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市況解説 2021年2月12日(金)

2021年2月12日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,520.07(-42.86)
TOPIX 1933.88(+3.06)
東証一部売買高 134398万株

大引け・5日ぶり反落-高値警戒感を意識も業績期待が下支え

12日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落、10日終値に比べ42.86円安の29520.07円で取引を終えた。朝方こそ業績期待等の買いが先行したものの、景気敏感株の一角や高値圏銘柄に利益確定売りが広がり早々に下げに転じ、後場も上値の重い展開が続いた。アジア市場の旧正月休場の影響もあって方向感に乏しく、狭いレンジでの取引に終始した。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら5日続伸。東証1部の売買代金は概算で3兆202億円、売買高は同13億4398万株、値下がり銘柄数は1107、値上がり1004、変わらず82だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「ガラス・土石」「電気・ガス」など18業種が下落、上昇は「金属製品」「証券」「その他製品」など15業種。今12月期業績予想が横這い圏にとどまるとしたDMG森精機(6141)や今3月期見通しを据え置いた阪和興業(8078)が午後下げに転じ、大塚ホールディングス(4578)は今期減益見通しが嫌気され下げ幅を広げた。三菱マテリアル(5711)、東京製鐵(5423)など素材の一角が冴えず、昨年来高値近辺にあったソフトバンクグループ(9984)、ファナック(6954)など一部の値嵩株が指数を押し下げた。半面、アドバンテスト(6857)はじめ半導体関連は終日強く、セガサミーホールディングス(6460)、光通信(9435)は昼休み中に発表した決算内容が評価されともに一段高した。第三者割当増資によりオイシックス・ラ・大地(3182)と資本業務提携を結ぶとしたエー・ピーホールディングス(3175)はストップ高比例配分となった。

新興市場は主要2指数がともに上昇、日経ジャスダック平均が5日続伸、東証マザーズ指数は続伸した。フェローテックホールディングス(6890)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、PKSHATechnology(3993)が買われ、HENNGE(4475)、ジーエヌアイグループ(2160)、ケアネット(2150)が売られた。


2021年2月12日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,479.36(-83.57)
TOPIX 1932.18(+1.36)
東証一部売買高 70937万株

前引け・反落―短期過熱警戒感と押し目買い意欲がせめぎ合う

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前営業日の10日終値に比べて83.57円安い29479.36円で引けた。業績評価や株価指数オプション2月限の特別清算指数(SQ)算出に絡む買いが先行したものの、最近の急ピッチ上昇に対する警戒がジワリと広がる格好となった。景気敏感株を中心に利益確定売りが膨らみ、一時150円近く下げる場面があったが、下値には押し目買いが入り下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続伸。東証一部売買代金は概算1兆6291億円、同売買高も概算7億937万株とともに10日の前場水準を上回り、値下がり銘柄数は1041、値上がり1041、変わらずが109。業種別TOPIXでは「海運」「繊維」「電気・ガス」をはじめとする18業種が下落、「金属製品」「鉱業」「証券」など15業種は上昇。ソニー(6758)や日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)が利食い売りに押され、今期業績・配当予想を引き下げた東急(9005)は大幅反落。ペプチドリーム(4587)は今21.12期見通しが失望売りを誘い、販売予定機種の削減に伴い今21.3期見通しを引き下げたフィールズ(2767)も厳しい。日本光電(6849)には大和証の格下げが観測された。反面、米半導体株指数の上昇を背景に東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)が買われ、「年内にも電気自動車(EV)2車種を米国市場に投入」と報じられたトヨタ自動車(7203)は一時4%超上昇。通期見通しを上方修正したタカラバイオ(4974)が続伸、足元業績好調のルネサスエレクトロニクス(6723)もしっかり。大規模な自社株買いの実施を打ち出したジャフコグループ(8595)の上昇率は10%を超えた。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。決算を受けて大きく売られる銘柄も散見されたが、市場の地合い好転が下値を支える展開となった。メルカリ(4385)、シンバイオ製薬(4582)、フリー(4478)が買われ、BASE(4477)、AIinside(4488)、ユーザベース(3966)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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