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市況解説 2021年3月12日(金)

2021年3月12日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,717.83(+506.19)
TOPIX 1951.06(+26.14)
東証一部売買高 158290万株

大引け・大幅に4日続伸-需給改善期待で後場一段高

12日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続伸、前日比506.19円高の29717.83円で取引を終え、2月25日以来の高値水準を回復した。米ダウ工業株30種平均の連日の史上最高値更新や中国等アジア株の見直しムードを支えに後場もじりじりと上げ幅を拡大、チャート上の節目にあたる25日移動平均線を明確に上抜けたことなどで先物買いを誘い一段高した。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸。東証1部の売買代金は概算で3兆6235億円、売買高は同15億8290万株、値上がり銘柄数1243、値下がり844、変わらず108だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「電気機器」「海運」など29業種が上昇、下落は「電気・ガス」「不動産」「陸運」「保険」の4業種。信越化学工業(4063)、ファナック(6954)が上げ幅を広げて日経平均を牽引、日本郵船(9101)、住友金属鉱山(5713)など景気敏感株にも物色の矛先が広がった。13時のNHKニュースで「日本郵政(6178)と楽天(4755)が資本提携の方針」と報じられともに大幅高、IHI(7013)は同社副社長の「来3月期の航空部門の赤字額が半減する見通し」との発言が好感された。今1月期営業利益が前期比2.7倍増の見通しと発表した鎌倉新書(6184)はストップ高比例配分となり、サイバーエージェント(4751)は証券会社の投資判断引き上げが観測された。半面、今週堅調だった住友不動産(8830)、ワタベウェディング(4696)が利益確定売りに押され、ABCマート(2670)などディフェンシブ株に冴えないものが目立った。今1月期経常利益予想が控え目として菱洋エレクトロ(8068)が大幅安、Casa(7196)は前期決算の未達と今期減益見通しが嫌気された。

新興市場は主要2指数がともに続伸。世界的にリスク選好姿勢が強まるなか、下げの厳しかった高PER(株価収益率)株に見直し買いが入った。バルミューダ(6612)、HENNGE(4475)、フェローテック(6890)が買われ、coly(4175)、ドリコム(3793)、Macbee Planet(7095)が売られた。


2021年3月12日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,488.74(+277.10)
TOPIX 1939.74(+14.82)
東証一部売買高 87787万株

前引け・大幅続伸―グロース株に押し目買い広がる

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日終値に比べて277.10円高い29488.74円で引けた。米追加経済対策法案の成立や欧州中央銀行(ECB)が金利上昇を抑える姿勢を鮮明化させたことが安心感を誘い、このところ売り込まれていたグロース(成長)株に押し目買いが広がる展開となった。決算期末を控えて利益確定売りも出やすく、寄り付き後しばらくは前日終値を挟んでもみ合ったが、円相場の弱含み推移や米株先物の上昇などを受けて、次第に買いが優勢となった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。株価指数先物・オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出に伴って、東証一部売買代金は概算2兆411億円、同売買高も概算8億7787万株に膨らんだ。値上がり銘柄数は925と、値下がり1149を下回り、変わらずが120。業種別TOPIXでは「電気機器」「鉄鋼」「金属製品」をはじめとする20業種が上昇、「保険」「不動産」「電気・ガス」など13業種は下落。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、日本電産(6594)などがジリ高に推移、出資する韓国電子商取引(EC)大手クーパンの米国市場上場を囃してソフトバンクグループ(9984)も賑わった。上期(8-1月)営業黒字に転換したラクスル(4384)は急騰、みずほ証やシティグループ証券の強気レポートが観測されたデンソー(6902)は連日で上場来高値を更新した。未定としていた期末配当を発表したUTグループ(2146)は大幅続伸。反面、SMBC日興証券が格下げしたファーストリテイリング(9983)が指数の重荷となり、第一生命(8750)など金融も総じて冴えない。上期大幅営業減益のサムコ(6387)の下げがきつく、コロナ薬併用治験の結果が芳しくなかった中外製薬(4519)も売られた。

新興市場でも高PER銘柄への買いが膨らみ、主要2指数がともに続伸。フリー(4478)、BASE(4477)、ENECHANGE(4169)が買われ、QDレーザ(6613)、アンジェス(4563)、メディシノバ(4875)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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