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市況解説 2020年10月2日(金)

2020年10月2日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,029.90(-155.22)
TOPIX 1609.22(-16.27)
東証一部売買高 148464万株

大引け・続落-トランプ大統領のコロナ感染受け売り加速

2日の東京株式市場で日経平均株価は続落、30日終値に比べ155.22円安の23029.90円で取引を終えた。東証システムの正常化や1日の欧米株高を支えに午後中ごろまではプラス圏の値動きを維持したが、14時前に「トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染と判明」と伝わり、一気に売りが加速した。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物の下げ幅拡大のなか、心理的節目の23000円を割り込む場面もあったが、「状態は良好」との一部報道もあり、大引けにかけ下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証1部の売買代金は概算で2兆8642億円、売買高は同14億8464万株、値下がり銘柄数は概算で1729、値上がり398、変わらず48だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「鉱業」「電気・ガス」など26業種が下落、上昇は「銀行」「情報・通信」「不動産」など7業種。朝方から軟調だった大手医薬品が下げ幅を広げ、ソニー(6758)、リクルートホールディングス(6098)などが日経平均を押し下げた。9月既存店売上が前年同月比10%超え減少したコメリ(8218)が大幅安、3-8月期営業利益が3割減となったダイセキ環境ソリューション(1712)も売られた。9月末に管理銘柄(審査中)に指定されたハイアス・アンド・カンパニー(6192)は連日の急落で一時ストップ安まで売られる場面もあった。半面、半導体関連の東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)は上昇を維持、川崎汽船(9107)、コマツ(6301)などの景気敏感株やホンダ(7267)もしっかりだった。資生堂(4911)には証券会社の強気判断が伝わり、KDDI(9433)はじめ携帯キャリアもそろって上昇した。

新興市場は主要2指数がともに続落。BuySellTechnologies(7685)、ギフティ(4449)、ワークマン(7564)が売られ、インティメート・マージャー(7072)、シャノン(3976)、メルカリ(4385)が買われた。上場4日目のヘッドウォータース(4011)は公開価格2400円に対し28560円で、3日目のアクシス(4012)は同1070円に対し5700円で寄り付いた。本日上場のタスキ(2987)は買い気配のまま寄り付かず。


2020年10月2日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,219.62(+34.50)
TOPIX 1624.96(-0.53)
東証一部売買高 62994万株

前引け・反発-東証再開に安心感広がるも上値も重い

2日午前の東京株式市場は反発、30日終値に比べ34.50円高い23219.62円で引けた。きのう終日全面売買停止となった東京証券取引所が再開、目立った混乱も見られないなかで昨日欧米市場の堅調さを織り込む展開となった。もっとも米雇用統計の発表を控えた週末とあって上値を買い上がる動きは乏しく、寄り付き直後に180円超え上昇したあとは徐々に上げ幅を縮めた。東証株価指数(TOPIX)は小幅続落。東証1部の売買代金は概算で1兆2139億円、売買高は同6億2994万株と通常ベースよりやや膨らみ、値上がり銘柄数は概算で952、値下がり1145、変わらず78。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「銀行」「不動産」など19業種が上昇、下落は「医薬品」「電気・ガス」「陸運」など14業種だった。メガバンクはじめ金融株が見直され、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)といった指数寄与度の大きい値嵩株が日経平均を押し上げた。低価格の5G携帯サービスを発表した楽天(4755)が急伸して、年初来高値を更新、1日からの「GoToトラベル」東京発着分の追加も意識されたようだ。業績悪化観測が報じられた三越伊勢丹ホールディングス(3099)、高島屋(8233)などの百貨店が大きく上昇、3-8月期最終損失の予想を縮小したイオンモール(8905)や、12-8月期決算を発表したキユーピー(2809)が買われた。アンリツ(6754)は証券会社の目標値引き上げが好感された。半面、銅市況安を嫌気して三菱マテリアル(5711)、三井金属(5706)が下落、高値圏の第一三共(4568)をはじめ大手医薬品も軒並み売られた。東証の基幹システムの設計・開発を手掛ける富士通(6702)は上昇して始まるも下げに転じ、今3月期業績が会社予想を上回るとの観測報道が出たダイキン工業(6367)は材料出尽くし反応となった。

新興市場は主要2指数が高安まちまちの動きとなり、日経ジャスダック平均が続落した一方、東証マザーズ指数は反発して年初来高値を上回った。cotta(3359)、ログリー(6579)、ディー・ディー・エス(3782)が売られ、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、GMOフィナンシャルゲート(4051)、オンコセラピー・サイエンス(4564)が買われた。上場4日目のヘッドウォータース(4011)、3日目のアクシス(4012)、本日上場のタスキ(2987)はいずれも買い気配のまま値付かず。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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