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市況解説 2021年3月1日(月)

2021年3月1日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,663.50(+697.49)
TOPIX 1902.48(+37.99)
東証一部売買高 125001万株

大引け・大幅反発―後場も高値圏でもみ合い、下値不安大きく後退

1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末比697.49円高の29663.50円で取引を終えた。26日の米国市場で長期金利の上昇が一服し、ハイテク株への買い戻しが強まった流れを受けて、投資家心理が上向いた。米追加対策法案の下院通過を好感して時間外取引での米株先物が堅調に推移したことも追い風となった模様で、米金利動向を見極めたいとして様子見ムードが強まった後場も高値圏を維持、先週末の急落分の6割近くを取り戻す格好となった。東証株価指数(TOPIX)も急反発。東証一部売買代金は概算2兆4773億円、同売買高は概算12億5001万株で、値上がり銘柄数は全体の85%超の1931、値下がり229、変わらずが34。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「パルプ・紙」「情報・通信」「建設」「小売」が値上がり率上位に並んだ。半導体を中心とする好業績ハイテク株が軒並み上昇、金融もしっかり。米著名投資家率いる投資ファンドの保有額上位に入ったことが明らかになった伊藤忠商事(8001)が終日高く、今日から企業の採用説明会が解禁されたことを材料にリクルートホールディングス(6098)など人材大手も賑わった。自社株買いの実施を発表した長谷工コーポレーション(1808)が急伸、ライオン(4912)にはSMBC日興証の格上げが観測された。反面、J.フロント リテイリング(3086)やイオン(8267)など小売の一角が売られ、JR3社も冴えない。セレス(3696)やマネックスグループ(8698)といった仮想通貨関連も安く、ワクチン保冷庫を材料に急騰していた澤藤電機(6901)は利食い売りで5日ぶりに反落。エイチ・アイ・エ(9603)やエアトリ(6191)など旅行関連は厳しい下げに見舞われた。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。後場に入ると、値動きが鈍った大型株を敬遠し、値ごろ感の強まったマザーズ銘柄を物色する流れが強まった。AIinside(4488)、メルカリ(4385)、和心(9271)が買われ、WACUL(4173)、QDレーザ(6613)、シンバイオ製薬(4582)は売られた。


2021年3月1日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,621.26(+655.25)
TOPIX 1896.31(+31.82)
東証一部売買高 58098万株

前引け・大幅反発-米金利落ち着き、修正高

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末終値に比べ655.25円高い29621.26円で引けた。先週1.6%台まで急伸した米10年債利回りが26日の米国市場で1.4%近辺に低下、ハイテク株売りが和らいだ流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連などを中心に幅広い銘柄で買い戻しの動きが優勢となった。時間外取引での米株先物や円相場の下落も支えに上げ幅を700円超えに広げる場面があったが、今週末発表の米雇用統計など主要経済指標の結果を見極めたいとの心理も働き、その後は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証1部の売買代金は概算で1兆1819億円、売買高は同5億8098万株、値上がり銘柄数は全体の8割近い1739、値下がり385、変わらず68だった。業種別TOPIXは全33業種中、「機械」「電気機器」「情報・通信」など28業種が上昇、下落は「海運」「鉱業」「陸運」など5業種にとどまった。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が大幅反発、村田製作所(6981)など電子部品株の上昇も目に付いた。ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し上げ、NTTデータ(9613)は昨年来高値を更新した。ココカラファイン(3098)との経営統合を発表したマツモトキヨシ(3088)は10%超え急伸。半面、先週上昇の目立ったエイチ・アイ・エス(9603)、西武ホールディングス(9024)といった旅行、レジャー関連が総じて利益確定売りに押され、26日に昨年来高値を付けたJUKI(6440)、本日寄り付きに高値を付けたエイチーム(3662)が売られた。商船三井(9104)はじめ海運株や非鉄も軟調だったほか、公募・売り出し発表の学研ホールディングス(9470)が急落した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。高PER銘柄などへの手仕舞い売りが継続し東証マザーズ指数が小幅続落。coly(4175)、エヌ・ピー・シー(6255)、マネーフォワード(3994)が買われ、ロゼッタ(6182)、室町ケミカル(4885)、メタップス(6172)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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