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市況解説 2021年1月20日(水)

2021年1月20日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,523.26(-110.20)
TOPIX 1849.58(-6.26)
東証一部売買高 115000万株

大引け・反落―米政治イベント見極めムード広がる

20日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比110.20円安の28523.26円で取引を終えた。米政策期待を背景とする買いが先行したものの、その後は短期的な過熱警戒感を意識した売りに押される展開となった。今晩のバイデン次期米大統領の就任式を見極めたいとのムードが広がり、様子見ムードが広がったことも響いた模様で、一時230円超下げる場面もあったが、日銀による上場投資信託(ETF)購入観測を支えに節目の28500円台は維持した。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆3810億円、同売買高は概算11億5000万株で、値下がり銘柄数は993、値上がり1100、変わらず95だった。業種別TOPIXでは「空運」「海運」「陸運」をはじめとする20業種が下落、「繊維」「鉱業」「石油・石炭製品」など13業種は上昇。昨日の上げを牽引したファーストリテイリング(9983)が反落、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し下げた。今日から終電の繰り上げを実施する京王電鉄(9008)、小田急電鉄(9007)など首都圏電鉄株が軒並み安、明電舎(6508)は日経朝刊の特集記事が嫌気された。東京ドーム(9681)に対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した三井不動産(8801)には財務負担増への警戒が広がり、UBS証券が格下げした日本光電(6849)は厳しい下げに見舞われた。反面、東京エレクトロン(8035)やファナック(6954)など値嵩ハイテク株の一角は値を保ち、大幅続伸の太陽誘電(6976)は約20年4ヵ月ぶりに6000円台を回復。AGC(5201)は日経の好業績観測報道が好感され、ツクイホールディングス(2398)などには介護保険サービス料金の引き上げに伴う業績改善思惑が広がった。子会社が製造・販売している空気清浄機について「新型コロナウイルスの不活性化効果を確認」と発表したワイエイシイホールディングス(6298)が急伸、IDOM(7599)には三菱UFJ証券の格上げが観測された。

新興市場では、主要2指数が小幅ながらそろって上昇。値動きの良い直近IPO銘柄やハイテク株への物色が膨らんだ。ケアサービス(2425)、ココペリ(4167)、フェローテックホールディングス(6890)が買われ、ウィルズ(4482)、アンジェス(4563)、ハーモニック(6324)は売られた。


2021年1月20日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,504.38(-129.08)
TOPIX 1846.46(-9.38)
東証一部売買高 59873万株

前引け・反落―朝方の買い一巡後は利食い売りに押される

20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値に比べて129.08円安い28504.38円で引けた。19日に行われたイエレン次期米財務長官の公聴会における発言が市場の期待に沿った内容であったことが投資家心理を一段と強気に傾け、終値ベースの年初来高値を上回って寄り付いたものの、その後は利益確定売りに押される展開となった。米政策期待は既に昨日の上昇で相当程度織り込まれていたとの見方が広がったほか、今晩のバイデン氏の就任式を見極めたいとして買いを手控える向きも多かったことが背景。東証株価指数(TOPIX)も朝高後下げに転じた。東証一部売買代金は概算1兆2359億円、同売買高は概算5億9873万株で、値下がり銘柄数は1129、値上がり933、変わらずが123。業種別TOPIXでは「海運」「空運」「証券」をはじめとする25業種が下落、「鉱業」「繊維」「石油・石炭製品」など8業種は上昇。第一三共(4568)や中外製薬(4519)など医薬品株の一角が売られ、日本郵船(9101)など海運大手への手じまい売りも膨らんだ。レジャー関連も総じて冴えず、ANA(9202)は21年度の事業計画で国内線の運行規模の縮小を方針を示したことも嫌気された。従業員による不正行為が判明したと発表した大豊建設(1822)も安い。反面、米半導体株高を映じて東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が昨年来高値を更新、アンリツ(6754)も14日続伸し高値を更新した。「米GMと自動運転サービスで協業」と報じられたホンダ(7267)が買われ、「電気自動車(EV)向けに生産能力を倍増」と伝わったニチコン(6996)は3年ぶりの高値を付けた。通期見通しを上方修正した日総工産(6569)は急騰。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。大型株が利食い売りに押されたことを受けて、値動きの良い直近IPO銘柄やデジタル化関連などが買いを集めた。バルミューダ(6612)、BASE(4477)、メドレー(4480)が買われ、エヌ・ピー・シー(6255)、プレイド(4165)、メルカリ(4385)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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