などビットコイン関連の下げがきつい。トリケミカル研究所(4369)は今期見通しが失望売りを誘い、静岡銀行(8355)は「(大株主の)日本生命が地銀株の3割を売却」との報道が嫌気された。新規上場のウイングアーク1st(4432)は公開価格1590円に対し、2000円の初値を付けた。

新興市場でも、主要2指数がそろって上昇。主力の高PER(株価収益率)銘柄に見直し買いが広がった。JTOWER(4485)、田中化学研究所(4080)、QDレーザ(6613)が買われ、セルソース(4880)、GAtechnologies(3491)、sMedio(3913)は売られた。新規上場のヒューマンクリエイションホールディングス(7361)は公開価格2120円に対し、3505円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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