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市況解説 2020年11月11日(水)

2020年11月11日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 25,349.60(+444.01)
TOPIX 1729.07(+28.27)
東証一部売買高 168320万株

大引け・大幅続伸―1991年6月以来の高値を回復

11日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に7日続伸、前日比444.01円高の25349.60円と心理的節目の25000円台を回復、1991年6月以来の高値で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン・治療薬への期待や米政治リスクの後退を支えに、投資家のリスク選好姿勢が継続、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。大引けにかけて値動きが荒くなる場面もあったが、好業績期待を背景にハイテク株への押し目買いも膨らみ、終日堅調地合いを維持した。東証株価指数(TOPIX)も大幅に7日続伸。東証一部売買代金は概算3兆4841億円、同売買高も概算16億8320万株と活況で、値上がり銘柄数は全体の3/4近い1614に達し、値下がり493、変わらず69だった。業種別TOPIXでは「その他製品」「空運」「情報・通信」を除く30業種が上昇、「不動産」「鉱業」「保険」「海運」が値上がり率上位に並んだ。「台湾の半導体生産額が過去最高に」との日経報道を受けて東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)が切り返し、7-9月期2桁増益のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)は2ヵ月ぶりの高値を付けた。通期利益予想を引き上げた太平洋セメント(5233)、カシオ計算機(6952)が急伸、今期の強気見通しが好感されたテモナ(3985)は一時ストップ高まで買い進まれた。反面、キヤノン(7751)やリコー(7752)、JAL(9201)などは業績懸念のくすぶりが嫌気され、リクルートホールディングス(6098)は利食い売りに押され7日ぶりに反落した。通期見通しを下方修正したパンチ工業(6165)が後場急落、上期業績が市場予想に届かなかった前田道路(1883)も冴えない。通期利益予想を引き上げたパーソルホールディングス(2181)は出尽くしの反応を示した。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。AIinside(4488)、メルカリ(4385)、不二硝子(5212)が買われ、Retty(7356)、フリー(4478)、ホープ(6195)は売られた。


2020年11月11日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 25,338.52(+432.93)
TOPIX 1723.65(+22.85)
東証一部売買高 81051万株

前引け・大幅続伸―ワクチン実用化への期待が継続

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べて432.93円高い25338.52円で引けた。新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の実用化に向けた期待が継続するなか、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。短期過熱警戒から手じまい売り圧力も強まる方向にあるが、好業績期待を背景とするデジタル化関連などへの押し目買いも膨らみ、ジリジリと上げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に続伸。東証一部売買代金は概算1兆6320億円、同売買高も概算8億1051万株と高水準で、値上がり銘柄数は全体の2/3超の1478、値下がり605、変わらずが92。業種別TOPIXでは「空運」「その他製品」を除く31業種が上昇、「鉱業」「不動産」「保険」「電気・ガス」が値上がり率上位に並んだ。米金利上昇を受けて金融が軒並み高、なかでも「再編などを促す新制度を設ける」との日銀発表も追い風にコンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)など地銀株が賑わった。富士フイルム(4901)やディー・エヌ・エー(2432)は決算が好感され、メディカル・データ・ビジョン(3902)は朝方の売り一巡後急速に切り返した。通期見通し下振れの資生堂(4911)は中国向け電子商取引(EC)好調への評価が広がる格好に。反面、任天堂(7974)が大幅続落、ソフトバンクグループ(9984)は引き続き米ハイテク株安が重荷となった。通期見通しが市場予想を下回ったネクソン(3659)の下げがきつく、通期予想を下方修正した大塚商会(4768)も厳しい。カプコン(9697)にはサイバー攻撃を懸念した売りが継続した。

新興市場でも、主要2指数がそろって上昇。昨日大きく売られた巣ごもり・DX関連などに朝安後切り返す銘柄が相次いだ。JTOWER(4485)、すららネット(3998)、ティアンドエス(4055)が買われ、ティアンドエス(4477)、Jストリーム(4308)、エヌ・ピー・シー(6255)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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