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市況解説 2020年9月24日(木)

2020年9月24日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,087.82(-258.67)
TOPIX 1626.44(-17.81)
東証一部売買高 124782万株

大引け・大幅続落―アジア株安が投資家心理冷やす

24日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比258.67円安の23087.82円で取引を終えた。23日の米国株の急反落を嫌気した売りが先行、日銀による上場投資信託(ETF)購入や配当狙いの買いへの思惑から、前引けにかけて下げ渋る場面もあったが、後場に入ると改めて売りが膨らむ展開となった。中国をはじめとするアジア主要株価の下落が投資家心理を一段と冷やした模様で、換金売りに押される高値圏銘柄も目に付くが、節目の23000円は割り込まなかった。東証株価指数(TOPIX)も下げ幅を拡大。東証一部売買代金は概算2兆2909億円、同売買高は概算12億4782万株で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1685、値上がり419、変わらずが72。業種別TOPIXでは「精密」を除く32業種が下落、「鉄鋼」「非鉄」「鉱業」「輸送用機器」が値下がり率上位に並んだ。任天堂(7974)や富士通(6702)、NTTデータ(9613)などが利食い売りに押され、「SGホールディングス(9143)との資本・業務提携を解消へ」と一部メディアで報じられた日立物流(9086)は一時15%近く急落。「議決権集計1000社で誤り」と伝わった三井住友トラスト・ホールディングス(8309)も冴えず、エイチ・アイ・エス(9603)はみずほ証の格下げが嫌気された。反面、昼休み中に上期業績見通しの上方修正を発表した郵船(9101)は上昇に転じ、テクマトリックス(3762)は中間配当予想の増額が好感された。9月月次好調の西松屋チェーン(7545)はかろうじてプラスを維持、新規上場したトヨクモ(4058)の第2位株主であるサイボウズ(4776)が賑わった。四国銀行(8387)と業務提携契約を結んだPRTIMES(3922)もしっかり。

新興市場では、主要2指数がそろって3日ぶりに反落。テラ(2191)、HENNGE(4475)、ブロードバンドタワー(3776)が売られ、オンコセラピー・サイエンス(4564)、ITbookHD(1447)、ログリー(6579)は買われた。グラフィコ(4930)は公開価格4090円に対し9560円の初値を付けたが、トヨクモ(4058)、まぐまぐ(4059)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


2020年9月24日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,214.49(-132.00)
TOPIX 1635.46(-8.79)
東証一部売買高 54328万株

前引け・続落-米株安を嫌気も底堅さ示す

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ132.00円安い23214.49円で引けた。23日の米株市場で新型コロナ感染の拡大や追加経済対策の遅れに対する警戒から主要3指数がそろって大幅反落、この流れを引き継ぎ景気敏感の主力株を中心に幅広い銘柄で売りが先行した。寄り付き直後には250円近い下げ場面があったが、円相場が1ドル=105円台半ばに弱含むなか、徐々に業績期待の個別物色気運が高まり前引けにかけてやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証1部の売買代金は概算で1兆24億円、売買高は同5億4328万株、値下がり銘柄数は全体の7割近い1482、値上がり610、変わらず83だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「小売」を除く31業種が下落、「非鉄金属」「鉄鋼」「ゴム製品」「海運」などが値下がり率の上位に並んだ。世界景気の影響を受けやすい日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)など素材関連や海運株が売られ、ソフトバンクグループ(9984)の軟調も響いた。直近賑わった日本製鋼所(5631)が利益確定売りに押され、提携先の米テスラが急落したパナソニック(6752)も弱い。関西電力(9503)は今3月期純利益が3割減となる見通しを示したことが嫌気され、住友不動産(8830)には証券会社の投資判断引き下げが伝わった。半面、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の世界販売見通しが上方修正され、東京エレクトロン(8035)、HOYA(7741)が上昇、デジタル化関連のNEC(6701)、NTTデータ(9613)もしっかりだった。日本調剤(3341)は4-9月期純利益が従来予想に反し黒字を確保するとして大幅高、ハピネット(7552)は今3月期営業利益が4割超えの増益となる見通しを発表し14%近く急伸した。9月の既存店売上が好調だったしまむら(8227)はじめ、コメリ(8218)、良品計画(7453)など小売の一角も堅調だった。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。テラ(2191)、ポート(7047)、ディー・ディー・エス(3782)が売られ、ログリー(6579)、マネーフォワード(3994)、BASE(4477)が買われた。新規上場のトヨクモ(4058)、まぐまぐ(4059)、グラフィコ(4930)はともに買い気配が続いている。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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