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市況解説 2020年10月21日(水)

2020年10月21日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,639.46(+72.42)
TOPIX 1637.60(+11.86)
東証一部売買高 94331万株

大引け・反発―米株先物の上昇に支えられ、堅調地合いを維持

21日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比72.42円高の23639.46円で取引を終えた。米追加経済対策やワクチン開発への期待を背景に、20日の米主要株価が上昇した流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。朝方の買い一巡後は、円安進行の一服や中国・上海総合指数の軟調推移などが響き伸び悩んだが、米株先物の上昇を支えに堅調地合いは維持した。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算1兆8718億円、同売買高は概算9億4331万株とともに低調で、値上がり銘柄数は全体の7割超の1553、値下がり552、変わらず75だった。業種別TOPIXでは「精密」「その他製品」を除く31業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「海運」「空運」が値上がり率上位に並んだ。村田製作所(6981)や太陽誘電(6976)、TDK(6762)など米アップル関連が軒並み高く、公明党の山口代表が「Go To トラベル事業をゴールデンウィークまで延長すべき」と発言したことを受けてエイチ・アイ・エス(9603)などが賑わった。クレハ(4023)は4-6月期の収益改善が評価され、通期見通しの上方修正と増配実施を発表したソフトクリエイトホールディングス(3371)は急伸し上場来高値を更新した。反面、ソフトバンクグループ(9984)は「米エヌビディアによる英アーム買収に中国テクノロジー企業が強い懸念を表明」との一部報道が嫌気され、ファーストリテイリング(9983)は3日続落。ニトリホールディングス(9843)への買いは続かず、任天堂(7974)、コナミホールディングス(9766)といった巣ごもり関連の一角も冴えない。キャリアリンク(6070)は上場来高値を更新後に利食い売りが殺到、ディフェンシブ関連の一角も弱く、ライオン(4912)にはゴールドマンサックス証券の弱気レポートも観測された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。短期過熱警戒感の強まったマザーズ指数が後場に入って下げに転じた。出前館(2484)、JTOWER(4485)、日本テレホン(9425)が買われ、メルカリ(4385)、フリー(4478)、グッドパッチ(7351)は売られた。


2020年10月21日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,676.90(+109.86)
TOPIX 1640.16(+14.42)
東証一部売買高 48001万株

前引け・反発―米追加景気対策やワクチン開発への期待広がる

21日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べて109.86円高い23676.90円で引けた。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待を高める報道が相次いだうえ、米追加景気対策の協議に進展があったとの見方が広がり、幅広い銘柄に買いが優勢となった米国市場の流れを引き継いだ。一時140円近く上昇し24700円台に乗せる場面もあったが、日米主要企業決算などを見極めたいとのムードも漂い、その後は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算9179億円、同売買高も概算4億8001万株と引き続き盛り上がりを欠き、値上がり銘柄数は全体の3/4超の1680に達し、値下がり404、変わらずが91。業種別TOPIXでは「精密」を除く32業種が上昇、「鉱業」「海運」「鉄鋼」「非鉄」が値上がり率上位に並んだ。景気敏感株が総じて買われ、ファナック(6954)など工作機械メーカーには国内受注底入れ期待が台頭。ローム(6963)は上期業績予想の上方修正が好感され、PCR検査関連製品の需要増やワクチン製造受託の引き合いの強さが確認されたタカラバイオ(4974)も高い。「ニトリホールディングス(9843)が買収を検討」との観測報道が伝わった島忠(8184)は急騰。反面、DCMホールディングス(3050)には島忠の争奪戦への警戒が広がり、アドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)など半導体関連の一角も冴えない。今期大幅減益見通しを示したアルインコ(5933)は大幅続落、ジーンズメイト(7448)は利食い売りが重荷となった。中外製薬(4519)やエーザイ(4523)など医薬品の一角も安い。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。巣ごもりやデジタル化関連など、テーマ株物色が継続した。HENNGE(4475)、FRONTEO(2158)、CYBERDYNE(7779)が買われ、ジーエヌアイグループ(2160)、ラクス(3923)、アンジェス(4563)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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