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市況解説 2020年10月6日(火)

2020年10月6日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,433.73(+121.59)
TOPIX 1645.75(+8.50)
東証一部売買高 98971万株

大引け・続伸―後場は高値圏でもみ合う

6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比121.59円高の23433.73円で取引を終えた。トランプ米大統領の早期退院や米追加景気対策の合意期待、さらには良好な欧米景気指標が安心感をもたらす格好となった。高値圏銘柄への利益確定売りが膨らみ伸び悩む場面もあったが、国内の経済再生の動きの広がりを背景に下値は堅く、後場に入ると高値圏の狭いレンジでもみ合った。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆9941億円と9月7日以来の2兆円割れ、同売買高も概算9億8971万株と低調で、値上がり銘柄数は1152、値下がり923、変わらずが103。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「保険」「石油・石炭製品」をはじめとする28業種が上昇、「不動産」「その他金融」「水産・農林」など5業種は下落。ソフトバンクグループ(9984)が終日堅調に推移、「トヨタ自動車(7203)との合弁会社が車載用リチウムイオン電池の国内生産体制を強化」と一部で報じられたパナソニック(6752)は後場に入り上げ幅を広げた。トヨタと北米で燃料電池大型トラックを共同開発と伝わった日野自動車(7205)が急伸、6-8月期決算好調のウェザーニューズ(4825)には台風接近に伴う思惑買いも膨らみ、クラレ(3405)は炭素繊維材に本格参入するとの日経報道が刺激材料となった。反面、ファーストリテイリング(9983)は下げに転じ、オリンパス(7733)、ラクーンホールディングス(3031)といった高値圏銘柄に利食い売りが嵩んだ。今期大幅減益見通しを示した三協立山(5932)やツクイホールディングス(2398)の下げがきつく、6-8月期大幅増益のクリエイトSDホールディングス(3148)には材料出尽くし感が広がった。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。値動きの良い直近IPO銘柄やテーマ株を物色する流れが継続した。すららネット(3998)、日本ラッド(4736)、NexTone(7094)が買われ、セリア(2782)、グラフィコ(4930)、フリー(4478)は売られた。上場3日目のタスキ(2987)は、後場はストップ高買い気配で推移した。


2020年10月6日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,425.91(+113.77)
TOPIX 1642.54(+5.29)
東証一部売買高 48069万株

前引け・続伸-米株高、円安を好感

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ113.77円高い23425.91円で引けた。トランプ米大統領の早期退院や先行き景気への安心感などを支えとした5日の米株高を好感、寄り付きから幅広い銘柄に買いが先行した。高値圏の銘柄への利益確定売りに押されて上げ幅を急速に縮める場面もあったが、金融や輸出関連などの景気敏感株への見直し買いを支えに前引けにかけ再度強含んだ。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証1部の売買代金は概算で9870億円、売買高は同4億8069万株と低調で、値上がり銘柄数は961、値下がり1094、変わらず119だった。業種別TOPIXは全33業種中、「保険」「ゴム製品」「石油・石炭製品」など27業種が上昇、下落は「不動産」「その他金融」「空運」など6業種。米ハイテク株高を好感してソフトバンクグループ(9984)が7日続伸、ファナック(6954)、ホンダ(7267)、日東電工(6988)などが指数を牽引した。主力製品の黒鉛電極を1~2割値上げすると発表した東海カーボン(5301)をはじめ、素材株も引き続き堅調だった。今11月期業績予想を上方修正したトーセイ(8923)は一時ストップ高まで買われ、グレイステクノロジー(6541)は日経新聞選定の「NEXT1000」において、3年前比1人当たり売上高成長率が首位となったと報じられたことで、買いを集めた。半面、今期見通しの引き上げが市場予想を下回ったとしてダイキン工業(6367)が売られ、JPX(8697)は先週のシステム障害が「バックアップ切り替えの設定ミス」と発表、あらためて嫌気売りに繋がった。ソニー(6758)はスマホ向け画像センサーの価格下落が売り材料視され、4-9月期営業利益が2割減となったアドヴァン(7463)、高値圏にあったスクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、オリンパス(7733)などにも手仕舞い売りが優勢だった。

新興市場は主要2指数がともに続伸、巣ごもり関連やデジタル化関連などへの買いが継続した。BASE(4477)、アクシス(4012)、ギフティ(4449)が買われ、rakumo(4060)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、セリア(2782)が売られた。上場3日目のタスキ(2987)は公開価格670円に対し5060円で寄り付いたあとストップ高まで上昇した。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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