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市況解説 2021年3月2日(火)

2021年3月2日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,408.17(-255.33)
TOPIX 1894.85(-7.63)
東証一部売買高 129267万株

大引け・反落―中国株の下げ幅拡大も嫌気され、一時350円近く下落

2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比255.33円安の29408.17円で取引を終えた。米長期金利の落ち着きを好感した買いが先行し、3万円の大台に迫ったが、その後は急ピッチな巻き戻しに対する警戒が強まり、手じまい売りに押される展開となった。中国株の下げ加速につれた時間外取引における米株先物の下落なども重荷となり、後場に入ると先物主導で下げ幅を拡大、350円近く下げる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算2兆6132億円、同売買高は概算12億9267万株で、値下がり銘柄数は1346、値上がり745、変わらず103だった。業種別TOPIXでは「海運」「空運」「鉱業」をはじめとする25業種が下落、「水産・農林」「その他金融」「機械」など8業種は上昇。リクルートホールディングス(6098)やNTTデータ(9613)には利食い売りが嵩み、JAL(9201)、住友金属鉱山(5713)も冴えない。ロイヤルホールディングス(8179)は2月月次が嫌気され、日本通信(9424)などには競争激化への警戒が膨らんだ。特別配当の実施を決めた日本アジアグループ(3751)には株式公開買い付け(TOB)撤回への思惑が台頭した模様。反面、証券会社の強気レポートが観測されたテルモ(4543)やアンリツ(6754)、スシローグローバルホールディングス(3563)が高く、メルカリ(4385)のアリババグループとの提携に協力することを発表したBEENOS(3328)は急伸。5-1月期大幅減益の伊藤園(2593)には業績改善期待が広がった。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。直近IPO銘柄への売りが重荷となったが、出遅れ銘柄への押し目買いで底堅さを示した。メドレー(4480)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、フェローテックホールディングス(6890)が買われ、coly(4175)、室町ケミカル(4885)、小僧寿し(9973)は売られた。


2021年3月2日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,554.75(-108.75)
TOPIX 1893.41(-9.07)
東証一部売買高 66826万株

前引け・反落―買い一巡後、手じまい売りに押される

2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて108.75円安い29554.75円で引けた。1日の米国市場で景気回復期待が高まる一方で長期金利の上昇が一服し、主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行。一時330円超上昇し節目の3万円に肉薄する場面があったが、その後は急ピッチな切り返しに対する警戒感が広がり、利益確定売りが膨らむ展開となった。東証株価指数(TOPIX)も朝高後下げに転じた。東証一部売買代金は概算1兆2574億円、同売買高は概算6億6826万株で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1587、値上がり533、変わらずが74。業種別TOPIXでは「空運」「海運」「鉱業」をはじめとする26業種が下落、「精密」「ガラス・土石」「その他金融」など7業種は上昇。高値圏に位置する商船三井(9104)や三井物産(8031)、メガバンクなどに手じまい売りが嵩み、ファーストリテイリング(9983)、東京エレクトロン(8035)といった値嵩株の失速も指数の重しとなった。再建中のサンデンホールディングス(6444)には第三者割当増資に伴う需給悪化懸念が台頭、新株予約権が行使されたと伝わったエイチ・アイ・エス(9603)の下げも厳しい。LINEとの統合が完了したZホールディングス(4689)は材料出尽くしの反応を示した。反面、ファナック(6954)や安川電機(6506)など設備投資関連の一角が買われ、東海カーボン(5301)にはジェフリーズ証の強気レポートが観測された。ブロックチェーン技術のコンサルティングを行う企業との資本・業務提携を発表したセレス(3696)が急伸、今8月期業績見通しを引き上げたヒマラヤ(7514)はストップ高まで買い進まれた。自社株買いの実施を発表したエムアップホールディングス(3661)も強い。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。全般、手じまい売りに押される展開となったが、主力株への買いが目立ったマザーズ指数はプラスを維持した。BASE(4477)、メルカリ(4385)、出前館(2484)が買われ、アピリッツ(4174)、JTOWER(4485)、ワークマン(7564)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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