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市況解説 2020年12月15日(火)

2020年12月15日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,687.84(-44.60)
TOPIX 1782.05(-8.47)
東証一部売買高 111825万株

大引け・反落-マイナス圏で小幅レンジ取引

15日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比44.60円安の26687.84円で取引を終えた。内外で新型コロナウイルス感染の拡大に伴う行動制限が強化される方向にあり、景気への悪影響懸念が終日重荷となった。明日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見姿勢が強く、直近賑わった銘柄への手仕舞い売りが上値を抑えた。一時120円超え下押す場面もあったが、終盤下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆2219億円、売買高は同11億1825万株、値下がり銘柄数は1177、値上がり894、変わらず110だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「保険」「鉄鋼」など28業種が下落、上昇は「パルプ・紙」「ガラス・土石」「非鉄金属」など5業種だった。日本製鉄(5401)や日本郵船(9101)など景気敏感株が総じて弱く、第一生命(8750)、野村ホールディングス(8604)はじめ金融も冴えなかった。ソフトバンクグループ(9984)が下げ幅を拡大して日経平均を押し下げ、きのう急伸した木村化工機(6378)などテーマ株にも利益確定売りが目立った。朝方に年初来高値を更新した任天堂(7974)も後場下げ足を早めた。半面、午後に1:4の株式分割を発表したトリケミカル研究所(4369)が急伸して上場来高値を更新、終盤には日経報道で「米アップルがiPhone生産を来年1-6月に3割増」と伝わり村田製作所(6981)が上げ幅を拡大した。5-11月期好決算のHamee(3134)は一時ストップ高まで買われ、青汁で有名な「キューサイ」を投資ファンドと共同で買収すると伝わったユーグレナ(2931)もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに反落。IPOラッシュによる需給悪も意識されて軟調地合いが継続した。フリー(4478)、田中化学研究所(4080)、シャノン(3976)が売られ、ニューラルポケット(4056)、MacbeePlanet(7095)、ビジョナリーホールディングス(9263)が買われた。新規上場のスタメン(4019)は公開価格880円に対し2051円で寄り付いた。


2020年12月15日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,648.83(-83.61)
TOPIX 1781.87(-8.65)
東証一部売買高 57112万株

前引け・反落―失速した米国市場の流れを引き継ぐ

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて83.61円安い26648.83円で引けた。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からず、厳格な行動制限が再び実施されることへの警戒が広がり、失速した米国市場の流れを引き継いだ。一方で、ワクチン普及に伴う経済正常化期待は根強く、円相場の落ち着きも手伝って、100円近く下げた後は押し目買いも入り、もみ合う展開となった。11時に発表された中国主要経済指標への反応は限定的。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆1210億円、同売買高は概算5億7112万株で、値下がり銘柄数は1133、値上がり926、変わらずが120。業種別TOPIXでは「空運」「保険」「海運」をはじめとする29業種が下落、上昇は「パルプ・紙」「ガラス・土石」「精密」「水産・農林」の4業種に留まった。「Go To トラベル」の一時停止も嫌気され、ANA(9202)やオリエンタルランド(4661)など観光関連が軒並み売られ、東京エレクトロン(8035)など高値圏にあるハイテク株にも利食い売りに押される銘柄が目立つ。神戸物産(3038)は今期見通しが失望売りを誘い、8-10月期業績が会社計画未達に終わったLink-U(4446)も厳しい。昨日賑わった東邦アセチレン(4093)は急落。反面、水素関連として取り沙汰されている川崎重工業(7012)は大幅続伸、コナミホールディングス(9766)など巣ごもり関連の一角もしっかり。「吉本興業と共同出資で新会社を設立」と報じられたザッパラス(3770)は一時ストップ高まで買われ、大規模な自社株買いの実施を発表した日本ハウスホールディングス(1873)も急伸した。2部市場に新規上場したビーイングホールディングス(9145)は公開価格1000円に対し、1479円の初値を付けた。

新興市場でも、主要2指数がそろって反落。巣ごもり関連などへの買いが先行したが、上値は重く、次第に売りが優勢となった。ホープ(6195)、rakumo(4060)、不二精機(6400)が売られ、セルソース(4880)、カラダノート(4014)、BASE(4477)は買われた。新規上場のスタメン(4019)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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