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市況解説 2020年10月27日(火)

2020年10月27日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,485.80(-8.54)
TOPIX 1617.53(-1.45)
東証一部売買高 94534万株

大引け・続落-米株先物や中国株を支えに後場も下げ幅縮小

27日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比8.54円安の23485.80円で取引を終えた。コロナ感染拡大を警戒した欧米株式市場の大幅下落を嫌気して全面安で始まったが、寄り付き直後から急速に下げ渋り、後場の取引でも徐々に下げ幅を縮める展開を見せた。中国・上海総合指数や米株先物の持ち直しを支えに、大引けでは前日終値にあと8円と迫った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆8631億円と昨日をやや上回るも12日連続の2兆円割れにとどまり、売買高は同9億4534万株、値下がり銘柄数は903、値上がり1190、変わらず85だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「鉱業」「ゴム製品」など24業種が下落、上昇は「その他製品」「精密」「情報・通信」など9業種。商船三井(9104)、日立建機(6305)といった景気敏感株の一角が下げ幅を広げ、昼休み中に1-9月期営業減益を発表したヒューリック(3003)が下げに転じた。「大幅赤字転落と劣後ローン等による資金調達を検討」と伝わったJAL(9201)が大きく売られ、「従業員による資金流用疑惑により決算発表延期」を発表したネットワンシステムズ(7518)がストップ安比例配分となった。半面、エムスリー(2413)に代表される高PERの成長期待銘柄が後場も堅調に推移、オービック(4684)やキヤノン(7751)に決算評価の買いが継続した。HOYA(7741)は市場予想を上回る4-9月期決算と自社株買いを発表し上げ幅を拡大、神戸物産(3038)など巣ごもり関連も見直され、証券会社の投資判断引き上げが観測されたエービーシー・マート(2670)は後場一段高を見せた。

新興市場は主要2指数がともに上昇し、日経ジャスダック平均は4日ぶり、東証マザーズ指数は5日ぶり反発した。ギフティ(4449)、フリー(4478)、マクアケ(4479)が買われ、出前館(2484)、インパクトホールディングス(6067)、アンジェス(4563)が売られた。新規上場のカラダノート(4014)は買い気配のまま値付かず。


2020年10月27日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,428.70(-65.64)
TOPIX 1612.35(-6.63)
東証一部売買高 46698万株

前引け・続落―世界景気懸念が重荷も底堅さを維持

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて65.64円安い23428.70円で引けた。感染再拡大による景気懸念が重荷となり、26日の欧米株価が大きく売られた流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが先行。下げ幅は一時260円超に達したが、欧米に比べた新規感染者数の少なさや国内景況の良好さ、さらには円相場の落ち着きなどを支えに、業績が好調な銘柄を中心に押し目買いが入り、下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算9005億円、同売買高も概算4億6698万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は1355、値上がり683、変わらずが127。業種別TOPIXでは「空運」「鉱業」「ゴム製品」をはじめとする28業種が下落、「その他製品」「精密」「情報・通信」など5業種は上昇。メガバンクをはじめとする金融が軒並み安く、三越伊勢丹ホールディングス(3099)、J.フロントリテイリング(3086)など百貨店株の下げがきつい。日本製鉄(5401)や東邦亜鉛(5707)など素材関連も冴えず、栄研化学(4549)は今期の減収・減益見通しが嫌気された。通期予想を上方修正した日本電産(6594)は利食い売りで4%近く下げる場面があったが、その後急速に下げ渋った。反面、決算が好感されたキヤノン(7751)は大幅に3日続伸、任天堂(7974)やGMOペイメントゲートウェイ(3769)など巣ごもり関連の一角も強い。今期の増益見通しと株式分割(1:1.3)の実施などを発表したコーエーテクモホールディングス(3635)は6日ぶりに反発、ユーグレナ(2931)は昨晩のテレビ番組に取り上げられたことが材料視された模様。菅首相の「温暖化ガス排出ゼロ」との所信表明演説を受けて、正興電機製作所(6653)など蓄電池関連が動意付いた。

新興市場では、主要2指数がそろって反発。売り先行で始まったものの、巣ごもりやデジタル化関連に押し目買いが入り、急速な切り返しをみせた。弁護士ドットコム(6027)、メルカリ(4385)、JTOWER(4485)が高く、松屋アールアンドディ(7317)、マネーフォワード(3994)、GMOフィナンシャルゲート(4051)は安い。新規上場のカラダノート(4014)は買い気配が続いている。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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