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市況解説 2020年11月27日(金)

2020年11月27日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 26,644.71(+107.40)
TOPIX 1786.52(+8.27)
東証一部売買高 152950万株

大引け・4日続伸-後場切り返して、29年7ヵ月ぶり高値

27日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前日比107.40円高の26644.71円で取引を終え、1991年4月18日以来、約29年7ヵ月ぶりの高値水準で引けた。前場中は昨日終値を挟んで神経質な値動きに終始したが、午後に入ると主力ハイテク株や大手不動産など幅広い銘柄で買い姿勢が強まり、じりじりと上値を追う展開となった。トランプ大統領の発言として「選挙人投票の結果次第でホワイトハウスを去る」と伝わったことや、時間外取引での米株先物の持ち直しも投資家心理の改善に繋がった模様。東証株価指数(TOPIX)は6日続伸。東証1部の売買代金は概算で3兆4069億円、売買高は同15億2950万株、値上がり銘柄数は全体の7割にあたる1500、値下がり608、変わらず68だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「不動産」「非鉄金属」など21業種が上昇、下落は「電気・ガス」「銀行」「輸送用機器」など12業種。日本電産(6594)やソフトバンクグループ(9984)が上げ幅を広げて指数を牽引、東京エレクトロン(8035)は後場上昇に転じた。エムスリー(2413)、メドピア(6095)など医療のデジタル化関連が軒並み買われる一方、日立建機(6305)、住友金属鉱山(5713)といった景気敏感株も堅調だった。安価なセルロース・ナノファイバーを開発と伝わった東亞合成(4045)が一時ストップ高となり、EV用電池素材を手掛けるダブル・スコープ(6619)も急伸した。半面、SUBARU(7270)はじめ自動車株やメガバンクが冴えず、東京ガス(9531)、大阪ガス(9532)は後場下げ幅を広げた。チェンジ(3962)が手仕舞い売りに押され3ヵ月ぶりの安値を付け、投資判断引き下げが伝わった出光興産(5019)も軟調だった。ジャステック(9717)、ニッケ(3201)は配当落ちが響いた。

新興市場は主要2指数がともに上昇。グロース系銘柄への手仕舞い売りが重荷となったが、テーマ性の強い銘柄の上昇が支えとなった。不二精機(6400)、アライドアーキテクツ(6081)、メディカルネット(3645)が買われ、AIinside(4488)、ギフティ(4449)、フリー(4478)が売られた。


2020年11月27日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 26,506.97(-30.34)
TOPIX 1782.72(+4.47)
東証一部売買高 57046万株

前引け・反落-前日終値を挟んで神経質な展開

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ30.34円安い26506.97円で引けた。米国の感謝祭休場で参加者が限られるなか、前日終値を挟んだ神経質な値動きとなった。好業績の主力株や出遅れ銘柄への根強い買い姿勢を支えに100円超え上昇する場面があったが、円相場が1ドル=104円近辺に強含むと短期過熱感や週末を意識した手仕舞い売りが優勢となり、120円近く下押す動きも見せた。東証株価指数(TOPIX)は続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆2467億円、売買高は同5億7046万株とともに昨日前場水準を下回り、値下がり734、値上がり1326、変わらず112だった。業種別TOPIXは全33業種中、「輸送用機器」「銀行」「石油・石炭製品」など14業種が下落、上昇は「精密」「医薬品」「不動産」など19業種。上場来高値圏の東京エレクトロン(8035)、ダイキン工業(6367)が利益確定売りに押され、円高警戒もあって日産自動車(7201)、デンソー(6902)など自動車関連の下げが目に付いた。原油安を嫌気して国際石油開発帝石(1605)、ENEOSホールディングス(5020)が冴えず、今1月期営業利益予想を引き下げた菱洋エレクトロ(8068)が大幅安となった。タカショー(7590)は2-10月期営業利益が倍増したものの、織り込み済みとして急落。半面、日本電産(6594)、村田製作所(6981)、HOYA(7741)が上場来高値を更新、日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)などの素材株の一角にも買いが入った。東京ドーム(9681)への株式公開買い付け観測が報じられた三井不動産(8801)が上昇し、大手不動産も軒並みつれ高した。「鬼滅の刃」関連の売上急増で業績予想を上方修正したダイドーグループホールディングス(2590)も強く、東京製綱(5981)は「炭素繊維複合材ケーブルが米国バージニア州のトンネル工事に採用」との発表を好感し、買いが殺到した。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。Jストリーム(4308)、松屋アールアンドディ(7317)、アンジェス(4563)が買われ、アララ(4015)、ティーケーピー(3479)、BASE(4477)が売られた。新規上場のクリーマ(4017)は公開価格3570円に対し4850円で寄り付き、上場2日目のジオコード(7357)は同1250円に対し初値3025円、上場3日目のMITホールディングス(4016)は同690円に対し初値3590円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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