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市況解説 2021年2月26日(金)

2021年2月26日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,966.01(-1,202.26)
TOPIX 1864.49(-61.74)
東証一部売買高 168876万株

大引け・大幅反落―日銀出動見送り観測なども重荷で29000円割れ

26日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比1202.26円安の28966.01円で取引を終えた。下げ幅は16年6月以来4年8ヵ月ぶりの大きさで、一気に節目の29000円を割り込んだ。25日の米国市場で金利上昇を嫌気して主要株価が急落した流れを引き継ぎ、全面安の様相を呈した。後場に入ると、日銀の上場投資信託(ETF)購入見送り観測やアジア主要株価の下げ幅拡大なども重荷となり、月末の持ち高調整の動きも巻き込んで改めて下げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も急反落。東証一部売買代金は概算3兆6212億円、同売買高は概算16億8876万株で、値下がり銘柄数は全体の9割超の1985に達し、値上がり172、変わらず37。業種別TOPIXでは全33業種が下落、「その他製品」「電気機器」「パルプ・紙」「不動産」が値下がり率上位に並んだ。ファーストリテイリング(9983)やソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)など指数寄与度の高い値嵩株が軒並み下げ幅を広げ、日本製鉄(5401)や日本郵船(9101)も厳しい。昼休み中に自己株取得の終了を発表したアドウェイズ(2489)は一時11%超下落、アサヒホールディングス(5857)には新株予約権の発行に伴う需給懸念が台頭。昨日初めて1万円台に乗せたSansan(4443)は手じまい売りに押された。反面、本日付日経朝刊記事を受けて花王(4452)が小幅ながら続伸、通期見通しを引き上げたライト工業(1926)、神鋼商事(8075)もしっかり。中央発條(5992)は1:4の株式分割実施が好感され、「機能性ペプチドによる毛髪成長促進効果を発見」と伝わったアジュバンコスメジャパン(4929)も強い。

新興市場でも、主要2指数がそろって反落。メルカリ(4385)、シンバイオ製薬(4582)、HENNGE(4475)が売られ、CAICA(2315)、KaizenPlatform(4170)、ラクス(3923)は買われた。新規上場のcoly(4175)は公開価格4130円に対し8450円、上場2日目のアピリッツ(4174)は同1180円に対し5600円のそれぞれ初値を付けた。


2021年2月26日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,446.17(-722.10)
TOPIX 1889.18(-37.05)
東証一部売買高 73432万株

前引け・大幅反落-米金利急伸が直撃、一時949円安

26日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ722.10円安い29446.17円で引けた。25日の米国市場で米10年債利回りが約1年ぶりの水準となる1.61%に一時急伸、高PERのハイテク株のみならず、このところ堅調だった景気敏感セクターにも幅広く手仕舞い売りが膨らんだ。この流れを引き継いで全面安でスタート、一時下げ幅を950円近くに広げる場面もあったが、売り一巡後は好業績株などへの押し目買いなどでやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証1部の売買代金は概算で1兆4896億円、売買高は同7億3432万株、値下がり銘柄数は全体の8割近い1733、値上がり394、変わらず67だった。業種別TOPIXは全33業種が下落、「その他製品」「不動産」「電気機器」「ガラス・土石」などが値下がり率の上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)などの半導体関連やファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)など指数寄与度の大きい値嵩株が下落、日経平均を大きく押し下げた。今3月期末の配当計画を引き下げたパナソニック(6752)や固定資産の減損処理で純利益予想を下方修正した西武ホールディングス(9024)も売られ、日医工(4541)は「富山県から業務停止命令を受けた」とのNHK報道を嫌気した。半面、米金利上昇を好感して第一生命ホールディングス(8750)は朝安のあと切り返し、メガチップス(6875)は今期業績予想を上方修正したことで大幅高。エイチーム(3662)はスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)と共同開発したゲームアプリ・ファイナルファンタジーシリーズを本日発表、三共生興(8018)は旧村上ファンド系の投資ファンドの保有が明らかになったことが材料視された。トプコン(7732)には証券会社の投資判断引き上げが観測された。

新興市場は主要2指数がともに反落、日経平均の急落で投資家心理が悪化し、主要銘柄中心に全面安商状を呈した。BASE(4477)、ベクター(2656)、フリー(4478)が売られ、ロゼッタ(6182)、新報国製鉄(5542)、フリークアウト(6094)が買われた。昨日上場のアピリッツ(4174)、本日上場のcoly(4175)は買い気配のまま前場は値が付かず、室町ケミカル(4885)は公開価格820円に対し1424円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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