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市況解説 2021年1月15日(金)

2021年1月15日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,519.18(-179.08)
TOPIX 1856.61(-16.67)
東証一部売買高 124926万株

大引け・5日ぶり反落-後場下げ幅を拡大も底堅さ

15日の東京株式市場で日経平均株価は6日ぶりに反落、前日比179.08円安の28519.18円で取引を終えた。14日の米株安に加え、バイデン米次期大統領による1.9億ドル規模の追加経済対策公表で材料出尽しのムードが広がるなか、昨日までの5連騰で1600円超え上昇した反動も意識された。円相場が1ドル103円台に強含んだこともあって、朝高で始まった電子部品大手が軒並み下げに転じ、今週賑わった景気敏感株も全般冴えなかった。アジア市場の軟調もあって下げ幅を一時200円超えに広げる場面もあったが、終盤はやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は7日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆8376億円、売買高は同12億4926万株、値下がり銘柄数は全体の4分の3超えの1652、値があり486、変わらず51。業種別TOPIXは全33業種中、「輸送用機器」「繊維」「電気・ガス」「非鉄金属」など29業種が下落、上昇は「鉱業」「ゴム」「空運」「石油・石炭製品」の4業種にとどまった。トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)が後場も冴えず、ソニー(6758)が一段安となった。古野電気(6814)、フィル・カンパニー(3267)は昨日発表の決算が出尽くし反応に繋がり、パソナグループ(2168)は大幅続落。半面、キヤノン(7751)の好決算をきっかけにセイコーエプソン(6724)、リコー(7752)など同業の事務機器メーカーに買いが波及した。ベクトル(6058)は決算内容が好感され、Gunosy(6047)はKDDI(9433)と大型メディアアプリサービス運営で新たな業務提携を発表したことも材料視された。神栄(3004)は一時ストップ高まで買われた。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動きとなり、日経ジャスダック平均が続落した一方、東証マザーズ指数は反発した。カイオム・バイオサイエンス(4583)、バルミューダ(6612)、不二精機(6400)が買われ、アララ(4015)、ビザスク(4490)、ラクス(3923)が売られた。


2021年1月15日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,639.05(-59.21)
TOPIX 1863.81(-9.47)
東証一部売買高 65063万株

前引け・小反落-半導体関連が牽引も短期過熱意識

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反落、前日終値に比べ59.21円安い28639.05円で引けた。バイデン米次期大統領による追加経済対策への期待や、台湾半導体受託生産大手・TSMCの設備投資拡大などが好感され買い先行で始まったが、先週来の急ピッチな上昇に対する警戒感から徐々に利益確定売りに押される展開となった。半導体不足やコロナ感染拡大に伴い自動車減産の動きが広がっていることが、素材株などの手仕舞い売りにも波及している。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆4587億円、売買高は同6億5063万株、値下がり銘柄数は全体の7割近い1505、値上がり580、変わらず103だった。業種別TOPIXは全33業種中、「輸送用機器」「鉄鋼」「電気・ガス」など25業種が下落、上昇は「鉱業」「石油・石炭製品」「ゴム製品」など8業種。トヨタ自動車(7203)が行動制限を受けマレーシア工場を操業停止と伝わり、デンソー(6902)、日本製鉄(5401)など関連業種に幅広く売りが広がった。昨日発表の9-11月期決算が市場の期待に届かなかったとしてファーストリテイリング(9983)も大きく下落、環境関連のレノバ(9519)、岩谷産業(8088)が大幅安となるなど高値圏銘柄に利益確定売りが目立った。好決算のメディアドゥ(3678)、テラスカイ(3915)も出尽くし反応を示した。半面、東京エレクトロン(8035)、SUMCO(3436)などの半導体関連が軒並み上昇し指数を支え、前12月期見通しを上方修正したキヤノン(7751)、AGC(5201)といった出遅れ株への見直し買いも目立った。タマホーム(1419)は今5月期業績予想と配当計画を上方修正、ドトール・日レスホールディングス(3087)は赤字幅の縮小が好感された。日本アジアグループ(3751)は現在実施中のMBO(経営陣参加による買収)に対抗して投資ファンドが買い付け価格を引き上げたTOB(株式公開買い付け)を発表し、急伸した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。Sansan(4443)、Mipox(5381)、UUUM(3990)が買われ、農業総合研究所(3541)、RPAホールディングス(6572)、ウエストホールディングス(1407)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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