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市況解説 2020年12月11日(金)

2020年12月11日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,652.52(-103.72)
TOPIX 1782.01(+5.80)
東証一部売買高 128218万株

大引け・続落-物色意欲旺盛でTOPIX切り返す

11日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比103.72円安の26652.52円で取引を終えた。米経済対策の協議難航や国内での新型コロナ感染の拡大懸念などから、終日上値の重い展開が続いた。指数寄与度の高い一部値嵩株の軟調で日経平均の戻りはやや鈍かったものの、出遅れ感の強かった銀行株や直近冴えなかった中小型株への見直し買いが広がり、後場終盤には下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は午後切り返し、小反発で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆8820億円、売買高は同12億8218万株、値下がり銘柄数は696と値上がり1396に比べて少なく、変わらず88だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「パルプ・紙」「その他金融」など13業種が下落、上昇は「空運」「輸送用機器」「その他製品」など20業種。「GoToトラベル」の一部停止観測が報じられるなか、KNT-CTホールディングス(9726)、リゾートトラスト(4681)などの旅行関連が売られ、日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)など海運も冴えなかった。ソフトバンクグループ(9984)が後場下げ幅を拡大、東光高岳(6617)、名村造船所(7014)など直近賑わった銘柄への手仕舞い売りも目立った。半面、トヨタ自動車(7203)が後場も強く、三桜工業(6584)、木村化工機(6378)はじめ新型電池関連の一角も買われた。エムスリー(2413)、メドピア(6095)など在宅医療関連にも物色が向かい、好決算のエンプラス(6961)、アイモバイル(6535)はともにストップ高まで買われた。

新興市場は主要2指数がともに反発。換金売り一巡観測を支えに幅広い銘柄に押し目買いが入り、終日プラス圏での取引となった。ホープ(6195)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、ケアネット(2150)が買われ、メルカリ(4385)、タメニー(6181)、OSGコーポレーション(6757)が売られた。


2020年12月11日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,612.74(-143.50)
TOPIX 1775.01(-1.20)
東証一部売買高 69173万株

前引け・続落-高値圏のハイテク株安が重荷

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ143.50円安い26612.74円で引けた。米経済対策協議のもたつきや短期過熱警戒が引き続き意識され、高値圏銘柄などに利益確定目的などの売りが広がった。寄り付き付近では株価指数先物等の特別清算指数(SQ)算出に絡んでプラスに転じる場面もあったが、円相場の強含みやコロナ感染の拡大が心理的な重荷となるなか、週末に伴う手仕舞い売りが上値を抑えた。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆6282億円、売買高は同6億9173万株、値下がり銘柄数は1015、値上がり1050、変わらず114だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「その他金融」「パルプ・紙」など22業種が下落し、上昇は「輸送用機器」「その他製品」「空運」など11業種。きのう急伸したソフトバンクグループ(9984)が大きく反落したうえ、ファーストリテイリング(9983)、ダイキン工業(6367)など値嵩株の下げが日経平均を押し下げた。8-10月期営業赤字となったサムコ(6387)が急落するなど半導体製造装置も総じて弱く、エイチ・アイ・エス(9603)はじめ旅行関連も冴えない。直近急伸したオハラ(5218)も利食いに押された。半面、燃料電池車や全固体電池への期待を支えにトヨタ自動車(7203)が4%超え上昇し、岩谷産業(8088)、住友金属鉱山(5713)、昭和電工(4004)など関連素材株も堅調だった。三井ハイテック(6966)は昨日決算発表でも自動車関連の好調が確認されストップ高、鎌倉新書(6184)は業績底打ち観測から大幅高で終えた。任天堂(7974)などゲーム関連もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに反発、来週からのIPOラッシュに向けた換金売り一巡との観測から朝方から物色資金が流入した。出前館(2484)、メディア工房(3815)、フリー(4478)が買われ、IMV(7760)、オンコリスバイオファーマ(4588)、アースインフィニティ(7692)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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