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市況解説 2020年12月7日(月)

2020年12月7日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,547.44(-203.80)
TOPIX 1760.75(-15.19)
東証一部売買高 116647万株

大引け・続落-高値警戒感やマザーズ変調が重荷

7日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比203.80円安の26547.44円で取引を終えた。短期的な過熱警戒感がくすぶるなか、東証マザーズ市場の下げ加速が投資家心理を悪化させ、後場も軟調地合いが継続した。中国・上海総合指数や米株先物の軟調もあって、押し目買いが広がらず、250円超え下げる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は5日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆2428億円、売買高は同11億6647万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1714、値上がり395、変わらず70だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「精密」「金属製品」など27業種が下落、上昇は「パルプ・紙」「その他製品」「鉱業」など6業種。日本製鉄(5401)、川崎汽船(9107)など足元堅調だった景気敏感株の一角が値を消し、エムスリー(2413)、チェンジ(3962)といったデジタル関連への手仕舞い売りも目立った。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)も日経平均の重荷となり、楽天(4755)、インターネットイニシアティブ(3774)などは携帯料金値下げ競争への警戒から弱い動きが続いた。半面、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が強く、任天堂(7974)、コナミホールディングス(9766)などゲーム関連の一角が買われた。くら寿司(2695)は好調な月次売上を支えに7連騰、アイル(3854)は減益決算を発表も「ショッピファイ・パートナーに認定され、ネットショップ支援を開始」したことが好感された。新日本理化(4406)、オーバル(7727)などが水素関連として急伸。

新興市場は主要2指数がともに下落。来週からのIPOラッシュを控えて換金ニーズなど需給悪が意識され、終日軟調だった。KIYOラーニング(7353)、JIG-SAW(3914)、Jストリーム(4308)が売られ、アスコット(3264)、MRT(6034)、NFKホールディングス(6494)が買われた。


2020年12月7日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,645.23(-106.01)
TOPIX 1767.55(-8.39)
東証一部売買高 58366万株

前引け・続落-27000円接近で、高値圏銘柄中心に利益確定売り

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末終値に比べ106.01円安い26645.23円で引けた。朝方こそ4日の欧米株高を支えに140円超え上昇して始まったが、心理的節目の27000円を目前に高値圏銘柄などへの利益確定売りが膨らみ、下落に転じた。中国・上海総合指数の反落も投資家心理を悪化させ、押し目を拾う動きも広がらなかった。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証1部の売買代金は概算で1兆821億円、売買高は同5億8366万株、値下がり銘柄数は全体の3分の2超えの1465、値上がり615、変わらず94だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「精密」「空運」など23業種が下落、上昇は「鉱業」「卸売」「保険」など10業種。SUMCO(3436)が17営業ぶりに下落するなど半導体関連の一角が弱く、4日に上場来高値を付けたブイキューブ(3681)は15%超え下押す場面も見られた。小高く始まった日本製鉄(5401)、太平洋セメント(5233)が下げに転じ、古河電池(6937)は足元で買い材料視されていた電池事業において「EV(電気自動車)駆動用リチウムイオン電池事業を行っていない」との発表が嫌気された。オリンパス(7733)は呼吸器内視鏡の検査支援システムを手掛ける米新興企業のベラン・メディカル・テクノロジーズ社を買収することを発表、財務負担が意識された。半面、原油・銅など商品市況高を背景に三井物産(8031)、国際石油開発帝石(1605)が上昇、東京エレクトロン(8035)も指数を支えた。8-10月期営業利益が2.5倍増したエイチーム(3662)がストップ高まで買われ、凸版印(7911)は12年ぶりの自社株買い発表が好感された。デンカ(4061)、東光高岳(6617)はじめEV関連が引き続き賑わい、デンソー(6902)も大幅続伸した。

新興市場は主要2指数がともに続落。月後半のIPOラッシュを控えて換金売りニーズが意識されており、高値圏銘柄への手仕舞い売りが重荷となった。エヌ・ピー・シー(6255)、BASE(4477)、ギフティ(4449)が売られ、田中化学研究所(4080)、不二精機(6400)、山王(3441)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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