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市況解説 2020年10月5日(月)

2020年10月5日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,312.14(+282.84)
TOPIX 1637.25(+28.03)
東証一部売買高 104647万株

大引け・3日ぶり大幅反発-後場は膠着感強まる

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発、先週末比282.24円高の23312.14円で取引を終えた。トランプ米大統領の容態に対する安心感や米追加経済対策への期待などを支えに前場中には350円近い上昇場面も見られたが、後場は商い閑散のなか小幅なレンジ取引に終始した。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに大幅反発。東証1部の売買代金は概算で2兆711億円、売買高は同10億4647万株と低調で、値上がり銘柄数は全体の9割近い1905、値下がり226、変わらず46だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」を除く32業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「陸運」「保険」などが値上がり率の上位に並んだ。「GoToキャンペーン」の拡充などによる経済活動持ち直しを期待してJR3社はじめ電鉄株が全面高、高島屋(8233)、ぐるなび(2440)など個人消費関連や、世界経済の影響を受けやすい商船三井(9104)、日本製鉄(5401)にも買いが入った。NEC(6701)はスイスのフィンテック企業アバロクの持株会社買収を発表、朝方には財務負担を懸念した売りが先行も切り返して後場一段高した。古野電気(6814)は2-8月期業績予想を上方修正して一時ストップ高まで買われた。半面、半導体関連のディスコ(6146)、イビデン(4062)が下げ幅を広げ、システム障害のネガティブイメージを引きずるJPX(8697)は終日冴えなかった。エスプール(2471)は第3四半期大幅増益が出尽くし反応に繋がり、先週急伸したキャリアリンク(6070)には利益確定の動きが優勢だった。月次不調のアダストリア(2685)も冴えず。

新興市場は主要2指数がともにそろって3日ぶりに続伸、直近上場銘柄や成長期待の高い銘柄に買いが入り、東証マザーズ指数は年初来高値を更新した。グラフィコ(4930)、マネーフォワード(3994)、日本情報クリエイト(4054)が買われ、ギフティ(4449)、すららネットネット(3998)、オンコセラピー・サイエンス(4564)が売られた。上場2日目のタスキ(2987)は買い気配のまま値付かず。


2020年10月5日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,340.52(+310.62)
TOPIX 1639.21(+29.99)
東証一部売買高 52431万株

前引け・大幅反発―トランプ氏退院観測報道で安心感広がる

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前週末終値に比べて310.62円高い23340.52円で引けた。新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領が本日中にも退院すると伝わり、安心感が広がる展開となった。米雇用統計への反応は限定的なものに留まっているが、米追加景気対策への期待や円相場の弱含み推移などを追い風に、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが優勢となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算9935億円、同売買高も概算5億2431万株と盛り上がりに欠け、値上がり銘柄数は全体の9割近い1927に達し、値下がり205、変わらず41。業種別TOPIXでは「その他製品」を除く32業種が上昇、「鉱業」「陸運」「保険」「鉄鋼」が値上がり率上位に並んだ。「高炉1基を年内に再稼動」と報じられた日本製鉄(5401)が大きく買われ、島忠(8184)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せする格好で急伸、DCMホールディングス(3050)にはシナジー効果を期待した買いが膨らんだ。自動車レース「F1」からの撤退を表明したホンダ(7267)が高く、通期見通しを大幅上方修正した竹内製作所(6432)は13%超上昇。反面、東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)など半導体株の一角が冴えず、任天堂(7974)には手じまい売りが続いた。第三者割当増資などで222億円を調達したエイチ・アイ・エス(9603)には希薄化懸念が台頭、今期営業赤字見通しを示したTSIホールディングス(3608)も厳しい。今期の利益予想を上方修正した大阪有機化学工業(4187)には出尽くし感が広がった。新規上場のダイレクトマーケティングミックス(7354)は公開価格2700円に対し、2600円の初値を付けた。

新興市場でも、主要2指数がそろって反発。市場の地合い好転で、値動きの良い銘柄などに物色の矛先が向かった。BASE(4477)、I−ne(4933)、アサカ理研(5724)が買われ、マクアケ(4479)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、ログリー(6579)は売られた。上場2日目のタスキ(2987)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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