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市況解説 2020年12月4日(金)

2020年12月4日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,751.24(-58.13)
TOPIX 1775.94(+0.69)
東証一部売買高 114790万株

大引け・4日ぶり反落―外部環境の改善で下げ幅を縮める展開に

4日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落、前日比58.13円安い26751.24円で取引を終えた。米製薬大手によるワクチンの年内供給が事前計画より縮小するとの報道を受け、失速気味に引けた米国市場の流れを引き継ぎ、足元の上昇が目立っていた景気敏感株や半導体関連などに売りが先行。今晩の11月米雇用統計を見極めたいとして買い手控えムードも漂うなか、一時160円超下げる場面もあったが、先高期待は揺らいでいない模様で、米株先物の堅調推移や円相場の落ち着きなどにも支えられ、後場に入るとジリジリと下げ幅を縮める展開となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら4日続伸。東証一部売買代金は概算2兆3367億円、同売買高は概算11億4790万株、値下がり銘柄数は1116、値上がり969、変わらずが93。業種別TOPIXでは「空運」「不動産」「鉱業」など15業種が下落、「鉄鋼」「繊維」「海運」をはじめとする18業種は上昇。エムスリー(2413)が整理売りに押され大幅に4日続落、通期予想を引き上げたビューティガレージ(3180)は市場予想に届かなかったとして急落した。MVNO(仮想移動体通信事業者)関連のベネフィットジャパン(3934)には競争激化を嫌気した売りが殺到、感染再拡大に伴う悪影響が懸念される東宝(9602)は6日続落。反面、デンソー(6902)が一段高、三光合成(7888)が連日でストップ高となるなど電気自動車(EV)関連が賑わい、東レ(3402)は米ボーイング株の上昇が材料視された。「ENEOSホールディングス(5020)と石化事業の統合に向けての協議を開始」と伝わった三菱ケミカルホールディングス(4188)も強く、後場に切り返したSUMCO(3436)は16日続伸となった。SMBC日興証券が格上げしたコーセー(4922)もしっかり。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。後場に入って、主力株に押し目買いが広がり、下げ渋る展開となった。BASE(4477)、小田原エンジニアリング(6149)、クリーマ(4017)が買われ、マクアケ(4479)、Jストリーム(4308)、ニューラルポケット(4056)は売られた。


2020年12月4日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,690.47(-118.90)
TOPIX 1771.63(-3.62)
東証一部売買高 56972万株

前引け・反落-ワクチン期待縮小のなか週末手仕舞いも

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ118.90円安い26690.47円で引けた。米ファイザーなどが開発中の新型コロナウイルス向けワクチンの供給量が事前計画に比べ半減する見通しと伝わり、経済活動正常化に向けた楽観論がやや後退する格好となった。米株市場が大引け間際に失速した流れを引き継ぎ、足元で買われていた景気敏感株や半導体関連などに利益確定売りが膨らみ、160円超え下落する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で1兆1460億円、売買高は同5億6972万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1413、値上がり680、変わらず82だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「情報」「サービス」など20業種が下落、上昇は「鉄鋼」「繊維」「食料品」など13業種。きのう上場来高値を付けた東京エレクトロン(8035)をはじめ半導体関連が総じて安く、ソフトバンクグループ(9984)、エムスリー(2413)も日経平均を押し下げた。ANA(9202)、三井化学(4183)が景気懸念から下げ、携帯電話の競争激化を嫌気して楽天(4755)、インターネットイニシアティブ(3774)が続落した。今期業績予想を下方修正したアインホールディングス(9627)や、今週急伸したショーケース(3909)が急落。半面、日本製鉄(5401)、東レ(3402)には買いが継続、巣ごもり系の任天堂(7974)、ブイキューブ(3681)にも物色資金が流入した。ディフェンシブのアサヒグループホールディングス(2502)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)も強く、自社株取得枠を設定したゴールドクレスト(8871)が上昇。証券会社の強気投資判断が相次ぐデンソー(6902)が大幅高で年初来高値を更新した。

新興市場は主要2指数がともに続落。週末に伴う手仕舞い売りや月央からのIPOラッシュに備えた現金化思惑から、調整色を強める主力株が多い。ラクス(3923)、BASE(4477)、ワークマン(7564)が売られ、テラ(2191)、フリー(4478)、田中化学研究所(4080)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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