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市況解説 2021年2月10日(水)

2021年2月10日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,562.93(+57.00)
TOPIX 1930.82(+5.28)
東証一部売買高 132435万株

大引け・4日続伸-後場は横這い圏で小動きも高値引け

10日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前日比57.00円高の29562.93円で取引を終えた。前場中は好決算銘柄や出遅れ株への物色が下値を支える格好となったが、後場に入ると明日の祝日休場や12日の株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出を控えて次第に手仕舞い売りが優勢となり、マイナス圏での取引も多かった。13時25分に4-12月期決算を発表したトヨタ自動車(7203)が直後に一段高したもののその後伸び悩み、日経平均ももたついたが終盤持ち直して本日の高値近辺で引けた。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸。東証1部の売買代金は概算で2兆8828億円、売買高は同13億2435万株、値上がり銘柄数は947、値下がり1152、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「パルプ・紙」「その他製品」など22業種が上昇、下落は「非鉄金属」「石油・石炭製品」「建設」など11業種。きのう発表した決算内容が評価されたシマノ(7309)、シミックホールディングス(2309)は終日堅調に推移、前引け直前に好決算を発表したクラレ(3405)は上げ幅を拡大した。ツクイホールディングス(2398)、サンケン電気(6707)は株式公開買い付け(TOB)の対象となったことが引き続き材料視されともに大幅高で終えた。半面、午後に4-12月期の減益決算を発表したENEOSホールディングス(5020)が下落に転じたほか、DOWAホールディングス(5714)、太平洋セメント(5233)など素材株、資源株の下げが厳しかった。今12月期の営業減益予想を発表したサイバネットシステム(4312)も後場急落。

新興市場は主要2指数がともに上昇し、日経ジャスダック平均は4日続伸、東証マザーズ指数は反発した。JIG-SAW(3914)、ジーエヌアイグループ(2160)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が買われ、フリー(4478)、マクアケ(4479)、日本マクドナルドホールディングス(2702)が売られた。本日新規上場のアールプランナー(2983)は公開価格2210円に対し5000円で初値を付けた。


2021年2月10日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,531.48(+25.55)
TOPIX 1934.46(+8.92)
東証一部売買高 65957万株

前引け・続伸-好決算銘柄や出遅れ循環物色で下値堅い

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸、前日終値に比べ25.55円高い29531.48円で引けた。9日の米国市場でダウ工業株30種平均が7日ぶりに反落するなど上昇一服感が浮上、東京市場でも景気敏感株を中心に利益確定目的などの売りが先行して始まったが、押し目買いを支えに徐々に下げ渋る動きを強めた。寄り付き直後に130円超え下押したが、底堅さに対する安心感やアジア市場の堅調を支えに前場中ごろには上昇に転じた。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は1兆3828億円、売買高は同6億5957万株、値上がり銘柄数は1073、値下がり1004、変わらず109だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「石油・石炭製品」「輸送用機器」など24業種が上昇し、下落は「非鉄金属」「建設」「医薬品」など9業種。きのうの決算発表で今3月期業績を上方修正したダイキン工業(6367)、ホンダ(7267)、富士フイルムホールディングス(4901)などが上昇して指数を牽引、KYB(7242)は通期営業利益予想を従来の3倍近い水準に引き上げ、ストップ高まで買われる場面もあった。午後に決算発表を控えるトヨタ自動車(7203)も強く、サカイオーベックス(3408)はMBO(経営陣参加の買収)を意識した買いが継続した。米国同様に任天堂(7974)、ブイキューブ(3681)など巣ごもり関連の見直し買いも散見された。半面、今12月期減配予想を発表したJT(2914)が大幅安、前12月期実績が予想を下回った三井海洋開発(6269)や今3月期営業利益予想を下方修正したネットマーケティング(6175)が10%超え急落した。昨年12月末時点で債務超過状態に陥ったKNT-CTホールディングス(9726)も弱く、平和不動産(8803)は証券会社の格下げ観測が響いた。

新興市場は主要2指数がともに上昇。QDレーザ(6613)、JMDC(4483)、メルカリ(4385)が買われ、CRI・ミドルウェア(3698)、シンバイオ製薬(4582)、ニッポン高度紙工業(3891)が売られた。新規上場のアールプランナー(2983)は買い気配が継続している。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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