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市況解説 2021年3月3日(水)

2021年3月3日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,559.10(+150.93)
TOPIX 1904.54(+9.69)
東証一部売買高 120650万株

大引け・反発―米株先物高や米長期金利の落ち着きも追い風

3日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比150.93円高の29559.10円で取引を終えた。ワクチン普及に伴う経済正常化期待が押し目買いを誘う一方、東京都などの緊急事態宣言延長観測が重荷となり、前日終値を挟んでもみ合ったが、次第に景気敏感株などへの買いが膨らむ展開となった。中国株が上げ幅を広げたことが安心感につながったほか、時間外取引における米株先物の上昇や米長期金利の落ち着きも追い風に働いた。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算2兆4664億円、同売買高は概算12億650万株で、値上がり銘柄数は全体の6割超の1338、値下がり776、変わらず80。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「非鉄」「空運」をはじめとする30業種が上昇、下落は「電気機器」「その他製品」「サービス」の3業種に留まった。日本製鉄(5401)やUACJ(5741)など素材関連が軒並み一段高、今晩の米ナスダック高を期待したソフトバンクグループ(9984)の堅調推移も指数を支えた。NEC(6701)には大和証による目標株価引き上げが観測され、石原産業(4028)には酸化チタンの追加値上げに伴う収益改善期待が広がった。東洋エンジニアリング(6330)など脱炭素関連も賑わった。反面、メドピア(6095)やMonotaRO(3064)など高PER(株価収益率)銘柄の一角が厳しい。システムソフト(7527)は利食い売りで5日ぶりに急反落、アスクル(2678)は冴えない2月月次が重荷となった。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(6699)は新株予約権発行による希薄化懸念が嫌気された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。高PER銘柄などへの売りが響き、東証マザーズ指数の下落率は2%超に達した。室町ケミカル(4885)、INCLUSIVE(7078)、新報国製鉄(5542)が買われ、イグニス(3689)、BASE(4477)、coly(4175)は売られた。


2021年3月3日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,459.71(+51.54)
TOPIX 1897.64(+2.79)
東証一部売買高 59562万株

前引け・反発-一時下落も中国株高受け切り返し

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ51.54円高い29459.71円で引けた。2日の米株市場で主要3指数がそろって反落、長期金利がやや低下するなかでもハイテク株への手仕舞い売りが再燃する格好となったことから、調整が長引く懸念が意識された。小高く始まった日経平均も半導体関連を中心に徐々に値を崩しマイナス圏に沈んだものの、中国・上海総合指数が上げ幅を広げたことが押し目買いを誘い再度上昇に転じた。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆1506億円、売買高は同5億9562万株、値上がり銘柄数は1044、値下がり1052、変わらず98だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「非鉄金属」「海運」など27業種が上昇し、下落は「電気機器」「その他金融」「その他製品」など6業種。ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、住友金属鉱山(5713)などの素材株が幅広く上昇、証券会社の投資判断引き上げが観測されたAGC(5201)も大きく買われた。円安を受けホンダ(7267)はじめ自動車株も軒並み強く、良品計画(7453)は2月月次売上の好調が材料視された。武田薬品工業(4502)は「米モデルナのワクチンを週内にも国内で承認申請の方針を固めた」との一部報道が好感された。半面、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が指数を押し下げ、エムスリー(2413)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)といった高PER銘柄への売りも厳しかった。中国企業への第三者割当増資発表できのうストップ安したサンデンホールディングス(6444)が大幅続落、昨年来高値を付けたヒマラヤ(7514)は利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動きとなり、日経ジャスダック平均が反発の一方、東証マザーズ指数は反落した。シンバイオ製薬(4582)、エコモット(3987)、ロゼッタ(6182)が買われ、HENNGE(4475)、BASE(4477)、アピリッツ(4174)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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