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市況解説 2020年11月12日(木)

2020年11月12日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 25,520.88(+171.28)
TOPIX 1726.23(-2.84)
東証一部売買高 134800万株

大引け・8日続伸-29年ぶりに25500円台を回復

12日の東京株式市場で日経平均株価は8日続伸、前日比171.28円高の25520.88円で取引を終えた。2019年9月の10連騰以来の続伸記録となり、1991年6月4日以来ほぼ29年半ぶりに25500円台を回復した。朝方の200円超え上昇のあと、コロナ警戒などから景気敏感株への利益確定売りが広がり下落に転じる場面もあったが、後場終盤に再度持ち直した。巣ごもり消費やデジタル化関連などへの見直し買いに加え、好決算銘柄への根強い買い姿勢が継続、明日寄り付きの株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出に絡む思惑売買も影響したとの見方も出ていた。東証株価指数(TOPIX)は8日ぶりに反落。東証1部の売買代金は概算で2兆8059億円、売買高は同13億4800万株、値上がり銘柄数は734、値下がり1365、変わらず77だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「情報・通信」「精密」など8業種が上昇、下落は「不動産」「保険」「空運」など25業種。ツガミ(6101)が今3月期予想の上方修正と自社株買いを発表し午後急伸、ファナック(6954)、村田製作所(6981)など輸出関連の一角が上げ幅を広げた。巣ごもり系のオイシックス・ラ・大地(3182)や在宅医療関連のメドピア(6095)が終日強く、省エネ関連のレノバ(9519)も大幅続伸。半面、エイチ・アイ・エス(9603)やJR3社がそろって反落、日本製鉄(5401)はじめとする景気敏感株や東京海上ホールディングス(8766)、メガバンクなどの金融も軒並み売られた。三菱地所(8802)、住友不動産(8830)はオフィス空室率の上昇が嫌気され、4-9月期赤字決算となったジーンズメイト(7448)は後場急落した。

新興市場は主要2指数がともに続伸、コロナ禍での成長期待の高い銘柄や好決算企業が買われた。AIinside(4488)、KIYOラーニング(7353)、エヌ・ピー・シー(6255)が買われ、GMOフィナンシャルゲート(4051)、SunAsterisk(4053)、弁護士ドットコム(6027)が売られた。


2020年11月12日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 25,459.13(+109.53)
TOPIX 1724.77(-4.30)
東証一部売買高 61015万株

前引け・続伸-ハイテク中心に好業績株が牽引

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比109.53円高い25459.13円で引けた。11日の米株市場ではニューヨーク州の飲食店営業規制の強化などを嫌気してダウ工業株30種平均が小反落した一方で、半導体関連はじめ大型ハイテク株への見直し買いを支えにナスダック総合指数が3日ぶりに大幅反発、物色変化を伴いつつも良好な地合いが継続した。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測や、新型コロナ向けワクチンの開発期待もあり、東京市場でも好業績銘柄などへの買いが継続した。このところ賑わった景気敏感株が総じて戻り待ちの売りに押され、東証株価指数(TOPIX)は小幅反落。東証1部の売買代金は概算で1兆2115億円、売買高は同6億1015万株、値上がり銘柄数は722と値下がり1383を下回り、変わらず70だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「情報・通信」「精密」など7業種が上昇し、下落は「不動産」「鉄鋼」「保険」など26業種。半導体関連の東京エレクトロン(8035)、信越化学工業(4063)が買われ、電子部品大手の村田製作所(6981)が年初来高値を更新した。ゲーム関連のソニー(6758)、任天堂(7974)も指数を支え、通期業績予想を上方修正したNISSHA(7915)、アマダ(6113)や4-9月期2割超え営業増益となったグレイステクノロジー(6541)が急伸した。国内証券による投資判断引き上げが伝わった日本通運(9062)、大同特殊鋼(5471)も強い。半面、1-9月期の業績悪と予想配当の引き下げを発表した電通グループ(4324)が急落、今3月期業績予想を引き下げたフェイス(4295)は一時ストップ安まで売られた。GMOペイメントゲートウェイ(3769)は今9月期営業利益を25%増予想とし、反発して始まったが利益確定売りに押され3日続落。

新興市場は主要2指数がともに続伸、巣ごもり・DX関連などの成長期待銘柄への見直し買いが支えとなった。BASE(4477)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、フリー(4478)が買われ、Retty(7356)、ホープ(6195)、ティーケーピー(3479)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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