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市況解説 2021年2月8日(月)

2021年2月8日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,388.50(+609.31)
TOPIX 1923.95(+33.00)
東証一部売買高 158595万株

大引け・大幅続伸―30年半ぶりの高値水準を回復

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前週末比609.31円高の29388.50円と、約30年半ぶりの高値水準で取引を終えた。米追加経済対策の早期成立期待やワクチン普及などにより経済正常化が進むとの観測が広がり、幅広い銘柄に買いが優勢となった。売り方の買い戻しも巻き込んで前場中に600円超上昇した後は、急ピッチ上昇への警戒が強まる場面もあったが、良好な企業決算やアジア主要株式の上昇が支えとなり、大引けに掛けて再び切り返す展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸し、91年6月以来の水準を回復した。東証一部売買代金は概算3兆3924億円と高水準で、同売買高は概算15億8595万株。値上がり銘柄数は1710、値下がり429、変わらず52。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「海運」「銀行」が値上がり率上位に並んだ。トヨタ自動車(7203)が昨年来高値を更新、10-12月期大幅増益の三井不動産(8801)は7日続伸となった。売りが先行した東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が切り返し、米ファイザー製ワクチンの国内輸送を担当すると報じられたヤマトホールディングス(9064)、セイノーホールディングス(9076)が動意付いた。通期見通しの引き上げと自社株買いの実施を発表した日本曹達(4041)も強い。反面、今21.12期見通しが市場予想並みに留まったAGC(5201)には手じまい売りが膨らみ、今21.3期赤字転落見通しを示した帝人(3401)も冴えない。一部開発案件の停滞や延期が響き、10-12月期大幅減益のPCIホールディングス(3918)の下げがきつく、アニコム ホールディングス(8715)は通期見通しの据え置きが嫌気された。先週末に急伸したNTTデータ(9613)は利食い売りに押された。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。日経ジャスダック平均は続伸、東証マザーズ指数は反発。フリー(4478)、綜研化学(4972)、東洋合成(4970)が買われ、すららネット(3998)、フェイスネットワーク(3489)、アンジェス(4563)は売られた。


2021年2月8日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,378.18(+598.99)
TOPIX 1923.49(+32.54)
東証一部売買高 80713万株

大引け・大幅続伸―売り方の買い戻しを巻き込んで上げ幅を拡大

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸、前日終値に比べて598.99円高い29378.18円と、1990年8月以来約30年半ぶりの高値で引けた。米追加経済対策の早期成立期待やワクチン普及に伴う経済正常化観測が改めて意識され、投資家心理が一段と強気に傾いた。主要企業の好決算が相次いでいることも追い風に、売り方の買い戻しを巻き込んで、先物主導で上げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。東証一部売買代金は概算1兆6987億円、同売買高は概算8億713万株で、値上がり銘柄数は全体の3/4超の1651、値下がり458、変わらずが80。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「海運」「繊維」が値上がり率上位に並んだ。今期事業損益の黒字転換見通しを示した日本製鉄(5401)が急伸、「特別買収目的会社(SPAC)を2社設立」と報じられたソフトバンクグループ(9984)は21年ぶりの高値を付けた。通期見通しを引き上げたゴールドウイン(8111)は一時ストップ高、ミネベアミツミ(6479)は自社株買いの実施も好感された模様。傘下のNTTドコモの新プランへの期待などを背景に、NTT(9432)は6日続伸。反面、上方修正した通期見通しが市場予想に届かなかったダイフク(6383)が急落、英社買収観測報道が伝わったルネサスエレクトロニクス(6723)は財務負担増を警戒した売りに押された。ソニー(6758)には利食い売りが膨らみ、10-12月期大幅増益のスズキ(7269)には材料出尽くし感が台頭。GMB(7214)は「韓国自動車メーカー2社が米アップル社との交渉観測を拒否」との一部報道が嫌気された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。景気敏感株や出遅れ銘柄への資金シフト思惑が広がり、一部高値圏銘柄への売りを誘った。JIG-SAW(3914)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、QDレーザ(6613)が買われ、JTOWER(4485)、イルグルム(3690)、ケアネット(2150)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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