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市況解説 2021年3月15日(月)

2021年3月15日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,766.97(+49.14)
TOPIX 1968.73(+17.67)
東証一部売買高 154166万株

大引け・続伸-バリュー株買い強まるも上値重い

15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に5日続伸、前週末比49.14円高の29766.97円で取引を終えた。米ダウ工業株30種平均が連日で史上最高値を更新するなど、景気敏感株への追い風が続くなかで後場も堅調な地合いを保ったものの、ハイテク株への手仕舞い売りが重荷だった。中国・上海総合指数が下げ幅を広げたほか、時間外取引で米債券利回りに上昇圧力がかかり、買い姿勢が強まらなかった。東証株価指数(TOPIX)も5日続伸し、昨年来高値を更新。東証1部の売買代金は概算で2兆9345億円、売買高は同15億4166万株、値上がり銘柄数は全体の8割超えの1800、値下がり338、変わらず57だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「空運」「銀行」など31業種が上昇、下落は「情報・通信」「電気機器」の2業種にとどまった。日本郵船(9101)はじめ海運株が全面高、三菱重工業(7011)、三井E&Sホールディングス(7003)などの造船やJAL(9201)、ANA(9202)の上げも目立った。トヨタ自動車(7203)はじめ自動車株や金融も指数を支え、後場に一部報道で「ゲーム機スイッチに本体とソフトについて、記録的販売に向けて準備を進めている」と伝わった任天堂(7974)は、後場マイナススタートから一気に上昇に転じた。クミアイ化学工業(4996)は11-1月期業績と自社株買い発表を材料に急伸、わかもと製薬(4512)は眼内レンズ事業の国内展開に向けドイツ企業と合意したと発表し一時ストップ高、ファーマフーズ(2929)は三洋化成工業(4471)との資本業務提携を発表し、後場急伸した。半面、東京エレクトロン(8035)など半導体関連や電子部品株が終日弱く、MonotaRO(3064)はじめ高PER(株価収益率)銘柄も軟調だった。今7月期業績予想を下方修正したLink-U(4446)がストップ安比例配分となり、11-1月期最終赤字のオハラ(5218)が急落。先週急伸したサインポスト(3996)は利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。そーせいグループ(4565)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、大塚家具(8186)が買われ、QDレーザ(6613)、BASE(4477)、フリー(4478)が売られた。


2021年3月15日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,815.62(+97.79)
TOPIX 1964.20(+13.14)
東証一部売買高 81728万株

前引け・続伸―米景気安心感広がり、景気敏感株に買い

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前週末終値に比べて97.79円高い29815.62円で引けた。米景気回復期待の高まりを映じて12日のNYダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、海運や鉄鋼、金融など景気敏感株が買われ相場を押し上げる展開となった。米金利の上昇を嫌気した値嵩グロース(成長)株への売りが重荷となる場面もあったが、米株先物高などを支えに底堅さを維持した。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆4715億円、同売買高は概算8億1728万株で、値上がり銘柄数は全体の7割超の1608、値下がり503、変わらずが81。業種別TOPIXでは「情報・通信」「電気機器」を除く31業種が上昇、「海運」「空運」「鉄鋼」「銀行」が値上がり率上位に並んだ。日本郵政(6178)との資本業務提携を決めた楽天(4755)が一時ストップ高まで買われ、「半導体製造装置に使う部材の生産能力を5割増強」と報じられた東海カーボン(5301)もしっかり。「全固体電池搭載の電子基盤や小型家電の故障解析サービスを開始」と伝わったOKI(6703)が高く、UACJ(5741)にはモルガン・スタンレー証の格上げが観測された。自己株取得枠の設定を決めたエイチーム(3662)は10%超上昇。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ダイキン工業(6367)が売られ、ソフトバンクグループ(9984)は中国アリババ傘下のアントに対する政府対応の厳しさが警戒材料となった。シャープ(6753)は持分法適用液晶パネル会社の売却中止が売り材料視され、ヤーマン(6630)は通期見通しの据え置きが失望売りを誘った。海外市場で新株を発行すると発表したチェンジ(3962)も厳しい。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均は小幅に続伸したものの、高PER(株価収益率)銘柄への売りが重荷となった東証マザーズ指数は反落。Kudan(4425)、テクノホライゾン(6629)、アンジェス(4563)が買われ、HENNGE(4475)、sMedio(3913)、メルカリ(4385)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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