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市況解説 2020年12月29日(火)

2020年12月29日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,568.15(+714.12)
TOPIX 1819.18(+31.14)
東証一部売買高 102087万株

大引け・大幅続伸―上げ幅700円超、30年4ヵ月ぶり高値

29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比714.12円高の27568.15円と、1990年8月15日以来約30年4ヵ月ぶりの高値を付けて取引を終えた。米追加景気対策の成立や欧州におけるワクチン接種開始などを受けて、世界景気の先行き不安が後退、投資家心理が強気に傾いた。実質新年相場入りで需給改善も意識されるなか、円相場の弱含み推移も追い風に、先物主導で上げ幅を広げた。東証株価指数(TOPIX)も大幅に5日続伸し、2018年10月3日以来の水準を回復した。東証一部売買代金は概算2兆2042億円、同売買高は概算10億2087万株で、値上がり銘柄数は全体の8割超の1814、値下がり316、変わらず46だった。業種別TOPIXでは「空運」「サービス」「陸運」「医薬品」をはじめとする31業種が上昇、下落は「鉱業」「ゴム製品」の2業種に留まった。村田製作所(6981)、キーエンス(6861)が上場来高値を更新、ファーストリテイリング(9983)は初めて9万円台に乗せた。通期最終利益見通しを引き上げたパイプドHD(3919)は大幅反発、日経朝刊に取り上げられたギフト(9279)も終日堅調だった。反面、3-11月期大幅増益で配当予想を増額したDCMホールディングス(3050)は出尽くしの反応を示し、クスリのアオキホールディングス(3549)は不冴えな12月月次が重荷となった。SBIホールディングス(8473)は引き続き出資先の米リップルが扱う仮想通貨への警戒が嫌気され、サントリー食品インターナショナル(2587)にはみずほ証の格下げが観測された。原油市況の下落を映じて国際石油開発帝石(1605)なども冴えない。

新興市場でも、市場の地合い好転を受けて主要2指数がそろって反発。ラクス(3923)、いつも(7694)、gooddaysホールディングス(4437)が買われ、ヤプリ(4168)、ケアネット(2150)、三光産業(7922)は売られた。新規上場のオンデック(7360)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


2020年12月29日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,292.37(+438.34)
TOPIX 1806.84(+18.80)
東証一部売買高 47174万株

前引け・大幅続伸―世界景気懸念が後退し、心理的節目を突破

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べて438.34円高い27292.37円で引けた。米追加経済対策の成立や欧州におけるワクチン接種開始などを受けて世界景気懸念が後退、28日の欧米主要株価指数が軒並み高となった流れを引き継いだ。円相場の弱含み推移も追い風に、心理的節目の27000円を突破すると上昇に弾みが付き、450円近く上昇し、取引時間中としては1990年8月17日以来の高値を付ける場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸、2018年10月4日以来となる1800台を回復した。東証一部売買代金は概算1兆25億円、同売買高は概算4億7174万株で、値上がり銘柄数は1494、値下がり595、変わらずが82。業種別TOPIXでは「空運」「サービス」「陸運」をはじめとする29業種が上昇、下落は「鉱業」「ゴム製品」「食料品」「その他製品」の4業種に留まった。米ハイテク株高を背景に東京エレクトロン(8035)や信越化学工業(4063)が買われ、「NTT(9432)・NEC(6701)連合への参加も選択肢」との社長発言が報じられた富士通(6702)は5ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。「米電力大手と水素関連研究で協業」と伝わった三菱重工業(7011)は連日の大幅高、子会社が米ファイザーと提携契約を結んだ大日本住友製薬(4506)は急騰。4-12月期業績の上振れ見通しを示した川崎汽船(9107)も強い。反面、配当権利落ちのJT(2914)やブリヂストン(5108)が冴えず、大和証が格下げしたエフオン(9514)には利食い売りが嵩んだ。日本ペイントホールディングス(4612)は当局の審査遅れによる塗料事業の統合延長が嫌気され、三菱商事(8058)との資本業務提携を解消すると発表したヒマラヤ(7514)は急落。四半期報告書の提出が遅れ、管理銘柄(確認中)に指定されたひらまつ(2764)も厳しい。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。実質新年相場入りに伴う需給改善が意識されている模様。JTOWER(4485)、AIinside(4488)、ENECHANGE(4169)が買われ、テラ(2191)、BASE(4477)、エヌ・ピー・シー(6255)は売られた。新規上場のオンデック(7360)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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