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市況解説 2020年11月5日(木)

2020年11月5日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 24,105.18(+410.05)
TOPIX 1649.94(+22.69)
東証一部売買高 134474万株

大引け・大幅に3日続伸-9ヵ月半ぶりに年初来高値を更新

5日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸、前日比410.05円高の24105.18円で取引を終え、1月20日に付けた年初来高値を約9ヵ月半ぶりに更新した。米大統領選の長期化懸念が残存するものの、上院での共和党優勢などの結果を背景とした米政策への安心感が引き続きリスクオン姿勢を支えた。時間外取引での米株先物の上昇や中国・上海総合指数はじめアジア市場の堅調を受けて午後の取引で一段高、本日の高値近辺での大引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続伸。東証1部の売買代金は概算で2兆7052億円と10月2日以来の水準を回復、売買高は同13億4474万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1543、値下がり574、変わらず62だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「精密」「情報・通信」など21業種が上昇、下落は「鉱業」「鉄鋼」「保険」など12業種。根強い業績評価から日本電産(6594)が上場来高値を更新、ソニー(6758)、太陽誘電(6976)、ソフトバンクグループ(9984)が上げ幅を広げ、医薬品大手も引き続き日経平均を支えた。月次売上が好調なエービーシー・マート(2670)が大きく上昇し、京阪神ビルディング(8818)はアクティビスト・ファンドのストラテジックキャピタルによる株式公開買い付け(TOB)の実施発表が材料視された。半面、月次売上が伸び悩んだとして良品計画(7453)が売られ、今3月期予想を上方修正したヤマシンフィルタ(6240)が材料出尽くしで急落。本日午後に決算発表した王子ホールディングス(3861)、千代田化工建設(6366)も冴えず、きのうストップ高したサインポスト(3996)が利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数がともにともに続伸、日経平均の一段高で投資家心理が改善しともに上げ幅を広げる展開となった。マクアケ(4479)、すららネット(3998)、ミンカブ(4436)が買われ、ドリコム(3793)、ジーエヌアイグループ(2160)、ジモティー(7082)が売られた。


2020年11月5日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,929.61(+234.38)
TOPIX 1639.21(+11.96)
東証一部売買高 57685万円

前引け・大幅続伸-米政策リスク後退との見方が優勢

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日終値に比べ234.38円高い23929.61円で引けた。米大統領選はバイデン氏優勢ながら長期化の様相を呈しているが、上院で共和党の優位が保たれたとの見方が強まるなか、規制強化などの政策リスクが和らいだとして世界的な株高反応が広がった。米長期金利の低下が高PERのハイテク株への見直し買いに繋がったほか、このところ下落基調にあった医薬品株などに買い戻しの動きが加速、相場を牽引した。11時過ぎには心理的節目の24000円を約9ヵ月半ぶりに回復する場面もあったが、前引けにかけ伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で1兆1578億円、売買高は同5億7685万株、値上がり銘柄数は1255、値下がり814、変わらず102だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「精密」「情報・通信」など16業種が上昇し、下落は「鉱業」「鉄鋼」「保険」など17業種。開発中のアルツハイマー治療薬への期待が高まったエーザイ(4523)が買い気配のままストップ高水準まで上昇、中外製薬(4519)、第一三共(4568)は5%超え急伸した。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)などの半導体関連やソフトバンクグループ(9984)も大幅高で指数を支えた。今3月期の純利益予想を引き上げた味の素(2802)が約3年振りの高値を回復、レノバ(9519)はじめ再生エネルギー関連も軒並み買われた。半面、米金利低下を嫌気して第一生命(8750)などの金融株が弱く、インフラ投資関連のコマツ(6301)、太平洋セメント(5233)、信越化学工業(4063)にも反動売りが嵩んだ。大幅な赤字見通しを発表したリコー(7752)は約8年ぶりの安値を付け、業績不振で希望退職募集を発表した三菱ケミカルホールディングス(4188)は約3年振りの安値に下落した。国内ユニクロの10月既存店売上の好調を支えに朝方、上場来高値を更新したファーストリテイリング(9983)も下げに転じた。

新興市場は主要2指数がともに続伸。マネーフォワード(3994)、AIinside(4488)、BASE(4477)が買われ、テラ(2191)、No.1(3562)、興研(7963)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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