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市況解説 2020年12月18日(金)

2020年12月18日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,763.39(-43.28)
TOPIX 1793.24(+0.66)
東証一部売買高 129699万株

大引け・小反落―米景気対策への期待などから下値には押し目買い

18日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反落、前日比43.28円安の26763.39円で取引を終えた。米主要3指数の史上最高値更新や円高一服などが投資家心理を支える一方で、高値警戒感を背景とする週末手じまいの動きに押される展開となった。後場に入ると、様子見ムードが広がるなかで、今晩の米国市場の指数イベントへの警戒や中国株の下落が嫌気される場面があったが、米追加経済対策への期待などを映じて下値にはすかさず押し目買いが入った。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日続伸し、連日で年初来高値を更新した。東証一部売買代金は概算2兆8959億円、同売買高は概算12億9699万株で、値下がり銘柄数は1079、値上がり1008、変わらず97だった。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「不動産」「その他製品」など12業種が下落、「精密」「空運」「その他金融」をはじめとする21業種は上昇。東京エレクトロン(8035)や村田製作所(6981)など高値圏にある値嵩ハイテク株が指数を押し下げ、小田急電鉄(9007)、京成電鉄(9009)、オリエンタルランド(4661)など娯楽関連の一角への売りが継続。コナミホールディングス(9766)には利食い売りが膨らみ、みずほ証が格下げしたアズビル(6845)も冴えない。ベネッセホールディングス(9783)はおよそ1週間ぶりに年初来安値を更新した。反面、政府による支援拡大報道を受けてJAL(9201)、ANA(9202)が反発、三越伊勢丹ホールディングス(3099)も反発するなど、出遅れ景気敏感株の上昇が目に付く。住友林業(1911)には米国における業績拡大期待が浮上、上期業績予想を引き上げた佐鳥電機(7420)も強い。米製薬大手ファイザーが日本でも新型コロナワクチンの申請を行うことを受けて、ヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)には思惑買いが膨らんだ。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。IPOに関心が向かう一方、高値圏銘柄への利食い売りが重荷となった。FastFitnessJapan(7092)、スタメン(4019)、フリー(4478)が買われ、HANATOUR JAPAN(6561)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、栄電子(7567)は売られた。新規上場のココペリ(4167)は買い気配が続き、初値は付かなかった。


2020年12月18日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,756.89(-49.78)
TOPIX 1791.84(-0.74)
東証一部売買高 49380万株

前引け・反落-週末で高値警戒感を意識

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は小反落、前日比49.78円安の26756.89円で引けた。17日の米株市場で主要3指数がそろって史上最高値を更新したものの、金融緩和の長期化観測を背景としたドル売り円買いの流れが継続、高値圏の輸出関連株などに利益確定売りが優勢となった。コロナ感染拡大のなか、巣ごもり需要に期待した買いが支えとなり、上昇に転じる場面も見られたが、時間外取引での米株先物の軟調もあって前引けにかけて徐々に値を崩した。東証株価指数(TOPIX)も小反落。東証1部の売買代金は概算で1兆790億円、売買高は同4億9380万株と低調で、値下がり銘柄数は1216、値上がり838、変わらず128だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「その他製品」「機械」など13業種が下落、上昇は「非鉄金属」「空運」「その他金融」など20業種だった。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連が総じて弱く、ダイキン工業(6367)、トヨタ自動車(7203)などは円相場の強含みも嫌気された。オリエンタルランド(4661)、エイチ・アイ・エス(9603)など観光関連が弱い一方、昨日急伸した任天堂(7974)も利益確定売りに押された。3日連続してストップ高したブラス(2424)も急反落。半面、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)はじめ主力株の一角への買いが継続、ゲーム事業への期待も重なるソニー(6758)は20年ぶりの高値を付けた。ニッケル需要の好調を支えに大平洋金属(5541)、住友金属鉱山(5713)が買われるなど景気敏感株への選別投資も継続した。Hamee(3134)はBASE(4477、マザーズ)とのサービス連携を発表、アイ・エス・ビー(9702)は今12月期の配当予想を引き上げたことが好感された。証券会社の投資判断引き上げが伝わったリクルートホールディングス(6098)も強い。

新興市場は主要2指数がともに反落。弁護士ドットコム(6027)、出前館(2484)、エヌ・ピー・シー(6255)が売られ、BASE(4477)、アンジェス(4563)、バルミューダ(6612)が買われた。昨日上場のビートレンド(4020)は公開価格2800円に対し10010円で寄り付き、ブレイド(4165)は同1600円に対し3190円、かっこ(4166)は同2020円に対し7890円で寄り付いた。本日上場のインバウンドテック(7031)は同5700円に対し7300円で寄り付き、ココペリ(4167)は買い気配が続いている。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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