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市況解説 2020年10月22日(木)

2020年10月22日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,474.27(-165.19)
TOPIX 1619.79(-17.81)
東証一部売買高 86317万株

大引け・反落―後場に入り下げ渋る場面も

22日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比165.19円安の23474.27円で取引を終えた。21日の米市場で株安・ドル安の流れが強まったうえ、朝方に伝わった報道を受けて米大統領選の混乱を懸念した売りも膨らむなど、冴えない展開となった。高値圏にあった中小型株への売りも厳しく、後場寄り後間もなくこの日の安値を付けたが、日銀による上場投資信託(ETF)購入観測や円高進行の一服などを支えに、大引けにかけて下げ渋る場面があった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆7740億円、同売買高も概算8億6317万株と引き続き低調で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1730、値上がり388、変わらず62。業種別TOPIXでは「空運」「医薬品」「電気・ガス」をはじめとする30業種が下落、上昇は「非鉄」「ゴム製品」「パルプ・紙」の3業種に留まった。ニトリホールディングス(9843)には島忠(8184)買収を巡る不透明感を嫌気した売りが膨らみ、コスト圧縮を急ぐとの報道が流れたANAホールディングス(9202)には改めて業績懸念が広がった。JR東日本(9020)の終電繰り上げ報道を受けて、京王電鉄(9008)など相互乗り入れしている私鉄各社の業績不安も意識された。連日で上場来高値を更新したメディカル・データ・ビジョン(3902)は後場一段安。反面、日本電産(6594)や太陽誘電(6976)などハイテク株の一角は業績期待の買いを集め、「アビガン販売へ中国企業と提携」と報じられた富士フイルムホールディングス(4901)が切り返した。クオールホールディングス(3034)は上期見通しの引き上げが好感され、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)には人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボ効果への期待が高まった。通期業績・配当予想を引き上げたレッグス(4286)は一時ストップ高まで買い進まれた。

新興市場では、主要2指数がそろって下落。高値圏銘柄への売りが厳しく、東証マザーズ指数は5%超下げる場面もあった。フリー(4478)、マクアケ(4479)、関通(9326)が売られ、バンク・オブ・イノベーション(4393)、買取王国(3181)、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)は買われた。


2020年10月22日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,454.85(-184.61)
TOPIX 1618.19(-19.41)
東証一部売買高 40780万株

前引け・反落-米株安、円高を警戒し23500円割れ

22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ184.61円安い23454.85円で引けた。21日の米市場での株安・ドル安に加え、朝方に伝わった「米当局がイランとロシアが米大統領選への関与を強めていることを警告した」との報道や、米追加経済対策を巡る不透明感が意識され、幅広い銘柄で手仕舞い売りが膨らんだ。時間外取引での米株先物や中国・上海総合指数が軟調に推移するなか押し目買い姿勢も弱く、心理的節目の23500円を割り込んだ。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証1部の売買代金は概算で8346億円、売買高は同4億780万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の8割超えの1749、値上がり349、変わらず74だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「ゴム製品」を除く31業種が下落、「空運」「医薬品」「小売」「陸運」などが値下がり率の上位に並んだ。円高進行を嫌気してホンダ(7267)、SUBARU(7270)が売られ、JR3社など業績懸念の強い安値圏銘柄の下げも厳しかった。本日引け後に決算発表を控える中外製薬(4519)をはじめ医薬品大手も軒並み弱く、メディカル・データ・ビジョン(3902)、ブイキューブ(3681)など直近急伸したデジタル化関連企業への利益確定売りも重荷となった。経営統合計画を撤回した三洋化成工業(4471)、日本触媒(4114)はともに下落。半面、今3月期の営業赤字見通しを縮小したNOK(7240)が急伸、銅市況の上昇を支えに住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)が大きく買われた。日野自動車(7205)は中国の電気自動車(EV)大手BYDと商用車開発に向け合弁会社を設立するとの発表が好感され、西松屋チェーン(7545)は10月既存店売上の伸び加速を受け13年ぶりの高値を付けた。島忠(8184)は投資ファンドも巻き込んだ争奪戦の様相を呈すなか、4日続伸で年初来高値を連日更新。

新興市場は主要2指数がともに下落、急伸していた銘柄にまとまった売りが出て、東証マザーズ指数は4%近い急落となった。メルカリ(4385)、HENNGE(4475)、BASE(4477)が売られ、CYBERDYNE(7779)、マネーフォワード(3994)、チームスピリット(4397)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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