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市況解説 2020年12月1日(火)

2020年12月1日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,787.54(+353.92)
TOPIX 1768.38(+13.46)
東証一部売買高 133122万株

大引け・大幅反発―ワクチン期待などが心理上向かせ、高値更新

1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比353.92円高の26787.54円と、2日ぶりに年初来高値を更新して取引を終えた。配当再投資への思惑がくすぶるなか、ワクチンに絡む報道が投資家心理を上向かせ、景気敏感株を中心とする幅広い銘柄に買いが膨らむ展開となった。イエレン前米連邦準備理事会(FRB)議長が次期財務長官に指名されたことも、米景気安心感を誘った模様で、後場も利食い売りをこなしながら堅調地合いが継続した。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆8191億円、同売買高は概算13億3122万株で、値上がり銘柄数は全体の7割超の1526、値下がり577、変わらず74。業種別TOPIXでは「証券」「非鉄」「金属製品」をはじめとする27業種が上昇、「その他製品」「電気・ガス」「鉱業」など6業種は下落。ファーストリテイリング(9983)や東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が指数を押し上げ、「東南アジアで割安建機を投入」と報じられたコマツ(6301)もしっかり。三菱UFJ証が格上げしたNTN(6472)は5ヵ月半ぶりの高値を付け、AIinside(4488)との資本業務提携を発表したショーケース(3909)はストップ高比例配分された。通期計画を引き上げたエアトリ(6191)も強い。反面、村田製作所(6981)やエムスリー(2413)には利食い売りが嵩み、楽天(4755)はNTTドコモ(9437)の格安スマホ市場参入報道が嫌気された。「株主還元策の見直しを検討」と伝わった東京ガス(9531)は大幅に5日続落、通期見通しを大幅下方修正したビーロット(3452)は一時ストップ安まで売り込まれた。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。出遅れ感の強まっていたマザーズ指数が一段高する場面があった。エヌ・ピー・シー(6255)、アドウェイズ(2489)、Jストリーム(4308)が買われ、不二精機(6400)、マクアケ(4479)、BASE(4477)は売られた。


2020年12月1日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,824.46(+390.84)
TOPIX 1770.07(+15.15)
東証一部売買高 63810万株

前引け・大幅反発-月初資金流入で主力株買い

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べ390.84円高い26824.46円で引けた。30日の欧米市場は短期過熱感や月末需給悪から総じて軟調だったものの、12月相場入りで堅調な年末相場を意識した資金流入が加速、主力好業績株や出遅れ感の強い銘柄などに幅広く買いが入った。大幅反発で寄り付いたあとも海外株高等を支えにじり高展開を辿り、上げ幅を400円近くに広げる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で1兆3430億円、売買高は同6億3810万株、値上がり銘柄数は全体の3分の2超えの1491、値下がり604、変わらず78だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「金属製品」「証券」など26業種が上昇、下落は「鉱業」「電気・ガス」「石油・石炭製品」など7業種。信越化学工業(4063)、東京エレクトロン(8035)が連日で上場来高値を更新するなど半導体関連が大幅高、ファナック(6954)、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し上げた。三菱重工業(7011)、住友化学(4005)といった出遅れ景気敏感株にも見直し買いが入り、証券会社の強気判断が相次ぐ古河電気工業(5801)は年初来高値を更新した。戸田工業(4100)は「電気自動車(EV)用の無線充電部品を量産」との報道が材料視され、エンプラス(6961)は自社株取得枠の設定が好感された。半面、製品不具合に伴う損失が発生すると発表した富士電機(6504)が売られ、トリケミカル研究所(4369)、ラクーンホールディングス(3031)は好決算ながら材料出尽くしの反応となった。海外での株式売出しを実施するリクルートホールディングス(6098)は需給悪化が意識され、ミクシィ(2121)には証券会社の投資判断引き下げが観測された。

新興市場は主要2指数がともに上昇。月初の好需給を支えに成長期待銘柄や材料の出た銘柄に買いが入った。AIinside(4488)、ケアネット(2150)、ラクス(3923)が買われ、シライ電子工業(6658)、アンジェス(4563)、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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