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市況解説 2020年9月18日(金)

2020年9月18日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 23,360.30(+40.93)
TOPIX 1646.42(+8.02)
東証一部売買高 149974万株

大引け・反発-後場も個別物色姿勢が支えに

18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日比40.93円高の23360.30円で取引を終えた。明日からの4連休を控えて積極的な売買は見送られたものの、菅新首相の政策推進への期待や業績回復を意識した個別物色意欲が旺盛で、終日堅調地合いを保った。武田総務相の「首相から携帯料金の引き下げに向けた検討を進めるよう指示された」との発言から大手携帯各社が後場一段安したものの、デジタル化政策の恩恵が期待される総合システム会社への買いが支えとなった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で2兆7151億円、売買高は同14億9974万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1600、値下がり488、変わらず88だった。業種別TOPIXは全33業種中、「パルプ・紙」「海運」「その他製品」など24業種が上昇し、下落は「情報・通信」「ゴム製品」「証券」など9業種。NTTデータ(9613)、野村総合研究所(4307)、NEC(6701)が上げ幅を拡大、ソニー(6758)、村田製作所(6981)など主力ハイテク株にも買いが入り相場を下支えた。「Gotoキャンペーン」への東京都発着分の追加が好感され、JR各社をはじめ電鉄株が軒並み強く、「田村厚労相が不妊治療の助成金を増額すると表明」したと報じられあすか製薬(4514)も一段高した。新型コロナ治療薬の治験受託を発表したリニカル(2183)は一時ストップ高まで買われた。半面、NTTドコモ(9437)は年初来安値を更新、昨日急伸した千趣会(8165)やきのう新規上場の雪国まいたけ(1375)が下落した。ファンケル(4921)には国内証券の格下げが伝わり、今5月期の最終減益予想を据え置いたクスリのアオキ(3549)も終日冴えなかった。

新興市場は主要2指数がともに反発、連休前の手仕舞い売りが重荷となったが、政策や業績期待の個別物色が継続した。東証マザーズ指数は年初来高値を更新。HENNGE(4475)、ブロードバンドタワー(3776)、マクアケ(4479)が買われ、バンク・オブ・イノベーション(4393)、ニューラルポケット(4056)、イトクロ(6049)が売られた。


2020年9月18日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 23,326.00(+6.63)
TOPIX 1642.01(+3.61)
東証一部売買高 52988万株

前引け・小反発-米株安嫌気も新政権への期待が支えに

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅反発、前日終値に比べ6.63円高い23326.00円で引けた。17日の米株市場で主力ハイテク株への売りが継続、円相場の強含み推移や4連休前の手仕舞い売りも重荷となったが、菅新政権への政策期待や出遅れ株物色が相場を下支えた。シカゴ先物取引システム(GLOBEX)での米株先物安が嫌気され、下げに転じる場面も見られたが、中国・上海総合指数の上げ幅拡大を好感して前引けにかけ再度切り返した。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証1部の売買代金は概算で9438億円、売買高は同5億2988万株、値上がり銘柄数は全体の6割超えの1422、値下がり641、変わらず112だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「空運」「陸運」など24業種が上昇、下落は「情報・通信」「ゴム製品」「証券」など9業種にとどまった。JR3社やJAL(9201)、ANA(9202)など運輸関連が軒並み買われ、ホンダ(7267)、いすゞ自動車(7202)といった自動車株もそろって上昇した。「菅政権が来年秋までのデジタル庁の新設を目指す方針」との報道を受け、NTTデータ(9613)、NEC(6701)やSHIFT(3697)が大幅高、今2月期業績予想や配当計画を引き上げたアレンザホールディングス(3546)は急伸して上場来高値を更新した。半面、携帯大手3社がそろって下落、ソフトバンクグループ(9984)も売られ、指数の上値を抑えた。ダイキン工業(6367)、エムスリー(2413)、第一三共(4568)などの高値圏銘柄にも利益確定売りが優勢で、カプコン(9697)は任天堂(7974)スイッチ向けゲームソフト「モンスター・ハンター」の発表を好感して上場来高値に面合わせするも、その後は材料出尽くしの反応となった。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。好決算や政策期待の個別物色は継続しているものの、週末手仕舞い売りが上値を抑えた。ティアンドエス(4055)、セルソース(4880)、KIYOラーニング(7353)が買われ、Mマート(4380)、メルカリ(4385)、BASE(4477)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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