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市況解説 2021年3月11日(木)

2021年3月11日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,211.64(+175.08)
TOPIX 1924.92(+5.18)
東証一部売買高 137793万株

大引け・3日続伸-グロース株売り残存もアジア株高が支え

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸、前日比175.08円高の29211.64円で取引を終えた。米株高や景気期待を支えにリスク選好のムードがやや強まるなか、中国・上海総合指数の2%超え大幅反発などアジア株の堅調が安心感に繋がり、後場終盤に上げ幅を広げる展開を見せた。今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会や明日の株価指数先物取引等の特別清算指数(SQ)算出などのイベント警戒もあって、高値圏銘柄の一角には利益確定の動きも続いた。東証株価指数(TOPIX)も小幅に3日続伸。東証1部の売買代金は概算で2兆8692億円、売買高は同13億7793万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1558、値下がり570、変わらず67だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「非鉄金属」「電気・ガス」など21業種が上昇し、下落は「ゴム製品」「陸運」「空運」など12業種。ファーストリテイリング(9983)が上げ幅を広げて日経平均を牽引、アドバンテスト(6857)、イビデン(4062)など半導体関連の一角が切り返した。出遅れ感のあった清水建設(1803)はじめ大手ゼネコンもそろって上昇、このところ手仕舞い売りが続いていたエムスリー(2413)は8日ぶりに反発した。ファミリーマートと連携して無人決済店舗をオープンすると発表し、きのうストップ高したサインポスト(3996)が大幅続伸、ビットコイン関連とされるマネックスグループ(8698)、セレス(3696)も大幅高した。半面、高PER(株価収益率)のシスメックス(6869)、キーエンス(6861)などには手仕舞い売りが継続、今週堅調だったアイフル(8515)やJR3社は利益確定売りに押された。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)は既存店売上の2ケタ減が嫌気され、今1月期営業利益を15%増予想と発表したアセンテック(3565)は成長鈍化と捉えられた。

新興市場は主要2指数がともに上昇、日経ジャスダック平均は5日続伸、東証マザーズ指数は3日続伸した。ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、メディア工房(3815)、ヘッドウォータース(4011)が買われ、アクシージア(4936)、ロゼッタ(6182)、新都ホールディングス(2776)が売られた。


2021年3月11日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,179.84(+143.28)
TOPIX 1924.31(+4.57)
東証一部売買高 68624万株

前引け・続伸-米株高好感、中国株一段高で上げ幅を拡大

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ143.28円高い29179.84円で引けた。10日の米株市場では追加経済対策法案の下院可決を好感して、景気安心感からダウ工業株30種平均が約2週間ぶりに史上最高値を更新、その流れを引き継ぎ東京市場でも景気敏感株を中心に買いが先行した。一部ハイテク株への売りが重荷となり下げに転じる場面もあったが、中国はじめアジアの株式市場の上げ幅拡大などを背景に持ち直した。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆3262億円、売買高は同6億8624万株、値上がり銘柄数は全体の3分2超えの1488、値下がり627、変わらず80だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「パルプ・紙」「電気・ガス」など22業種が上昇し、下落は「ゴム製品」「空運」「精密」など11業種。バルチック海運市況の上昇や外資系証券会社の強気判断を支えに商船三井(9104)など海運大手が軒並み大幅高、DOWAホールディングス(5714)、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)など素材も強い。ソフトバンクグループ(9984)は出資先の韓国ネット通販大手クーパンの新規上場が材料視され、スギホールディングス(7649)は2月既存店売上の好調を受け史上最高値を更新した。半面、村田製作所(6981)は米アップルの一部減産観測や、証券会社の格下げから4%を超える大幅安、東京エレクトロン(8035)はじめ半導体関連にも売られるものが目立った。トビラシステムズ(4441)は好調な10-1月期決算が材料出尽しの反応を呼び、MonotaRO(3064)は2月売上の伸び率鈍化が嫌気された。「国土交通省が日本に就航する国際線の旅行者数について制限を強化する」との報道を受け、JAL(9201)、エイチ・アイ・エス(9603)が売られた。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動き。sMedio(3913)、シンバイオ製薬(4582)、ココペリ(4167)が買われ、kudan(4425)、フェローテックホールディングス(6890)、バルミューダ(6612)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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