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市況解説 2020年12月9日(水)

2020年12月9日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,817.94(+350.86)
TOPIX 1779.42(+20.61)
東証一部売買高 109609万株

大引け・大幅反発―ソフトバンクG報道も刺激材料に堅調地合い維持

9日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶり大幅反発、前日比350.86円高の26817.94円と、91年4月以来の高値で取引を終えた。英国のワクチン接種開始を受けて世界景気の先行き懸念が後退、国内経済指標の改善も安心感を誘う格好となった。後場入り直後には、ソフトバンクグループ(9984)が非公開化を目指す新たな戦略を議論しているとの一部報道が刺激材料となり、23800円台前半に上昇。その後は英国と欧州連合(EU)の通商協議の行方を見極めたいとのムードが広がり、上値を追う動きは限られたが、堅調地合いを維持した。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆3361億円、同売買高は概算10億9609万株で、値上がり銘柄数は全体の2/3超の1457、値下がり625、変わらずが97。業種別TOPIXでは「非鉄」「空運」「海運」をはじめとする30業種が上昇、下落は「証券」「石油・石炭製品」「電気・ガス」の3業種に留まった。新型燃料電池車の発売を開始したトヨタ自動車(7203)が買われ、デンソー(6902)もしっかり。岸信夫防衛相の発言を受けて三菱重工業(7011)やIHI(7013)などが動意付き、「23年4月期に営業益100億円」との日経観測報道が流れたヤーマン(6630)も強い。泉州電業(9824)は今期の営業増益見通しと自社株買いの実施が好感され、1:2の株式分割を発表した第一カッター興業(1716)も高い。反面、KDDI(9433)は新料金プランが失望売りを誘い、仮想通貨の急落を受けてセレス(3696)は12%超下落。11月の宅配事業の取り扱い個数が会社計画を上回ったSGホールディングス(9143)は出尽くしの反応を示し、東邦ホールディングス(8129)は子会社が刑事告発されたことが重荷となった。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。後場に入るとマザーズ銘柄への売り圧力は弱まったものの、朝方の下げを埋めるには至らなかった。田中化学研究所(4080)、イメージワン(2667)、BASE(4477)が買われ、CYBERDYNE(7779)、メドレー(4480)、Delta-FlyPharma(4598)は売られた。


2020年12月9日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,743.52(+276.44)
TOPIX 1774.24(+15.43)
東証一部売買高 50990万株

前引け・大幅反発―ワクチン報道や国内指標の上振れが安心感誘う

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発、前日終値に比べて276.44円高い26743.52円で引けた。英国におけるワクチン接種の開始を受けて世界景気の先行き懸念が後退、寄り前に発表された11月の機械受注統計の上振れも安心感を誘う展開となった。上げ幅は一時330円近くに達したが、10時半に発表された中国の11月消費者物価(CPI)が約11年ぶりに前年を割り込みデフレ懸念を想起させたことが響き、前引けにかけてやや伸び悩む場面があった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算1兆89億円、同売買高も概算5億990万株と低調で、値上がり銘柄数は1331、値下がり725、変わらずが118。業種別TOPIXでは「非鉄」「空運」「パルプ・紙」をはじめとする30業種が上昇、下落は「証券」「電気・ガス」「石油・石炭製品」の3業種に留まった。ファナック(6954)やツガミ(6101)など設備投資関連が買われ、半導体も強く、証券会社からの高評価が相次いだレーザーテック(6920)は5ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。パナソニック(6752)や東光高岳(6617)など電気自動車(EV)関連も引き続き賑わい、2-10月期業績好調のコーセーアールイー(3246)は13%超上昇。日本トリム(6788)は子会社の東証上場申請が材料視された。反面、日本電産(6594)には手じまい売りが継続、昨日急伸した岩谷産業(8088)は利食い売りに押された。「年末年始の予約が半減」と報じられたJR東日本(9020)が小安く、東京ドーム(9681)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せする動きに。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。主力株への資金シフト思惑が強まり、マザーズ銘柄への売り圧力が再び増す展開となった。不二精機(6400)、IMV(7760)、東洋合成工業(4970)が買われ、Jストリーム(4308)、フリー(4478)、アスカネット(2438)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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