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市況解説 2020年12月21日(月)

2020年12月21日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,714.42(-48.97)
TOPIX 1789.05(-4.19)
東証一部売買高 104210万株

大引け・続落-海外安心感戻り後場下げ幅縮小

21日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比48.97円安の26714.42円で取引を終えた。感染拡大に伴う景気懸念が意識されて朝方は大きく下押すも、米追加経済対策法案の成立観測や、国内では2021年度予算案の閣議決定されたことが安心感に繋がり、徐々に押し目姿勢が強まった。日銀による上場投資信託(ETF)購入の思惑が浮上したほか、中国・上海総合指数や米株先物が堅調推移も景気敏感株やハイテク株の一角への買いを誘った。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証1部の売買代金は概算で2兆153億円、売買高は同10億4210万株と低調で、値下がり銘柄数は1237、値上がり842、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「その他製品」「不動産」など19業種が下落、上昇は「非鉄金属」「倉庫・運輸関連」「鉄鋼」など14業種。ホンダ(7267)、日産自動車(7201)など自動車が総じて弱く、行動自粛を背景にANA(9202)、ラウンドワン(4680)も軟調だった。三井不動産(8801)はじめ大手不動産も弱く、先週急伸した三井ハイテック(6966)も利益確定売りに押された。半面、ソニー(6758)、ソフトバンクグループ(9984)が後場も強く、日本製鉄(5401)、コマツ(6301)などの景気敏感株が総じて堅調だった。住友林業(1911)は米住宅の好調期待を支えとした買いが継続、三桜工業(6584)、古河電池(6937)などの電池関連などのテーマ株にも大きく上昇するものが目立った。引け後に決算を控える西松屋チェーン(7545)もしっかり、ジーンズメイト(7448)は親会社のRIZAPグループ(2928:札幌アンビシャス)が傘下企業3社を経営統合すると発表したことが買い材料視された。

新興市場は主要2指数がともに続落。FastFitnessJapan(7092)、ニューラルポケット(4056)、エヌ・ピー・シー(6255)が売られ、イグニス(3689)、アイ・ピー・エス(4390)、スタメン(4019)が買われた。新規上場のいつも(7694)は買い気配のまま寄り付かなかった。


2020年12月21日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,603.60(-159.79)
TOPIX 1781.65(-11.59)
東証一部売買高 54953万株

前引け・続落-高寄り後も徐々にコロナ警戒強まる

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末終値に比べ159.79円安い26603.60円で引けた。米経済対策の成立期待などを支えに朝方は買い優勢で始まったが、27000円接近場面では先週同様、幅広い銘柄に利益確定売りが広がり早々に下げに転じた。内外で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からないなか、経済制限に伴う景気懸念が意識されており、一時は下げ幅を230円近くに拡大する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証1部の売買代金は概算で1兆180億円、売買高は同5億4953万株、値下がり銘柄数は全体の7割近い1482、値上がり600、変わらず102だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「石油・石炭製品」「鉱業」など29業種が下落、上昇は「非鉄金属」「銀行」「情報・通信」「倉庫・運輸関連」の4業種。ファナック(6954)、日産自動車(7201)など景気敏感株が総じて安く、行動自粛を警戒してオリエンタルラン(4661)やJR東海(9022)軟調だった。巣ごもり系でも高値圏の任天堂(7974)が利益確定売りに押され、先週末急伸したヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)は大幅反落。半面、「光ケーブルを2021年度にも5割増産」と報じられた住友電気工業(5802)や、電池材料としての期待から東邦亜鉛(5707)、DOWAホールディングス(5714)が上昇、米銀ストレステストの結果を受けて米銀行株が時間外で上昇しているのに連れて、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)はじめ銀行株が軒並み上昇した。今12月の期末配当予想を引き上げたシンシア(7782)、大幸薬品(4574)が買われ、ソリトンシステムズ(3040)は立会外買い付けでの自社株を実施したことが好感された。新規上場のポピンズホールディングス(7358)は公開価格2850円に対し2679円で寄り付いた。

新興市場は主要2指数がともに続落、日経平均の下げ幅拡大で投資家心理が悪化した。フリー(4478)、インバウンドテック(7031)、ニッポン高度紙工業(3891)が売られ、バルミューダ(6612)、メドレー(4480)、ギフティ(4449)が買われた。先週末に上場したココペリ(4167)は公開価格1600円に対し3610円で寄り付き、本日上場のいつも(7694)は買い気配が続いている。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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