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市況解説 2020年9月23日(水)

2020年9月23日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,346.49(-13.81)
TOPIX 1644.25(-2.17)
東証一部売買高 151983万株

大引け・小反落―後場は急速に下げ渋る

23日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落、前週末比13.81円安の23346.49円で取引を終えた。連休中の世界的な株安傾向を嫌気して景気敏感を中心に幅広い銘柄に売りが膨らんだが、朝方の売り一巡後は、円高進行の一服や米連邦暫定予算の合意報道などを支えに下げ渋る展開となった。後場に入ると、日銀による上場投資信託(ETF)購入観測や配当狙いの買いへの思惑なども意識され、上昇に転じる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算2兆7632億円、同売買高は概算15億1983万株で、値下がり銘柄数は1367、値上がり732、変わらず77だった。業種別TOPIXでは「鉱業」「鉄鋼」「非鉄」をはじめとする23業種が下落、「陸運」「小売」「海運」など10業種は上昇。メガバンクや第一生命ホールディングス(8750)など金融株が終日軟調に推移、日本製鉄(5401)なども冴えない。パナソニック(6752)は米テスラが車載電池の基幹部品であるセルを自社生産すると発表したことが重荷となり、ラサ商事(3023)は今期の減収減益見通しが嫌気された。反面、東京エレクトロン(8035)や日本電産(6594)など値嵩ハイテク株の一角が上げ幅を拡大、伊藤忠商事(8001)などの好配当利回り銘柄も総じて高い。連休中の人手の急回復を受けて京王電鉄(9008)など電鉄株が賑わい、無形固定資産倍率の高い企業として日経朝刊に取り上げられたキャリアインデックス(6538)は13%超上昇。通期見通しの上方修正と同業の島忠(8184)買収観測が好感されたDCMホールディングス(3050)も急伸、「内閣府は来年度から新婚世帯に60万円を上限に補助する方針を固めた」との報道を受けてワタベウェディング(4696)はストップ高まで買われた。

新興市場では、政策関連への買いが広がり、主要2指数がそろって続伸。すららネット(3998)、ITbookHD(1447)、メドレー(4480)が買われ、ポート(7047)、ティーケーピー(3479)、ティアンドエス(4055)は売られた。


2020年9月23日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,220.33(-139.97)
TOPIX 1637.48(-8.94)
東証一部売買高 76546万株

前引け・反落―連休中の海外株安を嫌気

23日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べて139.97円安い23220.33円で引けた。欧州における新型コロナの感染再拡大や米追加経済対策の協議難航、さらには欧米金融機関の資金洗浄(マネーロンダリング)疑惑報道などが重荷となり、連休中に欧米・アジアの株式相場が大幅に下落、運用リスクを回避する動きが広がった。一方で、22日の米株反発や円高進行の一服、米連邦暫定予算の合意報道などが支えとなり、下げは限定的なものに留まった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆3496億円、同売買高は概算7億6546万株で、値下がり銘柄数は1483、値上がり630、変わらずが61。業種別TOPIXでは「鉱業」「鉄鋼」「不動産」をはじめとする27業種が下落、「海運」「小売」「陸運」など6業種は上昇。銀行が軒並み安く、自動車も総じて冴えない。ニコン(7731)が25年ぶりの安値を付けるなど欧州売上高比率の高い銘柄への売りも嵩んだ。今期の大幅減収・減益見通しを発表した第一稀元素化学工業(4082)が急落、通期見通しを上方修正したLIFULL(2120)は出尽くしの反応を示した。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、エムスリー(2413)が買われ、「アビガンの製造販売の承認を近く厚労省に申請へ」と報じられた富士フイルムホールディングス(4901)はおよそ1ヵ月ぶりの高値を付けた。NTTデータ(9613)にはデジタル庁新設を囃した買いが継続、ブイキューブ(3681)、アセンテック(3565)などテレワーク関連の上げも目に付く。総合出版社の買収を決めたビーグリー(3981)は一時ストップ高まで買い進まれた。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。テレワークや巣ごもり関連などが物色され、東証マザーズ指数は2年半ぶりの高値を付けた。BASE(4477)、HENNGE(4475)、ブロードバンドタワー(3776)が買われ、ALBERT(3906)、サンバイオ(4592)、セルソース(4880)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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