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市況解説 2020年9月29日(火)

2020年9月29日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,539.10(+27.48)
TOPIX 1658.10(-3.83)
東証一部売買高 114065万株

大引け・小幅続伸―米株先物高で心理上向き、好需給が支えに

29日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸、前日比27.48円高の23539.10円で取引を終えた。米大統領候補による初のテレビ討論会を前に買い手控えムードが広がるなか、次第に好需給への意識が高まる展開となった。米株先物や中国株の堅調推移が投資家心理の改善をもたらす下で、配当再投資思惑や日銀による上場投資信託(ETF)購入観測を支えにプラス転換、100円超上昇する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに小反落。東証一部売買代金は概算2兆3585億円、同売買高は概算11億4065万株で、値上がり銘柄数は949、値下がり1144、変わらず70だった。業種別TOPIXでは「電気機器」「情報・通信」「水産・農林」など11業種が上昇、「石油・石炭製品」「電気・ガス」「銀行」をはじめとする22業種は下落。NTTドコモ(9437)がストップ高比例配分され、中国景気回復や米ハイテク株の底入れ観測を追い風に、キーエンス(6861)やオムロン(6645)が上場来高値を更新した。任天堂(7974)など巣ごもり関連も総じて高く、美容室向け販売サイト好調のラクーンホールディングス(3031)も強い。反面、トヨタ自動車(7203)や日立製作所(6501)は再編思惑が重荷となり、電力株やENEOSホールディングス(5020)などは世界的なESG投資の広がりが嫌気された模様。上期大幅増収・増益のハローズ(2742)は通期見通しの据え置きが売り材料視され、有価証券報告書などの提出遅延で管理銘柄に指定されたサクサホールディングス(6675)の下げがきつい。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。後場に入っても騰勢は衰えず、東証マザーズ指数は約1週間ぶりに年初来高値を更新した。BASE(4477)、すららネット(3998)、Aiming(3911)が買われ、I−ne(4933)、ヒロセ通商(7185)、テラ(2191)は売られた。新規上場のヘッドウォータース(4011)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


2020年9月29日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,433.82(-77.80)
TOPIX 1648.79(-13.14)
東証一部売買高 52370万株

前引け・反落―米大統領候補のテレビ討論会を前に手控えムード

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値に比べて77.80円安い23433.82円で引けた。米追加経済対策への期待や英国と欧州連合(EU)との貿易交渉に対する楽観的な見方の台頭で28日の欧米株式は大幅上昇したものの、米大統領候補による初のテレビ討論会を前に、買い手控えムードが広がる展開となった。もっとも、9月末の配当落ち分が約142円あることを考慮すれば底堅さは維持されていたことから、前引けにかけては、米株先物や中国株の堅調推移に支えられて下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算1兆598億円、同売買高は概算5億2370万株で、値下がり銘柄数は全体の2/3近い1417、値上がり677、変わらずが65。業種別TOPIXでは「電気・ガス」「石油・石炭製品」「医薬品」をはじめとする27業種が下落、「鉱業」「情報・通信」「電気機器」など5業種は上昇し、「鉄鋼」は横ばいだった。「NTTドコモ(9437)を完全子会社化へ」と報じられたNTT(9432)には財務負担や株式価値の希薄化を懸念した売りが膨らみ、好配当利回り銘柄の人気離散も目に付き、KDDI(9433)、ソフトバンク(9434)には値下げ警戒も改めて意識される格好に。今期見通しを上方修正したあさひ(3333)は出尽くしの反応を示し、クスリのアオキホールディングス(3549)は不冴えな9月既存店売上高が重荷となった。新株予約権の発行を決めたダブル・スコープ(6619)は厳しい下げに見舞われた。反面、アンリツ(6754)など次世代通信規格「5G」関連の一角が買われ、東京エレクトロン(8035)など半導体関連にも見直し買いが広がった。8月月次好調の神戸物産(3038)が反発、通期予想を引き上げたしまむら(8227)は急伸し年初来高値を更新。ソニー(6758)は三菱UFJ証券の強気レポートが支えとなった。

新興市場では、主要2指数がそろって上昇。大型株の値動きが鈍くなるなか、直近IPO銘柄やテーマ株を物色する流れが強まった。JTOWER(4485)、まぐまぐ(4059)、出前館(2484)が買われ、トヨクモ(4058)、プラコー(6347)、日本ラッド(4736)は売られた。新規上場のヘッドウォータース(4011)は買い気配が続き、上場2日目のrakumo(4060)は公開価格1250円に対して3800円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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