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市況解説 2020年12月10日(木)

2020年12月10日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,756.24(-61.70)
TOPIX 1776.21(-3.21)
東証一部売買高 118216万株

大引け・小反落―ソフトバンクグループが一段高し上昇に転じる場面も

10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前日比61.70円安の26756.24円で取引を終えた。新型コロナワクチンを巡るネガティブ報道や米追加景気対策協議の難航観測を受けて、直近の上昇が目立っていた景気敏感株や高値圏にあるハイテク株を中心に利益確定売りが広がる展開となった。一方で、テーマ株や割安銘柄への物色が賑わいをみせるなど、投資家の先高期待・リスク選好姿勢は揺らいでいない模様で、ソフトバンクグループ(9984)が一段高した後場には、上昇に転じる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も小反落。東証一部売買代金は概算2兆7269億円、同売買高は概算11億8216万株で、値下がり銘柄数は1339、値上がり739、変わらず101だった。業種別TOPIXでは「海運」「金属製品」「ガラス・土石」をはじめとする20業種が下落、「情報・通信」「水産・農林」「石油・石炭製品」など13業種は上昇。ファーストリテイリング(9983)やダイキン工業(6367)、TDK(6762)が指数を押し下げ、日本製鉄(5401)は3日ぶりに反落。大和ハウス工業(1925)には三菱UFJ証券の格下げが観測され、ベネッセホールディングス(9783)は連日で年初来安値を更新した。反面、「アルツハイマー治療薬を厚生労働省に新薬承認申請」と報じられたエーザイ(4523)は後場上昇に転じ、トヨタ自動車(7203)の燃料電池車への部材供給開始を発表した愛知製鋼(5482)が上げ幅を広げた。通期利益予想を引き上げた丹青社(9743)は堅調に推移、ハードオフコーポレーション(2674)は11月月次が好感された。一部証券紙に水素関連として取り上げられた名村造船所(7014)は急騰。

新興市場では、主要2指数がそろって下落。JTOWER(4485)、ラクス(3923)、ケアネット(2150)が安く、ドーン(2303)、AIinside(4488)、メルカリ(4385)は高い。


2020年12月10日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,728.97(-88.97)
TOPIX 1777.21(-2.21)
東証一部売買高 54130万株

前引け・反落-テーマ株、割安株見直しが下支え

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ88.97円安い26728.97円で引けた。米追加経済対策の協議難航観測や新型コロナ向けワクチンのアレルギー反応を巡る英報道を嫌気して9日の米主要株価指数がそろって反落。成長期待の高いハイテク株への売りが目立ったことで、日本の半導体関連株などに売りが波及した。きのう年初来高値を付けていることもあって幅広い銘柄で手仕舞いの動きも見られたが、中国・上海総合指数の切り返しなどを支えに売り一巡後はやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆1593億円、売買高は同5億4130万株、値下がり銘柄数は1167、値上がり878、変わらず131だった。業種別TOPIXは全33業種、「精密」「金属製品」「サービス」など15業種が下落、上昇は「情報・通信」「空運」「石油・石炭製品」など18業種。東京エレクトロン(8035)はじめ半導体や電子部品株が軒並み安く、ファーストリテイリング(9983)も日経平均を押し下げた。昨日発表の2-10月期決算で営業赤字となったACCESS(4813)が大幅安、エムスリー(2413)は「オンライン診療の恒久化骨抜き」との日経記事が嫌気された。テイ・エス テック(7313)による株式公開買い付け(TOB)がきのう成立した今仙電機製作所(7266)も急落した。半面、「全固体電池の実用化への動きが官民で加速」との日経報道において、関連素材の生産に乗り出すとされた三井金属(5706)が一時10%近く急伸、燃料電池を含めた次世代自動車技術への注目が続き、川崎重工業(7012)、オハラ(5218)などに買いが入った。工作機械受注の回復を支えにファナック(6954)、DMG森精機(6141)が上昇、シルバーライフ(9262)は8-10月期の大幅増益が評価された。ソフトバンクグループ(9984)は投資先企業の新規上場や株式非公開化の思惑から大幅続伸、外資系証券の強気判断を受けコニカミノルタ(4902)、京成電鉄(9009)も強い。

新興市場は主要2指数がともに下落。安く始まったものの材料株や好決算銘柄に買いが入り、全般下げ渋った。弁護士ドットコム(6027)、マクアケ(4479)、タメニー(6181)が売られ、BASE(4477)、メディア工房(3815)、IMV(7760)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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