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市況解説 2020年12月14日(月)

2020年12月14日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,732.44(+79.92)
TOPIX 1790.52(+8.51)
東証一部売買高 115345万株

大引け・3日ぶり反発-後場は膠着商状

14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前週末比79.92円高の26732.44円で取引を終えた。米国でのワクチン接種の開始や追加経済対策への期待を支えに、前場中には先週9日に付けた引け値ベースの年初来高値を上回る場面もあったが、心理的節目の27000円を意識した高値警戒感も残存、後場は閑散のなか徐々に上げ幅を縮める展開となった。日米の金融政策決定会合を控えることも、売買を見送る動きに繋がっているようだ。東証株価指数(TOPIX)は続伸し年初来高値を更新。東証1部の売買代金は概算で2兆3331億円、売買高は11億5345万株、値上がり銘柄数は全体の6割強の1333、値下がり755、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「その他製品」「機械」など27業種が上昇し、下落は「証券」「空運」「精密」など6業種。川崎重工業(7012)と岩谷産業(8088)が「豪企業と共同で再生可能エネルギー由来の水素サプライチェーンの事業化に向けた検討を始める」と発表、千代田化工建設(6366)、木村化工機(6378)といった周辺の水素関連株全般が賑わった。今4月期業績予想を上方修正したフリービット(3843)が15%超え急伸、黒字転換を好感して11日にストップ高した三井ハイテック(6966)は大幅に続伸して実質的な上場来高値を連日で更新した。コニカミノルタ(4902)は「2022年3月期に営業利益400億円を確保する計画」との社長発言を好感した。半面、ANA(9202)、富士急行(9010)などが下落、東京都競馬(9672)は今12月期当期利益が一転減益となる見通し発表が嫌気された。ミサワ(3169)は2-10月期の営業減益が響き、先週急伸した日本電波工業(6779)が利益確定売りに押された。エムスリー(2413)はじめ医療のデジタル化関連企業もそろって冴えない。

新興市場は主要2指数がそろって小幅続伸。rakumo(4060)、SEMITEC(6626)、フェローテックホールディングス(6890)が買われ、ケアネット(2150)、バルテス(4442)、ドーン(2303)が売られた。


2020年12月14日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,823.25(+170.73)
TOPIX 1803.73(+21.72)
東証一部売買高 55615万株

前引け・反発-主力株中心に幅広く買い入る

14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末終値に比べ170.73円高い26823.25円で引け、終値ベースの年初来高値を上回った。11日の米株安や新型コロナ感染拡大を警戒しつつも、好業績の主力銘柄や出遅れ感の強い景気敏感株などに買いが入り、小幅高で寄り付いた後、しっかりと上げ幅を広げる展開となった。朝方、日銀が発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)が事前予想を上回る回復を示したうえ、米国で追加経済対策の協議進展との報道を受け時間外取引で米株先物が上昇、相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)は続伸して、約2年ぶりに1800ポイントを回復。東証1部の売買代金は概算で1兆1247億円、売買高は同5億5615万株、値上がり銘柄数は全体の8割超えの1789、値下がり324、変わらず64だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」を除く32業種が上昇し、「機械」「その他金融」「その他製品」「保険」などが値上がり率の上位に並んだ。東京エレクトロン(8035)、日本電産(6594)など輸出関連の主力株が買われ、任天堂(7974)は年初来高値を付け、約12年ぶりの水準を回復した。ソフトバンクグループ(9984)はロボット関連の米子会社株の一部売却報道を受け一時6%高、三菱製鋼(5632)は日経報道で「来2022年3月期に営業黒字を目指す」と報じられストップ高まで買われた。ワクチン運搬用ドライアイスを手掛ける東邦アセチレン(4093)が連日で一時ストップ高まで上昇、電池関連とされる新日本電工(5563)が急伸するなど、テーマ関連株への物色も目を引いた。半面、ソニー(6758)、コナミホールディングス(9766)など高値圏のゲーム関連には利益確定の動きも散見され、先週実質的な上場来高値を付けたヤマハ(7951)も3日続落。先週末急伸した鎌倉新書(6184)が反落、ヤーマン(6630)は好決算発表も材料出尽しの反応となった。グッドコムアセット(3475)は今10月期の経常減益見通しが嫌気された。

新興市場は主要2指数がともに続伸。田中化学研究所(4080)、エヌ・ピー・シー(6255)、不二精機(6400)が買われ、アサカ理研(5724)、BASE(4477)、マクアケ(4479)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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